album
●Collaboration Album『Nud Pised』● '07/3/24 release
R the StarとBie the Starがコンビを組んでCDをリリース。人気者同士の共演ということで、ファンにはとってもたまらない企画アイテムですね。 R&BならぬR & Bieがお送りする曲は、タイポップ全開だったり、じっくりバラードだったり、力強い曲だったりと、多彩なナンバーで楽しませてくれます。 どちらも個性あふれるヴォーカルで魅了してきます。時代を担うタイのポップスターの勢いが見事に表れた作品になっています。両者の活躍は、この後ますます光りますよ。
1. Yah pid nud
親しみのあるポップチューン。軽やかなトラックと2人の元気いっぱいなヴォーカルが広がる1曲です。 一応、サビではハモリもあって、テクニックも披露。間奏での会話のやりとりも微笑ましいね。
2. Toe mar wah ruk
ゆったりバラードナンバー。心を込めて歌っている様子が伝わってくるね。サビではファルセットも聞かせるような高音ラインも。 うっとりさせてくれます。
3. Glub plai gord ter
バラードナンバー。甘いヴォーカルが広がるので、吸い込まれていきますね。そして、後半では切なさも出てきて、ドラマを作ります。
4. Nah tar dee mai mee fan
ガッツリどっしり。ロックなサウンドをバックに、力強く歌を聞かせてくれます。カッコよさがダイレクトに伝わってくるね。
5. Lhork wah ruk
甘いヴォーカルが広がるバラードナンバー。サビでは一気にドラマを生み出すようなメロディで、まったり聞かせてくれました。
6. Miss you
こちらも暖かく柔らかなサウンドを纏って聞かせてくれるバラードナンバー。どこか包み込んでくれるような、味わいがありますね。
7. Gor tor mor chun ruk ter
コミカルなポップサウンド。少々レゲエテイストも感じさせるタイポップですね。実に楽しそうに歌う2人が印象的。 元気いっぱいで、なんか表情が緩んでしまうね。
8. Dork mai gub hua jai
力強さの出たロッカバラード。ヴォーカルも訴えかけるような説得力のあるヴォーカルがじっくりと聞かせてくれます。 バックのサウンドも、なかなかかっこいいね。
9. Fhun pai rue plao
煌めきあふれるミディアムチューン。淡い音、そしてダイレクトに伝えてくるヴォーカルに吸い込まれます。すっかり世界ができていますね。
10. Puen mai ting gun
ロックなサウンドをガツンとぶつけてくるナンバー。勢いや鋭さ、気持ちを全て込めて、ヴォーカルを聞かせてくれます。 キリッとクールな面もあって、なかなかかっこいいんだな。
●2nd Album『I Love U 2』● '08/1/26 release
タイで人気を誇る Bieの2枚目となるオリジナルアルバム。バラードが中心となっているけれども、時に縦ノリHIP-HOPなナンバーや、アジアンポップな面も見せて、楽しく話を聞かせてくれます。 ただ、やっぱりBieの歌を堪能できるのはバラードだよね。ミディアム~スローと、様々なタイプのバラードを器用に歌いこなし、その世界へと導いてくれます。 また、ギターや弦楽の音をしなやかに取り入れては、感動的な世界をより一層鮮やかに変えて来ます。 タイトルの気持ちがそのままパッケージされた作品ですね。10曲だけなんてもったいないと思わせる、かっこいいパフォーマンスです。
1. Jung wa hua jai
クールなR&Bトラックと、どこか聞き覚えのあるメロディ。 「エリーゼのために」をサンプリングしたイントロを経て、ミディアムテンポのグルーヴィーな曲が展開。伸びやかに歌い上げるBieは、さらにラップも披露してかっこいいです。
2. Someone
イントロからうっとり、ドラマティックな音を放つバラードナンバー。ただ、歌が入ってくると、何か残念。若干、ヴォーカルにエフェクトをかぶせているのかな? 曲自体はシンプルなミディアムバラードチューン。音使いが印象を左右するトラックだな。
3. Pak nak
イントロで弦が彩って来ましたね。 本編はピアノの音がドラマティック位盛り上げては、弦の音もしなやかに。華やかさとともに伝えるバラードナンバーです。Bieも心を込めて歌う姿が伝わって来ますね。
4. Yark took reak wa fan
この曲も、Bieのヴォーカルが前面に出てくるバラードナンバー。 しばらくはギターとピアノでしっとりと。途中からは打ち込みが入って来たり、さらにサウンドに厚みを出して聞かせてくれます。シンプルの中に深い味わいがあるね。
5. Missed Call Miss You
ピコピコダンスポップでBieがはじけまくる1曲。 弦が入ってくると、クールなヴォーカルと躍動するビートが絡み合う。サビに入ると、キャッチーなメロディを放ったんだけれども、その部分だけ、雰囲気が1990年代のJ-POPだね。
6. Khum jum gud khwam
ドリーミングなバラードナンバー。Bieが心を込めて歌います。 バックのサウンドも、心情を表すかのように、サビでは鮮やかになって、よりドラマティックに変身。
7. Kor Hueng Nid Nueng Na
アナログノイズが散りばめられたイントロ、そして縦ノリビートでHey, what's up? なノリを出すナンバー。ギターの軽やかさが爽やかさを出して、どっぷりビートがかっこよく飾ります。ポップに聞かせてくれました。
8. Love At First Sight
鮮やかサウンドがドリーミングでドラマティック。そこに瑞々しいBieのヴォーカルが入って来ては、伸びやかに響き渡る。 サウンドは結構派手さがあるんだけれども、メロディ自体は結構シンプルなバラードナンバー。
9. Puen ruam thang
イントロからアジアンポップスな香りを漂わせて、楽しく弾けるダンスチューン。とにかくウキウキ楽しく歌うBieが印象的。 サウンドさながら伸び伸びしている部分は、とっても新鮮ですね。
10. I Love You Too (Feat. Vietrio)
弦にピアノにと、美しさを放ったイントロからスタートのミディアムナンバー。でも、本編はドンドンと音が厚くなっていっては、優雅に展開。 生き生きしたBieのヴォーカルと呼応するかのように弦の音がしなやかに響き渡ります。
●Compilation Album『Bie : Love Hits』● '08/8/25 release
タイでは流行りの、ラブソングを集めたコンピレーションアルバム。ただ、Bieって、まだオリジナルの作品を2枚しか出していないんだよね。 それでラブソングのコンピレーションと言ってもな。もちろん、アルバムに未収録だったナンバーや、サウンドトラックの曲なども集めて、一堂に会しています。 まだまだ若いBieなのに、これほどまでに歌の幅があって面白いんだけれども、正直、Bie人気にあやかった作品にも否めないな。半数はバラード曲で、とにかく甘い世界に浸ることができます。
1. I need somebody
Bieの記念すべきデビューシングル。とにかく愛が詰まったラブソング。ゆったりとした曲調と、アコースティクなサウンドに包まれては、 聞いているこっちも心地よさが伝わってきます。染み渡ってくるようなナンバーです。
3. Toh Mah Wah Ruk
煌めくイントロだね。この時点でうっとり。ゆったり流れるバラードナンバーで、Bieも甘いヴォーカルを聴かせて魅了してきます。
4. Kae Kau Mee Tur
随分とおしゃれなサウンド。ゆったりメロディに乗せて、ピアノが華麗に舞います。しかし、蓋を開けてみると、しっかりとタイポップスのバラード。 どこかクセのある、歌謡曲的メロディで、ムードを出してきます。間奏でのサックスが、これまた味を出してきます。
6. Tut Jai Mai Wai
じっくり聴かせてくれるバラードナンバー。 キーボードの音が麗しく響いています。。サビのメロディパートがまた、琴線に触れるような、味わい深いメロディ。それに比べると、Bieのヴォーカルが少々、若いんだよな。
8. Koey Ruk
イントロのピアノがとってもドラマティック。その後もピアノをバックにして、しっとりと歌うBieのバラード。 しかし、どっぷりビートが入ってきては、より今日の持つ力が前に出てきました。サビでのコーラスが随分と分厚いですね。間奏でのギターが、また味わい深いんだ。 なんだかSantanaチック。最後のハミングは、ちょっといただけない。
11. Kon Sum Kun
「Ban Lang Mek」のサウンドトラックより。とにかく弦の音がしなやかで盛り上げてきます。曲の方も、アコースティックがベースで、優しく彩りながらも、 曲本来の持ち味がじっくりと伝わってくる力のあるバラードに仕上がっています。後半ではガツンと音をぶつけて、感情をむき出してきているかのようだね。
12. Hua Jai Kaung Tur
「Hua Jai Sila」のサウンドトラックより。王道バラードソング。ピアノの音が前に出ていて、ポロンポロンと響いています。 Bieのヴォーカルも盛り上げるようにじっくりと聴かせてくれます。メロディはとてもシンプルだけれども、感情豊かなBieのヴォーカルがいい感じですね。
13. Everything
デジタルサウンドをイントロから入れてきたので、随分とかっこいいなぁ。なんて、思っていたら、歌が始まると、とってもポップで、このギャップにちょっと驚いた。 サビのパートは鋭くカッコ良さを出してくるけれども、う~ん、流れがな。メロディパートももうちょっとキレのあるサウンドでかっこよく仕立ててきたら、かっこ良かったかな。
14. Joon Kleun Hua Jai (Love Hitz)
今回のアルバムのための新曲。 随分とクールでデジタルサウンドを決めたBie。ちょっとブラック要素もあって、とってもかっこいい。これはますます、Bieのファンが増えるだろうな。
●3rd Album『Hug Bie』● '09/4/9 release
Bieのアルバムは、前作「I Love U 2」より約1年、3枚目のアルバムとなります。タイトルは「HUG」。Bieが歌で抱きしめてくれますね。 女性は聞いてキュンとするでしょう。曲の方も、半数はスローバラードで、半数はポップに富んでいて、いいバランス構成になっています。 バラードは、どの曲もシンプルかつ大胆でドラマティックに聴かせてくれては、Bieのヴォーカルもストレートだったり高音を響かせたりと、器用にこなしています。 一方、ポップスはキャッチーさを届ける楽曲や、ラップを聴かせてくれたり、R&Bテイストのグルーヴを出したりと、様々なアプローチで仕掛けて来ます。 Bieがいくつもの顔を見せてくれますね。全10曲とコンパクトながら、濃密な世界を届けてくれるさ作品になっています。
1. Hug
ポップなダンスビートがどこかしら懐かしく、どこかしらチープで、どこかしら愛嬌のある雰囲気。 キーボードの音がアジアンテイストを出しているね。軽快トラックに乗って、Bieも楽しそうに歌っています。「I want you」や「I need you」なんて、英語詞も器用に歌っています。
2. Mark mhai
イントロから麗しのピアノで飾ってくるバラードチューン。ドラマティックな展開を見せることで、Bieの甘いヴォーカルが響き渡る。そこまで派手に飾ることはなく、 バラードの真骨頂をストレートに伝える。世界各国の「君を愛している」という言葉を披露。日本語で歌うBieも新鮮だね。
3. 7 Wun tee chun ngao
しっとり聴かせるバラードナンバー。ギターやピアノで優しさを出し、Bieの甘いヴォーカルがまろやかに響き渡ります。 心のこもったヴォーカル、ハートフルな世界が広がっていきますね。間奏では語りも入れて来ました。
4. Wait A Minute
印象的なメロディが駆け巡っては、頭にこびりつくイントロ。ここでもう、この曲にとらわれます。本編はポップなダンスチューン。 程よいタイテイストを取り入れて、サビで躍動感を出して聴かせてくれます。Bieのかっこいい部分が前面に出ているね。
5. Kwam trong jum nai lom hai jai
じっくりうっとりなバラードナンバー。静かな展開から、ドラマティックに変身を遂げては、うっとりなヴォーカルに呑み込まれます。 2番からは音数も増えて、よりドラマティックなサウンドで味付け。グッと来ますよ。
6. Hai jai bork ruk ter
アーバンソウルなトラックが超絶クールなBie。タイ meets ブラックソウルなR&Bテイスト溢れるグルーヴチューンで攻勢を仕掛けて来ます。 軽やかながら、音で魅了して来ますね。格好良さは出ています。
7. Ruk nee
冒頭からラップで畳み掛けてくるBieが熱いぞ。 トラックの方も、ノリノリの打ち込みを投入しては、勢いを出しまくって来ました。と陰核ノリだね。どんどんと躍動してゆく。
8. Kor tode
韓国ドラマよろしく、うっとりバラードナンバー。優しいBieのヴォーカルと、ドラマティックなサウンドが織りなす麗しのひと時。 2番からはグルーヴィーな音も投入して、より盛り上がりに拍車をかけて来ました。
9. Gorn pleng sood tai
エスニック要素たっぷりで妖しさいっぱいのポップチューン。 Bieのクールな面を出した1曲で、華麗に歌いこなしています。高音ヴォーカルを響かせては、妖しく見せてくれます。
10. Khon tee ter ruk (feat. VieTrio)
アルバムのラストを飾るシンプルなバラードナンバー。弦楽トリオ「VieTrio」をフィーチャーしては、うっとり美しいメロディにきゅんきゅんとさせられますね。 Bieも心を込めて歌を聴かせてくれます。感動的な要素がダイレクトに伝わってくるね。
●EP『It's Alright』● '10/2/20 release
Bieの作品で、「It's Alright」をメインにした3曲8トラック入りCD。シングルというよりかは、EPに近い感じの作品。 曲の方は、それぞれポプだったりグルーヴィーだったり、光るものがあるね。 それぞれ別バージョンでもアコースティックな雰囲気や、アカペラ、美メロコーラスを加えてきらびやかだったりと、様々なテイストで味付けしています。 多角的なアプローチで、Bieがいろいろな色に染まっています。
1. It's Alright
デジタルサウンドで始まり、ヴォーカルにエフェクトをかけて、近未来感を出す。 歌が入ると、グルーヴィーに聞かせてくれるんだけれども、根底にはやっぱりタイならではの音使い。サビでも味わい深さと懐かしさを盛り込んで、じっくり聞かせる1曲に仕上がっています。 コンパクトなまとまりで、軽快な雰囲気が伝わって来ますね。
2. Pleng ruk
イントロで随分と幻想的に聞かせてくれたと思ったら、 歌が始まると瞬時にアジアンポップしに様変わり。Bieも高音ヴォーカルを聴かせてくれたり、時に抑揚を出して聴かせてくれます。気持ちのこもったミディアムバラードチューンですね。
3. In Love
イントロからドリーミング。まさしく愛に溢れた1曲。 ヴォーカルで魅了してくるBieは、やっぱりかっこいいんだな。メロディラインも優しさをたどるようなうっとり路線。包み込んでくれるような、広がるバラードです。
4. It's Alright (Special Version)
イントロからギターの音が鮮やかに映えるバージョン。 アコースティックサウンドで聞かせる生音のトラックで、ピアノの音色も煌めきます。オリジナルよりも輝きを放っている印象だね。
5. Pleng Ruk (Special Version)
なんとアカペラバージョン。ヴォーカル&コーラスで美しいハーモニーを作り出すうっとりナンバー。 すっかりその世界へと引き込まれてしまうね。完成度が高いです。
6. In Love (Special Version)
軽やかに弾むサウンドは、まるで日曜午後のカフェタイム。随分と爽やかさが突出していて、 にくいぞこのやろう。Bieがより一層、カッコよく映えるスペシャルバージョンは、優しく歌を添えてくれます。
7. It's Alright (Remix)
オリジナルトラックを、よりダンスアレンジで聴かせるリミックスチューン。 音使いが玄人好みで、変身ぶりもさすが。どっぷりビートでグルヴィーに攻めて来ます。
8. In Love (Piano)
ピアノバージョンということで、より一層バラードとしての味わいを感じさせてくれるトラックです。 そこに、うっとりBieのヴォーカルが響き渡り、ドラマティックに展開。オリジナルとは一味違った雰囲気で、かっこいいね。
●Compilation Album『LOVE SERIES』● '10/7/8 release
Bieのラブソングを集めたコンピレーションアルバム。どの曲も心のこもったじっくりバラードで、その世界にどっぷり浸ってしまうようなものが多いね。 ピアノやストリングスをうまく使って、より繊細なバラードの世界へと誘ってくれます。 中にはアジアンテイスト溢れる楽曲や、ムード歌謡デュエットなど、様々なタイプの曲もあって、Bieの器用さも伺える作品になっているね。 こういうラブソングコンピレーションが、タイでは多いんだけれども、やっぱりラブソングが求められているんだね。
2. Hai chun dai roo tee
捻りを加えて引き付けつメロディラインを聴かせるナンバー。 どっぷりビートをバックにつけて、味わいを出して来ます。Bieも心を込めて歌い、伝えて来ます。
4. Tud jai mai wai
悲しいメロディラインでいつもとは違う雰囲気を出して来ます。 しかし、Bieの歌が入ると、力がみなぎっていくように、だんだんとバラードの味わいが出て来ます。でもって、蓋を開けてみると、意外と展開はシンプルでした。
5. Yard petch
イントロがアジアンですね。いいねぇ、麗しいねぇ。優雅な歌い方のBieが新鮮です。 古き良き味わい深さを伝えるようで、レトロなBieの雰囲気が伝わって来ます。
6. Kae kueb
イントロからピアノが飾って来ますね。Bieも囁くように、感情を込めて歌っています。 女性ヴォーカルが入って来ては、感動的なデュエットに。タイもとより、アジアンテイストで麗しいです。
7. Sai pai mai
美しくはかなく、イントロからドラマティックに聴かせてくれます。しっとりピアノに弦の音も入って来ては、じっくりとした世界。 サビでの伸びやかなヴォーカルとサウンドでゴージャスな雰囲気も伝わって来ますね。
9. Kae kor mee ter
アダルトというか、ムード歌謡なイントロに驚きです。 艶のあるBieの世界ですね。昭和歌謡ならぬタイ歌謡ですね。色恋たっぷり、危険なテイストも感じるナンバーです。また、間奏ではサックスが入ってくると、もろにムード歌謡の世界だ。
10. Hua jai kong ter
しっとりかつゴージャスなイントロに引き込まれます。 歌が始まると、simple is bestな音使いですね。どっぷり打ち込みビートを従えながらも、Bieのヴォーカルには感情が溢れています。
11. Jao kong chun kue ter
打ち込みトラックと煌めくサウンドで構成するバラードナンバー。 眩しいなぁ。音もBieのヴォーカルも、間奏での音使いがアジアンテイストを出してくるんだけれども、全体的にはシンプルな雰囲気です。
12. Glom
ハミングを披露のBieが、新鮮に映える歌い始め。 全体的に優しく、間奏でも温かさの滲み出るギターと弦の音。この曲、やっぱり印象に残るのはBieのハミングだね。
13. Yah pid nud
軽快なポップナンバー。ドラムも弾けて、生音で音が押し寄せてくる。複数人数でのパフォーマンスだからこその楽しさが伝わってくる。 間奏でのやり取りも、面白さが出ているね。
14. Term ruk
ボーナストラック。メロディパートは4つ打ちビートで軽快に聴かせてくれるポップチューン。 しかし、サビではざっくりとした音で、鮮やかに飾って来るミディアムチューンです。眩しい1曲だね。
●4th Album『Ruk Na Ka』● '11/3/8 release
Bieの4作目となるオリジナルアルバム。今作は、ど頭から打ち込み多用のポップチューンを投入してくるなど、アグレッシヴな曲があったり、 英語をふんだんに取り入れて歌を聴かせてくれたりと、様々なスタイルを見せる。 その中でも、やっぱりバラードは真骨頂。シンプルなピアノバラードや打ち込みをつかったR&B的アプローチもあり、いろいろなBieを味わうことができます。 また、Bieもヴォーカルスタイルが様々で、器用な面を見せてくれます。歌い続けてる成長の証をじっくりと感じられる1作。ジャケットの優しい表情がそのまま歌に表れているようです。 フォトブック仕様のCDは、DVDサイズのトールサイズで、いろいろなBieを見ることができます。
1. Klua tee nai
エスニックなダンスポップと言わんばかりに、ドシドシと音が入ってくるポップチューン。 そして、軽やかに歌い上げるBie。サビに入ると、意外とメロディアスなんだけれども、いかんせん、バックのサウンドが邪魔しているようにも思えるな。 これは、アレンジ負けしてしまっている。途中では、ラップも決めるBieです。
2. Ruk na ka
ドリーミングで優しさいっぱいのイントロに、うっとりさせられるバラードナンバー。 Bieも心を込めて歌を伝えて来ます。シンプルだからこそ際立つヴォーカルの力。最後サビ手前で効果を出して来たね。
3. Look Like Love
軽やかな電子サウンドを従えて、ポップでキャッチーに展開。Bieのヴォーカルも、どこかしら楽しそうだね。 英語のタイトルを軽快に放つサビの楽しさもダイレクトに伝わって来ます。いいね、キャッチーなダンスポップチューンで、鮮やかに仕上がっています。
4. Yung jum kun dai mai
どっぷりビートで聴かせるバラードナンバー。グルーヴィーなビートと美しさの出たピアノの絡みが、意外に美しく仕上げて来たね。 ラストに向かってどんどんとドラマティックに流れがいいですね。
5. Kwam trong jum nai lom hai jai
どっぷり直球バラードナンバーあ、ピアノ1本をバックにした始まりで、 とってもドラマティック。サビからはゴージャスに変身。Bieのヴォーカルも抑揚をつけて、どっしりと聴かせたり、切なく聴かせたりと、様々なスタイルでパフォーマンスです。
6. Por ngae Mae ngorn
イントロでピアノがうっとりと響き渡っと思ったら、プログラミングビートが入って来て、 随分とポップに変身。シンセの煌びやかな音や、サックスの音も入って来たりと、派手に聴かせるタイポップ。Bieも元気一杯に歌います。ラップも軽快だね。
7. Thinking Of You
しっとり系バラードナンバー。魅惑のひと時。 英語の歌詞も、滑らかに。Bieがヴォーカルで魅了して来ます。メロディが染み込んでくるような流れで、いい感じ。
8. Doo doo kun pai
デジタルな音がイントロで聞こえて来たけれども、まずはどっぷりとグルーヴィーに聞かせるバラードナンバー。音はR&Bなアプローチかな。 シンセの音に合わせて、ギターやピアノの音で飾って来ました。感情のこもったヴォーカルも、Goodだね。
9. Free Man
どっぷりビートが襲いかかってくる。やけにBieのヴォーカルが前に出て来ているね。 Bメロからアップテンポな雰囲気に変身。サビは歌謡曲のようなメロディとポップなビートが織りなすタイポップです。
10. Plur ruk mod jai
美しきピアノバラードナンバー。Bieの甘いヴォーカルがうっとりとさせてくれます。バックを彩るコーラスも華やかに。 キラキラ煌めく音の挿入で、よりドラマティックに輝き出します。
11. Hai chun dai roo tee
どっぷりビートで聴かせるアレンジは、瑞々しさがあるね。 滑らかなヴォーカルとメロディが流れゆくバラードナンバー。ラストはより一層、ドラマティックな要素を加えて、輝く1曲。
12. Sieng kong barn
ラララと始まるバラードナンバー。しっとりとした始まりから、次第に打ち込み音やコーラスも加わって、変身を遂げる。 サビでの一体感の出たアレンジに、うっとりさせられるね。ちょっと感動的な展開です。
●Mini Album『Na Bud Now』● ' 12/5/9 release
Bieの新作ミニアルバム。表題曲+2曲+リミックス1曲を収録したCDと、3曲のカラオケビデオを収録したDVDの2枚組。メイントラックは、これぞBieなポップでアグレッシヴなダンスチューン。 キャッチーなメロディで楽しく聴かせてくれます。そのほかの2曲も、じっくりとした世界へと誘うミディアム~スロー系のバラードで、大人なBieを味わえます。 DVDも元気一杯に踊ったり、切ない演技だったりと見応えたっぷり。ただ、残念なのは、やっぱりミニアルバムということだよね。もっと堪能したいんだ。
1. Na bud NOW
イントロが電子サウンドで派手に飾ってくるポップチューン。歌の出だしはモロにタイポップ。Bieのヴォーカルも元気一杯で、楽しさを放っています。 なんだか楽しさが伝わってくるね。曲自体はとってもキャチーに飛んでいるし、引き込んできます。
2. Khon derm kong ter
ムードたっぷり3連バラード。イントロからサックスが登場して、ムードを出して来ました。大人っぽいヴォーカルスタイルで、グッと引き締めてくるね。 心に染みる1曲です。
3. Kum tarm kong kwam wai jai
ざっくりと聴かせるミディアムバラードナンバー。清々しさや爽やかな雰囲気を振りまいて、Bieが伸び伸びと歌を聴かせてくれます。
4. Na bud NOW (April Mix)
M-1のリミックス。イントロからBieんヴォーカルを切り刻んだりと、かなりアゲアゲな方向へと持って来たね。 ヴォーカルにエフェクトをかけたりしては、アグレッシヴなトラックをアピール。そこまで崩していないので、聞きやすい仕上がりだね。
DVD
1. Na bud NOW
地下鉄の駅で歌い踊るBieです。さらには好調自体のコンテナの上でみんなで踊ったり、 その後もいろいろな場所へワープして楽しく歌って、踊っています。いいね、アクティブだね。
2. Khon derm kong ter
女の子との楽しい思い出を振り返って、涙して。ヴォーカルレッスンやダンスレッスンに励んでも忘れられない人です。 しかも、その人の結婚式に行ってはブーケトスで受け取ってしまうのはどうかと。ちゃっかり自身がCMしているスクーターも登場です。
3. Kum tarm kong kwam wai jai
彼女と楽しいひと時を過ごすストーリー。と思いきや、 切ないストーリー?また、涙するBieです。そして、なぜ危篤なんだ?急転直下なストーリーです。
●Compilation Album『Signature Collection』● '18/8/14 release
これまでの楽曲をまとめたベストアルバムシリーズ「Signature Collection」にBie the Starがラインナップ。 タレント、俳優と、タイのエンタメ界にはなくてはならない存在となったBieの、これまでの音楽活動をまとめた作品となりました。 「Na Bud Now」からしばらくリリースがなかったので、久しぶりのアイテムは嬉しいね。これまでのリリースアイテムからのチョイスや、サントラで発表していた主題歌など、 3枚のCDにこれでもかというくらい、たくさん盛り込んでいます。
1−1. Ther kue promlikit
おとなっぽいジャジーナサウンドに乗せて、Bieがじっくりと聞かせてくれるミディアムチューン。 大人の魅力を声でも放出。A.O.R.的なサウンドも後押しして盛り上げてきます。
1−2. Ae jai
ギターをさらりと響かせて始まるバラードナンバー。滑らかなBieのヴォーカルが染めてくる。 染み渡るような優しい音と声で魅了する1曲です。
1−7. Pluer rak mod jai
ピアノでしっとりと味付け。Bieの甘いヴォーカルがしっとりと響き渡るバラードナンバー。 ドラマティックで美しい、時にファルセットの美しさもあって、感動路線まっしぐらですね。
1−12. Rak tae plae wa ther
軽やかなポップチューン。バンドのサウンドといろいろなSEを加えては、まったりリラックステイストでお届け。 Bieの爽やかで親しみあるキャラクターにぴったりな1曲だね。
2−1. Yung wang
勢いのあるポップチューン。人気の勢いと比例するかのようなアグレッシヴな楽曲で、Bieらしさ全開。 メロディパートはカッコよく展開も、サビでは随分とキャッチーでコミカル。親しみやすさが出ているね。この二面性がいいんだよね。
2−7. Kin kaw yung
お祭りのような陽気な雰囲気で、聞いているこっちもニコニコしてしまうようなポップチューン。 Bieも自分と楽しく、生き生きと歌っているね。
2−11. Pom pen kong khun pai laew
ジャジーでA.O.R.な路線を行くアダルトロックナンバー。ホーンセクションといい、バックの音といい、随分とムードを出してはかっこいい。 Bieもこういったナンバーを難なく歌いこなしているね。
3−1. Talum
ピアノバラード。しっとりとした演奏と、軽やかなBieのヴォーカルが交差しては、うっとりと世界に引き込んできます。 サビからはA.O.R.テイストで、ガッツリと、バンドサウンドを聞かせてくれます。エンターテイナーな1曲だね。
3−7. Kerd ma koo kan
アコースティックな音色が優しく響き渡るバラードナンバー。染み渡るようなBieのヴォーカルに、どんどんと引き込まれますね。 ヴォーカルも真っ直ぐ、真剣に伝えてくるようで、うっとりです。
3−8. Chan mai yoo krai ja doo lae ther
ピアノの音を前面に、じっくりと聞かせてくれるバラードナンバー。寄り添ってくれるようなBieのヴォーカルが温かいね。 間奏ではギターも響き渡って、力強くアピールしてきます。