album
●1st Album『BPM132』● '95/8/23 release
TWO-MIX、記念すべきデビューアルバムはシングル「JUST COMMUNICATION」をフィーチャー。
これぞTWO-MIXというようなダンサブルな楽曲が詰まった1枚。
すべてはこの1枚から始まった永野椎菜のルビも何のその、高山みなみが歌い上げる。
声優としてではなく、アーティストとしての勝負をこのTWO-MIXでしています。 いやはや、素晴らしいよね。
1. JUST COMMUNICATION
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
記念すべきデビュー曲はこの後の王道TWO-MIXサウンドとなるマイナーダンスポップチューン。
バックとサウンドといいエフェクトといい 大袈裟というくらいスケールがでかっ!宇宙観も出ていますねぇ。
この後しばらくはシングルのタイトルが「~TION」と続きます。でもって永野椎菜のルビ地獄もここから始まるわけですよ。
ここでは「青春」を「いま」と歌っています。
2. GOOD DANCE!!
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
でもって王道ダンスポップチューンです。でもこれといった特徴が無いんですよね。
ま、しいて言えば間奏で犬や猫の鳴き声やマシンガンの効果音が入っていて遊んでいる。
3. THOUSAND NIGHTS
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
イントロからアラビア~ン。異国情緒あふれ出ている。歌い方もちょいと妖しい。 「絵葉書」を「エアメール」って無理あるよね。
4. FRIEND
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
浮遊感って言うんでしょうか、フワフワした感じの曲。サビのインパクトが強いけれど あっさりしすぎ。
5. SILENT CRUISING
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
ちょっとハードハウス入っていますね。なんかいい感じ。しかもウネウネしているし。 ぜんぜんSILENTじゃない。
6. CALLIN' YOU
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
バラードナンバー。と言っても心地よいグルーヴが出ている。打ち込み使用でもなんかほっとさせてくれる1曲。
7. DIVIN' TO PARADISE
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
ちょっとしたハウスナンバー。何気にボソボソっとラップやっているんですね。歌声を抑え目にしていい感じに仕上がってます。
8. I LOVE YOU
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
AメロBメロと"静"なのにサビで急に"動"へと変身。とてもヴォーカルが伸びやか。
9. SECOND IMPRESSION
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
夏向きフレーバーたっぷりのクラブサウンド。ただ途中のラップ部分は嫌い。声もちょっと猫かぶった感じで好きじゃない。
10. YOU CAN DO IT
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
王道ダンスポップチューンでとっても豪華なサウンド。サビではじけまくってます。永野氏のコーラスもね。
●2nd Album『BPM143』● '96/1/22 release
前作からまだ半年というのに、早くも2枚目をリリースのTWO-MIX。 精力的な活動を聞かせてくれる。
シングル曲「RHYTHM EMOTION」をフィーチャーした全10曲。 ヴァラエティー豊に揃った楽曲は、どれも高山みなみのヴォーカルが冴え渡る。
踊れる曲やじっくりと聞かせてくれる曲など、色々なタイプの曲があって楽しませてくれる。
これぞTWO-MIXの醍醐味というアレンジもお見事ですね。
1. RHYTHM EMOTION
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
2nd Singleは前作に引き続きなんとも宇宙的なサウンドでスケールがでかい!
どちらかと言えばダンスポップなんだけれどもアプローチ的にはハードハウスかな。結構このサウンドは好きです。
珍しく永野氏のルビがない!不思議です。
TWO-MIXの曲って大袈裟なんだよね。すんごいエフェクト使っているし、 バリバリとデジタル音使っているし、独自の路線突っ走っています。
ま、そこが魅力なんですよね。
2. ETERNAL EMOTION
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
この曲はテクノ/ハウス系ですね。でもって低音がメイン。そこまでは激しくはなく落ち着きのある曲。
3. I'LL BE THERE
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
典型的なダンスポップチューン。Bメロからの盛り上がりからサビへ抜ける所がまたいいんだな。
それに比べたらサビの力が足りないかな。全体的に高山みなみのヴォーカルは伸びやか。
4. INNOCENT DANCE
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
曲はジュリアナ系ハイパーテクノ。どこかパラパラに通じるものがある。 とにかく激しく歌よりも曲の勝ち。
恐るべし、TWO-MIXワールド。
5. COME ON!!
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
こちらもイントロはジュリアナ系。この頃ってすでにヴェルファーレの方が盛り上がっていたから こういったイケイケテクノをやるってなると・・・。
TWO-MIXは独自路線を突っ張っている姿がわかります。 Bメロとサビの間のブレイクがポイントだね。
6. ENDLESS LOVE
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
なんと6分越えの曲。初期の作品にしては長いです。にしてもやっぱりゴージャスです。
イントロとエンディングはしっとりとしたオーケストラチックなサウンドだけれども、もう本編はいるとダンスポップに変身。 そのギャップが楽しめる。
7. BECAUSE I LOVE YOU
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
ちょっとこのアルバムの中では異色曲かな。ちょっとAOR的なダンスポップチューン。
でもって他の曲よりもい色っぽく感じる。結構キャッチーだし、イイ曲です。
8. DEAR MY REGRET
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
ボッサテイストのバラードナンバー。アンビエントな要素も入っていてなかなかいい感じかなと思っていたら 前半はちょっとボソボソしか感じで暗い。
後半も詞と曲がマッチしていなくていまいち。 ちょっとこのアルバムの中では印象薄いね。
9. T・R・Y
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
相変わらず突っ走っているアレンジがとても前向きな歌詞にぴったりあっているポップなダンスナンバー。
やっぱり宇宙的な曲なんで、スケールがでかいです。ゴージャス。
Single Cutされた時には若干低音を強めています。そこのところ以外には イントロ・間奏・アウトロがオリジナルとは若干違うかな。
特にアウトロはシングルバージョンではオルゴールが登場していますからね。
10. WHITE SAILING
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
アレンジからして冬を彩っています。まぁタイトルもそうだけれど。 ちょっと字余り的なAメロが気になるが、見逃します。
サビのカンタータ的なコーラスがちょっと恐いです。 曲にはあっているんだけれど濃いよね。でも最後の転調といいコーラスといい上手くまとまっています。
●Remix Album『TWO→(RE)MIX』● '96/3/23 release
TWO-MIX初のリミックスアルバム。2曲のシングル曲を彼ら自身がリミックスを手がけ、さらに壮大でゴージャスな仕上がりに。
ただ、通常のリミックスとは違った印象で、少々物足りない。
やはり、外部からの客人にリミックスをやってもらった方が、もっとTWO-MIXの枠を広げたと思う。
オルゴールもリミックスというよりかは、ちょっと違うよね。別アレンジというか、おまけ感覚。
1. RHYTHM EMOTION -Second Variation '96-
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
さらにスケールアップ。でもあまりRemixという感じはしないね。 どちらかといえばRe-arrangeかな。
ま、ハードハウス的な要素は相変わらず存在を引き立たせています。 それほど低音は強調されていないにもかかわらず曲全体はゴージャス。
さすがTWO-MIX。
2. RHYTHM EMOTION -Melody Box Edition-
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
かなり高音のピアノで曲を奏でています。っていうか耳が痛い。 しっとりとは感じない。
3. JUST COMMUNICATION -Second Variation '96-
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
イントロ長い。しかも壮大。こちらは軽いクラブ風なサウンドに変化。 こちらはRemixって言えるかな。途中でエフェクト使ったりしていい感じ。
再び間奏が長いし。 最後のサビがメロディアスになっていて挽回している。終わりがよければすべてよしっていうことで。
4. JUST COMMUNICATION -Melody Box Edition-
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
こちらもM-2同様。このアレンジは絶対ないな。なんか違う感じがする。
●3rd Album『BPM150MAX』● '96/11/22 release
BPMシリーズのラストを飾るアルバム。 TWO-MIXの今までのトラックをさらに磨きをかけ、キャッチーかつダンサブルな曲で魅了してくれる。
おなじみ永野氏のルビにも注目。既発曲2曲も、あらたに「MAX」として生まれ変わっていたり、サウンドアプローチも多彩。
ボーナストラックも収録されていて、豪華絢爛です。 初回盤のみ三方背BOX仕様です。
1. PRELUDE
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
「LOVE REVOLUTION」の頭部分であり、次曲へのつなぎ。まさに“プレリュード”なわけであります。
にしても随分と初っ端からスケールがでかく、壮大かつゴージャスサウンドです。 かましてくれます、TWO-MIX!さぁ、行くぞ!
2. LOVE REVOLUTION・MAX
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
4th SingleをMAXとして収録。曲の方はマイナー調でスピーディーなナンバー。 なんといってもビートに乗せるリズムがはねるはねる。もう圧巻です。
何気にメロディアスでもあり計算された曲でもあります。 恐るべし、TWO-MIX。サビで爆発。
直後ではいるシュパっとしたエフェクトが効き目あり。
MAXというだけあってシングルバージョンよりもさらにど派手になりました。 タイアップになっていたドラマ、見てました。
懐かしいですね、この微妙なお色気ドラマ。
3. TRUST ME
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
イントロがまたゴージャスだし。ゆったりとしていて歌入る直前にいきなりスピードアップ。
テクノ系サウンドを導入したTWO-MIX王道のダンスポップチューン。Bメロでサウンドアプローチが変わった感じがする。
歌詞はTRUST MEよりかはLOVE MEにしたほうがいいような内容。
4. RHYTHM GENERATION
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
このアルバムの先行Singleとなった5th。でもいつものTWO-MIX、王道サウンドです。 ハウスとテクノを融合させた聞きやすい曲。
この曲の詞に共感する人が多いらしいんですけれど、 何かものすごくクサイ感じがして自分にはちょっと・・・。
いくらタイアップ全盛期といえども「ゴジラ王国」って・・・。本人達は納得したんか?
5. STAYIN' ALIVE・MAX
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
てっきりタイトルからビージーズっぽいノリかと思ったらやっぱり裏切られた。 ま、当たり前か。MAXとなってよりパワーアップしたテクノサウンド。
何気に詞に共感する部分があったりする。
6. DANCE SEPTEMBER LOVE
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
ラップのイントロが印象的なポップチューン。そして秋の切なさを演出するような 切ないメロディーとハードハウスっぽいサウンドがまたいい感じ。
ここで注目したいのが途中にクレヨンしんちゃんの声がきこえてくるんだよねぇ・・・。
7. MEETING ON THE PLANET
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
またしてもど派手な曲だな。でもってビートを上手く利かせたナンバーですな。 タイトル通りに宇宙的な歌詞を絡めていっちょできあがり。
これぞTWO-MIXの王道ポップソング。エフェクトが所々飛び交っているところなんか特に。
8. I'M IN LOVE
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
ちょっとミステリアスなナンバー。曲調もマイナーポップ。 でもそれはサビで一気に覆される。超ポップなサビ。しかもヴォーカル、アニメ入ってる。
さすが高山みなみ。間奏ではちょっとレビュー、ミュージカルっぽいのが入ってる。何かおもちゃ箱みたいにいろんな要素が詰まってる。
9. FROM FAR DISTANCE
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
イントロ無しでピアノをバックに1番のA・Bメロをしっとりと。 冬の切なさを連想させてくれる曲。サビではいつもながらのダンスポップに変身。
バックの笛がちょっと北国っぽい。結構歌詞の方はストレートです。遠距離だけれどもつながりは強いようで。
10. MAXIMUM
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
タイトルさながら、やっぱり曲はゴージャスでスケールでかい。 でもこれがTWO-MIXにとっては“普通”だからしょうがない。
スピーディーなテクノ/ハウスサウンドにのせてポジティブな歌詞を歌い上げます。ほら、背中を押してくれてる。
11. X'MAS DREAMS
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
ま、タイトルさながらのクリスマスソングです。とってもポップ、極上ポップ。 鐘の音鈴の音オンパレード。まさに☆☆、クリスマス。この頃のTWO-MIXの勢いを感じる。
12. RHYTHM EMOTION・PURE
作詞:TWO-MIX 作曲:TWO-MIX 編曲:TWO-MIX
2nd Singleのハードハウスのナンバーがピアノをバックとした極上のバラードナンバーに変身。
心の底から歌い上げるヴォーカルには秘めた思いがあるのか、とっても熱情的。聞き応えありです。
●Best Album『BPM "BEST FILES"』● '97/3/13 release
今までのBPMシリーズを総括したTWO-MIX、初のベストアルバム。でも2年でベストは早すぎはしないか?
と思ったが、特典に「WHITE REFLICTION」のPVやCMスポットを収録したCD-ROMがついてきてくれて少しは和らげてくれた。
最新曲を含むシングル曲は全て入っており、今までの活動を1枚に見事に凝縮してくれた。
一応リマスタリングはされているらしいが、あまり違いがわからない。2年しかやっていないのに。
●Remix Album『BPM DANCE ∞』● '96/3/26 release
TWO-MIのリミックスアルバム。この時点での全6枚のシングル曲を、 クラブなどでおなじみのリミキサーたちがお見事に料理しまくっています。
D-ZにMSTに、木村貴志にGTSって。もう揃いまくりですね。
かなりダンサブルなTWO-MIXのトラックをもう少し、クラブのフロア向きトラックへと変身させています。コンパクトながら、十分楽しめる作品。
1. WHITE REFLECTION (D-Z Jet Stream Attack Mix)
Remixed by D-Z
おぉ、リミキサーにハードハウスでおなじみのD-Zを起用するとは、 TWO-MIXやりますなぁ。
と期待していたんだけども、ん~、もと色出してもいいのにね。 ちょっとがっかりだな。どちらかというとテクノ/ユーロよりのリミックスに仕上がった。
2. RHYTHM GENERATION (RED MONSTER MIX)
Remix Produced by Mitsugu Mastumoto for MST Remixed by Takahiro Tashiro for MST
これぞまさしくRemixの醍醐味という奴でしょうか。 オリジナルの派手さを格段と上回った派手さ勝負のユーロリミックス。 もうお手上げです。
3. RHYTHM EMOTION (RAVEMAN Back 2 Rave Mix)
Remixed by T.Kimura (RAVEMAN)
リミキサーがfb/moveの木村氏ですよ。 これまたハードハウスよりのユーロリミックスでいい感じに。
そしてレイブ感もちらほらということでピコピコ言ってます。
4. LOVE REVOLUTION (Hyper Groove On The D.F.Mix)
Remixed by RANDOMIZER
最初はゆったりと、後半にスピードアップといったオリジナルと同じ構成。
だからといってサウンドの方はハウス/ユーロ/テクノ/レイブといったような要素をひっくるめたリミックスに。
ハイパーなグルーヴでパラパラも対応。
5. JUST COMMUNICATION (Groove That Soul Mix)
Remixed by DJ TURBO (GTS)
はっきりいえば、GTS、これは違うだろ。 いつものハウスのイメージが強いからな~んかこのリミックスはねぇ。
一応ユーロよりのハードハウスには仕上がっているんだけれども。 らしくないなぁ、嫌いじゃないけれど。
6. T・R・Y ~RETURN TO YOURSELF~ (High Fly Vocal Mix)
Remixed by JET RAG
オリジナルのデジタルビートを一切排除したりミックスナンバー。 インテンシブなクラブビートの打ち込みサウンドを導入。
4つ打ちキックもさえるサウンドに。ヴォーカルのサンプリング具合もまさしくリミックスしている。 なんか不思議な仕上がりだなぁ。
●4th Album『FANTASTIX』● '97/12/22 release
ベストアルバム、リミックス盤を挟んで、1年ぶりにリリースされる4枚目のオリジナルアルバム。 何処をとってもTWO-MIX。
デジタルミュージックバリバリながらも、どこかしらドラマティックな仕上がりにうっとりです。
既発曲としてシングル4曲、そしてc/w4曲、インタルードも2曲、そして新曲が3曲という構成。
新たなキャラクターも登場し、TWO-MIXもさらに飛躍しています。
1. BELIEVE MY BRAVE HEART [Instrumental]
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
オープニングから壮大なオーケストラを使ったインストナンバー。 打ち込みをあまり使用していなくてもゴージャスなサウンドを展開。
さすがTWO-MIX、恐るべし。
2. TRUE NAVIGATION
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
もうイントロからして派手だし、タイアップを意識してかちょっとミステリアス。 ダンスビートはやっぱり顕在。
さらにギターがキュインキュイんと絡んでくる。
今回珍しくラップまで導入されていますが、随分とまぁ無機質だこと。 声が重なりすぎてちょっともったいない。
3. WHITE REFLECTION
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
ガンダムシリーズのテーマ曲もこれで3回目。もうアニメソングのイメージから抜け出せなくなったな・・・。 PVまでアニメでこられちゃねぇ。
とはいいつつも今までのPV、CGだったから変わりないか?TWO-MIXお約束の王道ダンスポップチューン。
この曲からクレジットに本人たちの名前が出るようになりました。まさか高山みなみが 曲を作っているとは。知ったときは驚きです。
ちなみに若干アルバムではギターが強調されています。
4. SUMMER PLANET No.1
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
この曲でもギターがフューチャーされ、おまけになんかメランコリックなナンバーに。
にしてものっけからシングル3連発で来るとはかなりの力の入れようだこと。 この曲はやっぱりTWO-MIXらしさ爆発のど派手なナンバーに。
夏という時期ではないんですがね、リリースのタイミングが。
にしてもここでも永野氏のルビ地獄。地平線を「そら」と呼ばせるにはちと無理が・・。
5. MISSING YOU
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
打ち込みを多用し、リズムトラックの力を強めたポップなダンスチューン。 やっぱりキャッチーなんだな。おまけに最後ではギターがうんるうなる。
今までのTWO-MIXにありそうでなかった曲。結構いい感じ。
6. BEAT“BREAK” [Instrumental]
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
次曲へつなげるための1曲。頭に永野氏のボイス入り。 ベースラインが気持ちのよいインストナンバーに仕上がっております。
7. BREAK
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
でもって前曲の流れを組んでの派手派手ダンスナンバー。 ま、ここまで来るとTWO-MIXにとっては普通なんでしょうが。
ちなみにこの曲でなんとTWO-MIXは「名探偵コナン」に出演しました。もちろんアニメキャラクターでだけど。
8. BURNING
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
タイトル通り熱いナンバー。もうヒートアップして燃えている。 サビでのたたみかけるような部分が激しい。このテクノ具合がまた微妙にいい感じ。
9. CAN'T STOP LOVE
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
なんか80年代風のアイドルポップスな感じがする。 サウンドよりも何よりも、歌詞ですよ。永野氏、やりすぎだって。
“意地っ張りVSちょっと意地悪”で子供と呼ばせるな。 おまけに(笑)付きで・・・。もうお手上げ。
10. WINTER PLANET No.1
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
ま、早い話がM-4の別バージョンorリミックスナンバー。 捉え方は御自由に。夏が冬になったっていうけど・・・、あまり変化ない。
だってど派手サウンドなんだもん。 一応歌詞が冬バージョンに。でもあまり違いがないよ。
11. WAKE
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
また、随分と壮大なオーケストレイションのイントロだこと。 で、そこから高速ビートにのせて歌い上げます、TWO-MIX。
これなら嫌でも起きますね。
12. LIVING DAYLIGHTS
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
このアルバムからの先行シングルという形でリリースされたナンバー。 A-B-C-サビというちょっと今までにない形で攻めてきたTWO-MIX。
ま、サウンド自体はTWO-MIXやってます。ちなみに6分越え。
なんか詞の世界が妙に硬い感じがする。そして永野氏のルビ地獄がここでも顕在。 “悲観的現実主義者”で「おとな」です。
13. BELIEVE MY BRAVE HEART
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
ラストはバラードナンバーで締め。前半はしっとりとしていてとっても穏やか。 後半に行くに連れて壮大でダイナミックスに変化し続ける。
ストリングスといい打ち込み具合といいキーボードの具合といいTWO-MIX流バラードの完成です。
●Special Half Album『FANTASTIX II(NEXT)』● '98/3/4 release
デビュー3年を記念してリリースされたスペシャルアルバム。
一応、4枚目「FANTSTIX」の続編でもありますので、これで「FANTASTIX」の世界が完結するわけですね。
デビュー曲を新たなアプローチで仕上げた「JUST COMMUNICATION Ⅱ(NEXT)」なんてとても斬新。
卒業シーズンに向けて作られた「GRADUATION」や、季節でもある「MARCH」といった、旬な楽曲が詰まっています。
また、リミックスもなかなかいい感じに仕上がっております。
14. JUST COMMUNICATION II(NEXT)
Written by TWO-MIX Instruments by TWO-MIX
活動3周年を記念したメモリアル・ソングだそうで。デビュー曲の発展ヴァージョン。
まぁ、典型的なダンス・ミュージックには変わりないけれど、やっぱりデビュー曲を匂わせつつも新しい曲となった。
ただ、全体的にちょっと山が無いように思える。盛り上がりがいまいちだね。
15. GRADUATION
Written by TWO-MIX Instruments by TWO-MIX
なんか頭っからバリバリと攻撃的だね。ギターまで襲い掛かってくるし。でもってこれでテーマが「卒業」ですか。
ずいぶんとまぁ力が入ったもんだ。というか入りすぎ?まぁ、「卒業」=「学校から」という解釈だけではないですからねぇ。
いろんな意味で「卒業」なんでしょう。とっても激しいポジティブ・ソングでやる気がぐっと上がってくるような感じ。
16. FROM FAR DISTANCE -SILK ROAD-
Written by TWO-MIX Instruments by TWO-MIX
3rd Albumに収録されていた楽曲を別ヴァージョンにて収録。
サブタイトルが示すように確かにシルクロードというか、中近東的な要素が入っているねぇ。
音も3rdの時よりも落ち着き、メロディアスになったと思う。
17. MARCH
Written by TWO-MIX Instruments by TWO-MIX
随分と暖かい春をイメージした曲なのだろうか。イントロの電子音には驚かされる。
まぁ、いたってフツーのポップソングなんでねぇ、このアルバムの中ではひっそりと陰が薄いと思われます。
18. LIVING DAYLIGHTS PURE
Written by TWO-MIX Instruments by TWO-MIX
ピュア・ヴァージョンということであのダンサブルで攻撃的だった曲がしっとりとしたバラードナンバーに。
最初のほうはピアノでしっとりと、後半からはドラムが入ってきて力が加わり壮大になりました。
19. TIME DISTORTION (RED MONSTER MIX)
Remix:Takahiro TASHIRO (MST)
テクノ・レイヴ・リミックスでRED MONSTER色がとってもよく出ているナンバー。
とにかく派手で打ち込みとギターとの絡みがとってもグッド。でもRhythm Generationのリミックスにはちょっと劣るかな。
力が出し切れていないような感じが伝わってきます。
●5th Album『DREAM TACTIX』● '96/12/22 release
結果として、キングレコードから出した最後のオリジナルアルバムとなった5枚目。 しかも新曲がたったの1曲というありさま。
このときのTWO-MIXに一体何があった。 「TIME DISTORTION」はリミックス2曲を収録。 さらに1stから何曲かを新たにリミックスしなおして収録。
最後はPUREシリーズというバラード締めるという技で。 三方背BOXに、豪華ブックレットジャケットにはTWO-MIXの醍醐味でもあるCGアート満載です。
1. WINTER LOVE EXPRESS
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
さてアルバムのオープニングチューンはなんともドラマティックでど派手なイントロ。 ハープやらグロッケンやら弦やら壮大な幕開けとなりました。
しかも1分半もあるんだよ。まぁ、歌に入ればいつものようにTWO-MIXお得意のダンスポップチューンに変身なわけですよ。
サビがキャッチーで椎菜氏もコーラスとして入っていますね。“価値観”と書いて“いきかた”です。ははぁ。
2. BEAT OF DESTIN
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
ヘリコプターが飛んでくる。そんなエフェクトを取り入れたイントロが印象的なシングルナンバー。 サビ入りでスタート。
なんかやけにぐつぐつと煮立ったような曲ですなぁ。
ま、そこらへんはいいんだが、Aメロがやばくないか?妙にメロディーが不安定でチョット好きじゃないなぁ。
“現実的虚無感”で“しんきろう”と読ませてしまうなんて・・・。 間奏での動物達の雄たけびがなんとも大自然です。
3. TIME DISTORTION EX
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
久しぶりにギターを導入したシングルナンバーであります。 サビ入りの勢いがまたいいね。そして畳み掛けるように攻め立てている。
シングルテイクとは若干違ったEXバージョン。何が違ったか、本当によくわからない。 後に収録されている“DX”のほうが好きだな。
4. LAST IMPRESSION
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
ガンダムシリーズのナンバーでもあったドラマチックな展開を見せる壮大な大作ナンバー。 1番ではピアノをバックに歌い上げるバラードチューン。
2番からはいつもの派手派手ダンスチューンで攻めまくり。 これでもかというくらいに。
後半がちょいとくどいかもね。エンディングとか無駄に盛り上げすぎだと思われます。 ピアノのアウトロまでつけちゃって。7:30もあるし。
5. TIME DISTORTION DX
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
M-3やシングルテイクとは大きく違いのわかるチューン。リミックスといってもいいかな。 一応ギターをメインにしたアレンジとなっています。
生音志向で熱いね。曲自体は余り変わっておらず。
6. THOUSAND NIGHTS
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
1st Albumに収録されていた曲のリアレンジバージョン。 少々ダンスサウンドを控えめにし、生音的にしている。
歌い方も少し変わってより一層アラビアンに。ま、結果的にはスケール感がアップしたかな。
7. MILKY ROAD
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
なんか前曲が中東だったのに対してこちらは南国ですか。 スチールドラムみたいなイントロが印象的なリゾートサウンド。
歌い方が若干幼稚っぽいところがさすが声優。 曲の中身は失恋からの立ち直りを前向きに歌ったものであります。
8. CALLIN' YOU
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
こちらも1st Albumに収録されていた曲のリアレンジバージョン。シンプルながらも より柔らかさと優しさの加わったナンバーに。
9. I LOVE YOU>
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
この曲も1st Albumから。すごいダンスしていた曲がアコギとバイオリンをフューチャーした ミディアムテンポのバラードに大変身。
ちょっとA.O.R.的な要素もあって新鮮ですね。
10. WHITE REFLECTION PURE
Produced, Arranged, Composed, Written & Performed by TWO-MIX
Pureシリーズ、今回はWHITE REFLECTIONの登場です。
椎菜氏のピアノオンリーをバックトラックにしみなみさんが心のそこから歌い上げるバラードチューン。
伝わり方がやっぱり違う感じがしますね。説得力ある感じ。
●Best Album『Baroque Best』● '98/11/26 release
TWO-MIX、ワーナー移籍第一弾のアルバム。しかもベストアルバム。さらにはオーケストラとのコラボレーション。
まぁ、何たる豪華版。正直、全編をオーケストラのみでやってくれれば良かったものの、TWO-MIXの持ち味でもあるダンスビートが炸裂してしまう。
せっかく、ヨーロッパの交響楽団にまで頼んでいるんだから、持ち味失っちゃうともったいないですよ。
メドレーは結局まとめみたいなもので、特に変化に富んでいて面白い。同発シングルのクラシックバージョン入り。
1. LIVING DAYLIGHTS
Written by Shiina Nagano Composed by Minami Takayama Produced, Arranged & Performed by TWO-MIX
サビでの弦の刻みがいいですね。スリリング感が伝わってきます。 フルートもいいですね。
ただ、オーケストラに打ち込み合わせるのはいかがなものか。いくらTWO-MIXといえどもちょっともったいない。
2. RHYTHM GENERATION
Written by Shiina Nagano Composed by Minami Takayama Produced, Arranged & Performed by TWO-MIX
いいですねぇ、イントロ部。何かのサントラに使われていてもいい具合です。 ただ、本編入っちゃうと打ち込み、しかもキーボード付だから・・・。
半分打ち込みがメインになってます。 おいおい、オーケストラの持ち味が薄まっちゃうじゃないか。終わり方も中途半端です。
3. SUMMER PLANET NO.1
Written by Shiina Nagano Composed by Minami Takayama Produced, Arranged & Performed by TWO-MIX
イントロ、盛り上がるのはわかるんだけれども、ちょっと長いよ。 エフェクトかかったヴォーカルトラックのままももったいないし・・・。
サビ部のオーケストラはいい感じです。
4. RHYTHM EMOTION
Written by Shiina Nagano Composed by Minami Takayama Produced, Arranged & Performed by TWO-MIX
打ち込み色が強くオーケストラの力が弱いなぁ。間奏とかはオーケストラがメインになっている。
でもこの曲自体、なんとなくイメージに合っているような気がする。
5. LAST IMPRESSION
Written by Shiina Nagano Composed by Minami Takayama Produced, Arranged & Performed by TWO-MIX
さすが感動的でドラマティックな作品だけあってオーケストラの盛り上がり方も違います。
ちょっと「エヴァンゲリオン」っぽい部分もあり、おまけについているアウトロ部分はちょっと長いなぁ。
ちなみに前半4曲は打ち込みを使っていますが、後半曲はオーケストラのみの演奏だ。さすがワルシャワ。
6. BEAT OF DESTINY
Written by Shiina Nagano Composed by Minami Takayama Produced, Arranged & Performed by TWO-MIX
全編オーケストラ、打ち込みのないTWO-MIXもなかなかいいじゃないですか。 特にBメロパートの弦が優雅だこと。
エンディングもきれいにまとまった。
7. BELIEVE MY BRAVE HEART
Written by Shiina Nagano Composed by Minami Takayama Produced, Arranged & Performed by TWO-MIX
このバラードもまたとても優雅。ピチカートを使っていますね。 これぞオーケストラの本領発揮といったところでしょうか。
8. 交響組曲「TWO-MIX」《SINGLES 1995~1998》
Written by Shiina Nagano Composed by Minami Takayama Produced, Arranged & Performed by TWO-MIX
オーケストラでメドレーを。歌がない分にオーケストラの持ち味を十分に生かしてさまざまな音で構築されています。
「Rhythm Generation」~「Summer Planet No.1」~「LIVING DAYLIGHTS」~「LAST IMPRESSION」~「RHYTHM EMOTION」~「BELEVE MY BRAVE HEART」。
おいしいとこどりてんこ盛です。
9. TRUTH [Ballad Style] -A GREAT DETECTIVE OF LOVE- [Bonus Track]
Written by Shiina Nagano Composed by Minami Takayama Produced, Arranged & Performed by TWO-MIX
この時点で最新曲をバラードバージョンで収録。いやぁ、あそこまでBPMが上がった曲を ここまでゆっくりするともはや別の曲だよね。
ピアノがまたじっくりと弾かれているので染み渡って来ます。 後半は深みのある演奏ですね。
●Best Album『SUPER BEST FILE 1995-1998』● '98/12/21 release
明らかにレコード会社が勝手に出したような匂いがぷんぷんするベストアルバム。
一応リマスタリングされているということもあるけれど、何か物足りない。シングル曲以外に選ばれた3曲の基準もよくわからない。
初回盤特典としてジャケットデザイン集が付いているんだけれども、これまた微妙なんだよね。
●6th Album『Rhythm Formula』● '99/11/25 release
ワーナーに移籍して初のオリジナルアルバム。しかも2枚組みとはまた豪華な仕様。 DISC-1はこれまでのまとめというオリジナルアルバム。
インストやインタルード、既発シングルナンバーのリミックスなどが詰まりに詰まっています。
どこを切ってもTWO-MIXサウンド満載の激しいデジタルサウンドオンパレード。
一方、DISC-2はTWO-MIX初のカバー曲やセルフカバーなどを含んだ異種格闘技戦。
ルパンやYMO、さらには高山みなみのソロデビュー曲や永野椎菜初の提供曲などなど。ちょっとやりすぎのアレンジもさすがはTWO-MIXだ。
RHYTHM FORMULA I
1. RHYTHM FORCE
Composed by 高山みなみ Arranged by TWO-MIX
アルバムのオープニングチューンはインストから来ましたか。 ピアノでじっくりと奏でられたナンバー。どこかしら儚げなその演奏。
永野氏の弾くメロディーからこのアルバムの言わんとしている事が伝わってくる気がする。
カウントダウンが入るとテンポアップし、ダンスビートに変身。しかもギターがうねるうねる。
アルバムの頭からやけに壮大なサウンドで攻撃を仕掛けてきました。
2. LOVE FORMULA =FREEEDOM= CUSTOM
Written by 永野椎菜 Composed by 高山みなみ Arranged by TWO-MIX
アルバムの先行という形でカットしたTWO-MIX初のマキシシングル。
これがまたいつもながらのTWO-MIXであり、いつも以上のTWO-MIXなんだなぁ。
打ち込みバリバリながらもメロディアスなメロディーラインをじっくりたどる訳ですよ。 まぁ、派手さは変わりませんがね。
CメロのメロディーがまたありきたりなTWO-MIXだこと。
間奏じゃビートとSEとキーボードとギターがそれぞれ勢い出しまくりで荒れています。 相変わらず激しい曲だこと。しかも6:30の大作。
シングルテイクの頭1分がM-1になったわけで、全体的にはまり変化なしです。
3. READY, GO!!
Written by 永野椎菜 Composed by 高山みなみ Arranged by TWO-MIX
イントロから畳み掛けるビートとギターの嵐。ちょっとヘビィメタはいっていないかい?
ここまでロック的なアプローチで攻めてくるTWO-MIXも珍しいね。
とにかく全編にわたってギターがかきなる。 サウンド面ではいつもながらのTWO-MIXダンス。間奏とかも相変わらず派手だし。
なんかここまでやるか?って言うくらいに力を振り絞っています。マイナー調メロディーは好きかな。
4. BODAY MAKES STREAM 2002
Written & Composed by 永野椎菜 Arrangedby TWO-MIX
何と永野氏初の作曲ナンバーで、しかもシングルで出しちゃうし。
この頃何と高山さんがスランプに陥っていたそうで、代わりに永野氏が手がけたそうです。
シンプルな曲構成とド派手なダンスアレンジはやっぱり相変わらずですね。 きれいにまとまっています。
サッカー情報番組のタイアップを意識してか、 間奏ではサポータの歓声を彷彿させますね。
やっぱりシングルテイクはロック色が薄く、 ダンスビートを重視している傾向。ギターはアクセントとして。 でも察してあまり変わらない。間奏も薄いね。
5. BEAT MAXIMUM
Composed by 高山みなみ Arranged by TWO-MIX
シャウトから入り、ラテン調のビートが流れ込むインストナンバー。 次曲を盛り上げるためのインタルード。この曲で十分盛り上がっている。
6. MAXIMUM WAVE MAMIMUM
Written by 永野椎菜 Composed by 高山みなみ Arranged by TWO-MIX
ビートに力が入ったイントロ。そこにギターが食い込んでくるシングルナンバーです。
コンセプトというのが洋楽的な曲にしたかったらしいということなんだけれども、 もろにJ-POPですね。
まぁ、今までのTWO-MIXには無かったような不思議な曲です。
シャウトのSEが夏の雰囲気を出していたり。ちょっと無理?ってか間奏ではやかましいねぇ。
シングルテイクはアルバムテイクに比べてやっぱりサウンドが薄い。 なんかあっさりしすぎですね。
7. LAST TEARS ~I DON'T CRY ANYMORE, AFTER YOU LEFT ME...~
Written by 永野椎菜 Composed by 高山みなみ Arranged by TWO-MIX
次第に音がフェイドインしてくるイントロ。そしてメロディアスなサウンドとビートを運んでくる。
詞や曲の構成はなんか初期のTWO-MIXを思わせるような感じで聞き入れやすい。
それに比べると サウンドが今のTWO-MIXを象徴するギターとダンスビートで組み合わせだから。
この曲、1つで2度おいしいねぇ。ほんとメロディアスで聞き入っちゃうしね。
8. TRUTH CUSTOM ~A GREAT DETECTIVE OF LOVE~
Written by 永野椎菜 Composed by 高山みなみ Arranged by TWO-MIX
これまたイントロからど派手です。レコード会社移籍の勢いでしょうか。 多分今までのTWO-MIXの中で一番力が入っているような気がします。
もうエフェクトバリバリで聞いている人たちはもうノックアウトだね。しかもギターがうねるうねる。勢いやまない。ここまで激しいとは。
アウトロにはおまけでサックスが吹き荒れています。詞の方はタイアップを意識していますね。 もうお手上げです。
アルバムテイクではイントロ、ムードたっぷりにサックスがフューチャーされた。 そしてギターとセッションのごとく絡み合い。
壮大な世界を繰り広げる約2分。
カスタムということもあってか力が入ってより強力なサウンドに。特に打ち込みビートがね。
9. MISSION“CINDERELLA”
Written by 永野椎菜 Composed by 高山みなみ Arranged by TWO-MIX
ってイキナリスパニッシュギターでフラメンコを思わせるイントロ。 掛け声は何なんだ?ポップなダンスビートにちょっと声優魂の入ったヴォーカルが世界を作る。
とにかくお得意ルビ地獄が迫っています。すごい無理矢理。 間奏フラメンコ調全開。後半カスタネットが鳴り荒れる。
10. IN YOUR EYES III
Written by 永野椎菜 Composed by 高山みなみ Arranged by TWO-MIX
ムードたっぷり大人の歌謡サウンドだなぁ。ちょっとボサノヴァチックで妖艶。 ちょっと今までの流れから外れている。
いつものTWO-MIXっぽいダンスビートを捨てました。 サックスもムードを盛り上げる。
11. Key of Love II
Written by 永野椎菜 Composed by 高山みなみ Arranged by TWO-MIX
えー!?これもTWO-MIXなのかい?何かやけにレトロというか'70年代風のムード歌謡だよね。 ずいぶんとメロウです、また。
A面が激しい分、この曲のゆったり感がいい意味で押し出されています。フルートがこの曲では活躍していますね。
サックスまでも登場して甘い空間を演出しています。アルバムテイクはムードたっぷり。Jazz、ボッサあたりで大胆なりアレンジ。
ちょっとリゾート満開に。ピアノが一味飾り立てる。
12. IN YOUR EYES II
Written by 永野椎菜 Composed by 高山みなみ Arranged by TWO-MIX
こちらはダンスポップに少々ムードを足した仕上がりですね。 キーボード、サックスなどが彩りを加える。
まぁ、いつものTWO-MIXに近いんで、 これといって特徴が挙げられない。こういうテンポとビートの曲もありふれているからねぇ。
13. AIRMAIL FROM THE MOON
Written by 永野椎菜 Composed by 高山みなみ Arranged by TWO-MIX
結構ビートを効かせたグルーヴチューンです。 これも初期TWO-MIXを思わせるような壮大な世界が創られていますね。
Aメロ、Bメロの流れとか とっても雄大です。いいねぇ、この感じは懐かしいです。
サビもそこまで濃くはなく、 けれども何か説得力を感じるような力強さを感じる。
まさに宇宙観出ています。 ただ、違和感が生じるのがCメロ。ここだけいきなりスローテンポになり、 ラップを披露する高山みなみ。
これはなんか違うなぁ。
14. LOVE FORMULA PURE
Written by 永野椎菜 Composed by 高山みなみ Arranged by TWO-MIX
ボーナストラック的な位置にある曲ですね。最新シングルをバラードバージョンで収録。
アコースティックサウンドをバックに歌い、じくりと響き渡る歌です。
まさにPURE。 と思っていたら、急にアップテンポのロックバージョンに変身。おいおい、PUREじゃなかったのか?
サウンドに合わせて歌声も元気になった。この部分だけ切り離して別口で作っちゃえばいいのに。 構成は失敗かな?
RHYTHM FORMULA II
1. TECHNOPOLIS NEW GENESIS
Composed by 坂本 龍一 Arranged by TWO-MIX
「トキオ!」でおなじみYMOの大ヒット曲がTWO-MIXによって料理されました。 時計のSEを過ぎた後はモロにTWO-MIXの音で畳み掛ける。
とにかくすべての音が重圧だし、 見事にTWO-MIXワールドを作り上げる。途中でテンポを緩めてドラマティックな場面も登場。
再びテンポアップしてバリバリ進行。さすがTWO-MIX。
2. ENDLESS COMMUNICATION CUSTOM
Written by 永野椎菜 Composed by 高山みなみ Arranged by TWO-MIX
なんと高山みなみのデビュー曲をセルフカバーですよ。
これまた“カスタム”ということもあり、 かなりデジタルバリバリの打ち込みダンスサウンドで攻撃的に来たもんだ。
オリジナルはもっと 音が柔らかかったけどなぁ、確か。まぁ、これが今のTWO-MIXでの表現なんでしょうね。
3. 1st RHYTHMIC YOUTH
Written by 永野椎菜 Composed by 高山みなみ Arranged by TWO-MIX
イントロがレイヴかと思わせるようなド派手サウンド。そのイントロを過ぎるとサビに入るが、 少々後ろに下がっています。
その代わりにギターが前面に出ていてバリバリやってる。そして再び打ち込みバリバリの ダンスビートに。
なんら美瑠Versionと変わらない気もするけど、とにかく派手です。もう何も言う事は無し。
4. 1st JUSTICE
Written by 永野椎菜 Composed by 高山みなみ Arranged by TWO-MIX
なんかオペラが始まりそうなイントロだよ。ここまで力が入っているのもなんか この頃のアーティストではTWO-MIX以外いなかったよね。
ひとまずド派手、攻めるビート、かきなるギター。サウンドにやられます。 もう言う事無しくらいのゴージャス。この人たちは音がバブリーです。
シングルテイクのほうはいきなり歌が始まるからびっくりする。確かに派手なんだけれども、アルバムテイクにはかなわない。
まぁ、TWO-MIXワールドは健在であり、美瑠では絶対できないことをこの二人はやっていますね。
5. 1st KISS
Written by 永野椎菜 Composed by 高山みなみ Arranged by TWO-MIX
いきなり弦が踊っています。そして煌びやかなイントロを奏でた後に重圧なビートを送り込んできた。 そしてギターもうねるうねる。
美瑠のオリジナルはもっとあっさりしていたのになぜにここまでパワーアップすることができるんだろうか。 全編TWO-MIX色に染まっています。
6. KEEP ON“KEEPING ON”CUSTOM
Written by 永野椎菜 Composed by 辛島美登里 Arranged by TWO-MIX
永野氏がはじめて作詞をした作品のセルフカバーです。オリジナルは永井真理子(懐かしいね)。 作曲は辛島美登里というすごいタッグですよね。
これがまた最高のバラードチューンでじっくりと聞かせてくれるじゃないですか。 弦とピアノで華やかなサウンドを聞かせてくれます。
中盤からは音数が少し増え、ロッカバラードに。なかなかいい曲です。
7. TWO-MIX MEETS LUPIN THE III NEXT GENERATION
Composed by 大野雄二 Arranged by TWO-MIX
ヘリコプターやらパトカーのサイレンやらのSE。そしてピストルを一発ぶっ放したら高速ビートが襲い掛かる。
まさかTWO-MIXがルパンをカバーするとはねぇ。しかしながら見事に料理してしまう所はさすがです。
ド派手の打ち込みサウンドにサックスも吹き荒れている。中盤は区切られてJazzyなサウンドで聞かしてくれる。
しかもちょっとビートを奏でてくれてかっこいい部分もあり、なかなかやるなぁと思わせてくれますね。
再び激しくなる展開はちょっとM-1と被っていてつまらないかも。
Secret Track. TRUTH
シークレットトラック。小芝居だよね。コナンと蘭と永野氏の競演。 「TRUTH CUSTOM」を高山みなみ&コナンでデュエット。
なんか・・・おもしろいんですけれど。コナン、相変わらず歌下手だよね。
●Remix Album『BPM CUBE』● '00/8/9 release
TWO-MIOXがTWO∞MIXというプロジェクト名で発売したリミックスアルバム。
一応コンセプトはフロア対応というか、ご時世がパラパラブームだったもので、それに乗っかったものとしか見えないんですけれど。
まぁ、豪華に2枚仕様。日本語バージョンと英語バージョンをそれぞれ収録。しかも新曲まで収録しているというもの。
ただのアルバムではないことがわかりますよ。なにげに素晴らしいアレンジでもあったり。
1-1&2-4. True Navigation
Lyrics:Shiina Nagano Music:Minami Takayama Arrangement:Shiina Nagano English translated by Yoske kakegawa
「X-FILE」としておなじみの曲がどう変わるか。
オリジナルテイクはギターがメインになっていたけれども、今回は見事なダンスアレンジでビートを刻んできた。
しかし、派手さは相変わらずだなぁ。
1-2&2-3. Just Communication
Lyrics &Music:TWO-MIX Arrangement:Shiina Nagano English translated by Carol Dawsona
オリジナルの幻想的な部分を残し、バリバリとテクノ要素を使っての高速ビートを展開。何かすごいよ。 言葉が畳み掛けてくる。
1-3&2-2. Truth ~A great Detective of Love~
Lyrics:Shiina Nagano Music:Minami Takayama Arrangement:Shiina Nagano English translated by Yoske kakegawa
イントロからギターが荒れ狂う。おまけにサックスも吹き荒れる。オリジナルさながらの激しい高速ビートとサウンド。
でもオリジナルに毛が生えた位の感じだな。それほどオリジナルもインパクトが強いってこと。
1-4&2-6. Naked Dance
Lyrics:Shiina Nagano Music:Minami Takayama Arrangement:Shiina Nagano English translated by Yoske kakegawa
キーボードの効果絶大のハイパービートダンスチューン。やっぱりTWO-MIXはこうでなくちゃね。 パラパラ対応もさながら、言葉が攻めてくるね。
やっぱりシングルらしいキャッチーさがあり、サビ最後はきちんと締めてくれますね。かっこいい。
だからって別にパラパラ対応しなくてもいいんじゃない?
1-5&2-7. Can't Stop Love
Lyrics:Shiina Nagano Music:Minami Takayama Arrangement:Shiina Nagano English translated by Yoske kakegawa
クラブミックス風の長いイントロを超えてキーボードが華やかに広がるポップチューン。 この曲、オリジナルとあまり変わらなくて聞きやすいですね。もっさりビートもなかなかの病み付き。
1-6&2-8. Dance September Love
Lyrics:Shiina Nagano Music:Minami Takayama Arrangement:Shiina Nagano English translated by Yoske kakegawa
ホーン具合がやけにラテン調でイントロから熱いビートを繰り広げる。 こちらも本編はオリジナルとあまり変わらず聞きやすい仕上がりに。
せいぜいイントロくらいだよな、派手なのは。 イントロと間奏のラップがちょっと気になる。
1-7&2-10. Innocent Dance
Lyrics:Shiina Nagano Music:Minami Takayama Arrangement:Shiina Nagano English translated by Yoske kakegawa
イントロの煌びやかさとは裏腹に、高速ビートが畳み掛ける。こちらも本編入っちゃうとオリジナルにちょっと派手さを加えた感じですね。
元が結構はじけていましたからね、あまり驚きはありません。
1-8&2-9. Rhythm Emotion
Lyrics:Shiina Nagano Music:Minami Takayama Arrangement:Shiina Nagano English translated by Yoske kakegawa
一番変わったのはこの曲かもしれないね。イントロからしてすごいし。
オリジナルはハードハウスっぽかったけれど、こちらは見事にテクノの流れを組んだダンスポップチューン。
とにかく攻めて攻めて攻め立てる。すごいや。
1-9&2-11. Stayin' Alive
Lyrics:Shiina Nagano Music:Minami Takayama Arrangement:Shiina Nagano English translated by Yoske kakegawa
イントロがドラマチックになってメロディーを作っている。 ちょっとサビが壮大に聞き応えがあります。
メロディー部はテクノポップでビートを刻んでいます。
1-10&2-12. Meeting On The Planet
Lyrics:Shiina Nagano Music:Minami Takayama Arrangement:Shiina Nagano English translated by Yoske kakegawa
イントロ、随分と壮大だ。そして派手だ。 そしてオリジナルが4つ打ちキックだったのに対してこちらは独特のグルーヴを刻んでいる。
ちょっとかっこよくなってんじゃない? 本編の派手さはそこまでではないが、かなりの力は持っています。
2-1. BPM
Lyrics:永野椎菜 Music:高山みなみ Arrangement:永野椎菜
うわ~、こりゃまたいつものTWO-MIXを派手派手にしたイントロだ。 どっしりとビートを刻み、じっくりと味わい深いA、Bメロ。
ただ、問題はサビかなぁ。 この盛り上がりの無さと来たら・・・物足りないよ。
2-5. DE.SHOW!!!
Lyrics:永野椎菜 Music:高山みなみ Arrangement:永野椎菜
こちらも畳み掛けるような高速ビートです。もう激しすぎで手がつけられない。
Bメロから次第に音程が上がり、サビでは随分と高音ヴォーカルになっていますね。
いつものTWO-MIXとはちょっと違うね。まぁ、相変わらず踊れる1曲には変わりありませんけれど。
2-13. STANCE OF RESISTANCE
Lyrics:永野椎菜 Music:高山みなみ Arrangement:永野椎菜
キラキラした感じのイントロ、キーボードが大活躍です。 そして濃いビートを刻む本編。
前向きな歌詞とそれを象徴するかのようなサビのメロディー。どこかしら“がんばろう” という気分にさせてくれます。
サウンド自体は従来のTWO-MIXのダンスポップ。
これ、ベタだけど最後転調させたらよかったかも。ちょっとしたインパクトはあると思うよ。
●Best Album『20010101』● '01/1/1 release
勝手にリリース第2弾。これまたほぼKING時代の楽曲をコンパイルしたお得なCD。
リミックスまでぎっしり入っているが、ここからもれた楽曲はいったい・・・。という状態だよな。
一応限定版扱いなんだが、結局はコレクターをターゲットにした作品といえよう。 「TGRUTH」を入れているところがまたにくい仕上げだ。
●7th Album『0G』● '01/11/1 release
TWO-MIX復活といわんばかりの7枚目のアルバム。どこをどう切ってもTWO-MIX、王道サウンド復活。
バリバリのダンスチューンをこれでもかと投入してくるその意気込みはすごすぎるね。ただねぇ、メロディーにちょっと難癖あるね。
みなみさん、お疲れ模様か?ジャケットからも伝わってくるその感じ。椎菜節炸裂の歌詞はノックダウンされますね。
頭の「DISCHARGE」には燃えさせられます。
1. DISCHARGE
Written by Shiina Nagano Composed by Minami Takayama Produced, Arranged, Performed by TWO-MIX
相変わらず飛び交っていますね、SE。そしてマイナー調のサビ入り。これがまたかっこいいメロディーなんですね。
畳み掛けるかのような力を投げかけていますね。「T・R・Y」を思わせるような雰囲気を醸し出している。
中盤でやけにドラマティックになっているけれども、なんか切り離しすぎだよな。壮大すぎてちょっと入っちゃっている気がします。
従来のTWO-MIXサウンドを再びここで提示しているような曲でした。
2. LA VIE EN ROSE
Written by Shiina Nagano Composed by Minami Takayama Produced, Arranged, Performed by TWO-MIX
冒頭のダダダッというSEは一体何?と思ってしまったイントロ。曲のほうもモロにTWO-MIXですよね。
どこをどう切ってもTWO-MIXのダンスポップ金太郎飴。詞の方も、永野氏の十八番、青春がキーワードとなっています。
間奏はやけに力が入っており、豪華仕様。
3. GRAVITY ZERO
Written by Shiina Nagano Composed by Minami Takayama Produced, Arranged, Performed by TWO-MIX
TWO∞MIXから再びTWO-MIXに舞い戻ってのシングルナンバー。これがとにかく濃いんです。
サウンドにしてもメッセージにしても、濃くて重い。サウンドのほうはちょっと煮え切るようなぐつぐつ感がありますね。
詞の方はどこかしら説教臭く聞こえるのはなぜだろう?
まぁ、シングルとしては物足りないような部分が多い作品といえますね。TWO-MIX、こんなもんじゃないだろう。力をもっと見せてくれ。
4. NE!! ~RUN LOVE RUN~
Written by Shiina Nagano Composed by Minami Takayama Produced, Arranged, Performed by TWO-MIX
なんだなんだ、この80年代テイストのダンスポップは?
まぁ、キャッチーなメロディーはつかみとしてOKですが、ちょっと耐えがたいものが・・・。
それと詞の方は、随分と若気に満ち溢れていますね。TWO-MIXというよりかはESコネクションよりの歌になっている気がします。
まぁ、大して変わりは無いんですが。
5. GOIN' MY WAY
Written by Shiina Nagano Composed by Minami Takayama Produced, Arranged, Performed by TWO-MIX
イントロからしてすっこけたね。何じゃコリャ?ポップもポップ。これじゃアイドルソングだよ。
年考えな、TWO-MIX。かなり辛いと思います。しかも詞を永野氏が書いているわけですよ。・・・大丈夫か?
詞に合わせたアレンジもどうにかしてくれー。もしかしたら今までで一番の駄作かもね、TWO-MIX。
6. PARADISE GIRL!!
Written by Shiina Nagano Composed by Minami Takayama Produced, Arranged, Performed by TWO-MIX
波しぶき?のようなSEの後にはキーボードが華やかなサビ。
サビのメロディーがちょっと懐かしさもあり、不思議なテイストを生む。それにしても、TWO-MIX、やけにサウンドが古臭くなったなぁ。
進化は進化なんだけれども、退化という進化で新しいTWO-MIXを展開?この曲のベースラインが気持ちいいです。
詞のテーマは人魚姫でしょうかね、やっぱり。ドラマティックな展開を見せてくれます。
7. SEPARATE CARNIVAL
Written by Shiina Nagano Composed by Minami Takayama Produced, Arranged, Performed by TWO-MIX
もうタイトルからわかるようにカーニヴァルですよ。TWO-MIXカーニヴァル。もうお祭り騒ぎです。
ええ、派手ですとも。でもねぇ、サビでこけたね。なんじゃこりゃ?サビのメロディーが全部同じでつまらないことつまらないこと。
盛り上がる要素のかけらが一つも無くてちょっと残念だなぁ。その反動でメロディー部分が楽しめる。
8. HOLY NIGHT DESTINY ~BOY MEETS GIRL~
Written by Shiina Nagano Composed by Minami Takayama Produced, Arranged, Performed by TWO-MIX
鈴の音シャンシャン。TWO-MIXのクリスマスソングがここで登場。
ただ、本編入っちゃうとミディアムテンポのポップソングなんだな。これがまたフツーなんだよ。
サビでちょっと盛り上がるけれども、展開が読めるメロディーなんだよね。王道中の王道ですよ。所々のキーボードが雰囲気を作り上げています。
ま、クリスマス色はそこまで強くなく、聞きやすい仕上がりになっています。
9. FOREVER
Written by Shiina Nagano Composed by Minami Takayama Produced, Arranged, Performed by TWO-MIX
随分とまぁシンプルなタイトルだこと。今までに登場しなかったのが不思議ですね。
さてタイトルさながらのバラードナンバーです。特にこれといった特長が無い。フツーです、はい。
ま、シンプルながら6分という大台に乗る大作で、じっくりと聞かせてくれます。
10. INTO THE WIND
Written by Shiina Nagano Composed by Minami Takayama Produced, Arranged, Performed by TWO-MIX
これまた豪勢且つドラマティックなイントロだ。これぞTWO-MIXと言わんばかりの激しいダンスチューンですよ。
まぁ、メロディー部は特に言うこと無しですかね。やっぱり問題がサビにあり。次の歌詞がかぶっている。
これはもったいないというか、駄目だよね。
Secret Track. DISCHARGE
M-10を聞き続けていると、突如始まるシークレットトラック。びっくりですよ。で、これがまたM-1とそう大差ないアレンジなんですよ。
一応カスタム・バージョンらしいんですが。しいて言うなら、ちょっとバスドラが強くなったということか?
まぁ、自分の耳で聞き比べてみてください。
●Remix Album『DANCE ∞II』● '01/11/21 release
Remix Album第2弾が登場。ワーナー時代のシングル全曲にアルバム曲など合わせて全8曲。
その楽曲をそれぞれ別のリミキサーたちが自分たちの色にうまく染め上げた高クオリティアルバム。
前作のリミックス盤よりもかなり面白い内容となっております。ただ、全8曲はちょっと寂しいなぁ。
また、CD-EXTRAが2枚目におまけとして付いており、「Body Makes Stream」、「MAXIMUM WAVE」、「Gravity Zero」のショートPVが見れる。
また、パズルゲームやスクリーンセーバーなどもあって面白いですね。
CD EXTRA
1. TRUTH ~A GREAT DETECTIVE OF LOVE~ (KENNY'S SUBLIMITY Mix)
Written by SHIINA NAGANO Composed by MINAMI TAKAYAMA Remixed by KENNY (ORIENTA-RHYTHM) for BASEMENT FACTORY PRODUCTIONS
リミキサーがこれまたORIENTA-RHYTHMですよ。いい人選ですね、全く。
タイトルがサブリミナルとあるように、しばらくは4つ打ちビートにサビのフレーズがリフしまくりです。
ハードハウスに変身してもしばらくはリフが続きます。ようやく歌が来たと思えば、静かになり、キックが次第に迫ってくる。 もうおいしい展開だよね。
まさにフロア対応型。
2. Body Makes Stream (RED MONSTER TRANCE Mix)
Written & Composed by SHIINA NAGANO Remixed by TAKAHIRO TASHIRO, KOTARO CHYUGANJI (MST)
TWO-MIXにとってはおなじみとなっているリミキサーのMST。 これまたかなり濃い曲をかなり濃くリミックスしてくれました。おもしろすぎますよ。
ご時世の流れを組んでトランス仕様に変えてきましたね。 ただ、メロディをちょっと無視してほぼ一定のメロディというのがつまらないなぁ。
確かにキックビートで少々変えているものの、もう少し聞きやすくしても良かったのでは?
今までのRed Monster Mixの中ではちょっと物足りないかも。
3. MAXIMUM WAVE (Hole In My Shoe Mix)
Written by SHIINA NAGANO Composed by MINAMI TAKAYAMA Remixed by TOMOFUMI“CHiBUN”SUZUKI
低音ビートとチョッパーベースが胸を打つ軽快リミックスナンバー。 オリジナルのテイストをきちんと残しており、違和感無く聞く事が出来ますね。
ただ、Bメロがやっぱり難しいんだろうね。 なんか汚く聞こえる。全体的にぐつぐつ感が出ていて、結構好きですがね。
リミックスとしては安全圏に入りすぎている面もありますね。
4. IN YOUR EYES (FAMILY BASIC Mix)
Written by SHIINA NAGANO Composed by MINAMI TAKAYAMA Remixed by JOHNNY DEEPERRRRR2001
謎のリミキサーが手がけた痛快リミックスナンバー。クラブミックスしようの軽快ビートで楽しませてくれる。 もっさり、もっさりとね。
途中のぶつ切りして繋げた手法が新鮮に聞こえる。まるでケミとm-floのコラボ曲みたいだ。
ただ、サビは同じテイストが続くので、ちょっと盛り上がりに欠けるのでは。
5. LOVE FORMULA -FREEDOM- (Sphere Trance Mix)
Written by SHIINA NAGANO Composed by MINAMI TAKAYAMA Remixed by bevel
これまた、力強いビートを兼ね備えたダンスリミックス。キックとトランスのうまい相性により、 見事な変化を聞かせてくれる。
サビに向かう道のりがこれまたいい感じで盛り上がるわけだ。トランスのおいしい塩梅が刺激になる。 もう少しハードにしてもいいかも。
6. NAKED DANCE (Batter 9 Mix)
Written by SHIINA NAGANO Composed by MINAMI TAKAYAMA Remixed by Batter 9
ヴォーカルにエフェクトを欠けて歪ませる。そしてバックにはアンビエントな要素をもつサウンド。 大胆なリミックス。
しばらくするとキックが入り、ビートで盛り上げる。
その後、ヴォーカルの雰囲気やアンビエントな要素を残しつつ、激しいビートサウンドに変身して、魅了させてくれる。 次第に進化してゆくトラックだ。
7. Gravity Zero (BEAT SONIC Mix)
Written by SHIINA NAGANO Composed by MINAMI TAKAYAMA Remixed by 弘光“DJ NAVE”渡辺 (P.K.G.Production)
のっけから激しいビートが襲い掛かってくるリミックスナンバー。 これぞリミックスと思える展開でくるので面白いです。
サビフレーズのリフや高速ビートで味をつけ、オリジナルのテイストを払拭しています。
ただ、サビだけが繰り返されるので、少々面白さに欠けますね。
8. LA VIE EN ROSE (R-Control Mix)
Written by SHIINA NAGANO Composed by MINAMI TAKAYAMA Remixed by TETSUYA“REMO-CON”TAMURA (Y&Co.)
ベテラン、横田商会のREMO-CONによるリミックス。TWO-MIXも本当にいい人選していますね。 ハイスピードで熱いビートを聞かせてくれる。
ハードなトランステイストでかましてくれます。 襲い掛かってくるキックにしびれますね。
だんだん迫ってくるビートに興奮を覚え、昇天するさまが本当に気持ちいい。
中盤のシンセサイザーのみで演奏する部分がいかにもトランステイスト。ここから次第に盛り上がっていくのでたまりませんね。
DISC-2.
Body Makes Stream
相変わらずのCGクリップ。と思いきや、初の?人物が映像に出てきています。 誰だかよくわからないものの、なんだか水に飛び込んでいる様子。
相変わらずよくわからないや。 ベースはスターウォーズらしき宇宙戦争のCGです。しかしショートサイズ。
MAXIMUM WAVE
タイトルを表すかのような水のCGからスタートするクリップ。 イルカも出てきます。よくわからない潜水隊も出てきます。
どこかの夜の街の雰囲気も出ていますね。 パリかロンドンか、ヨーロッパ的な街並みです。でも、ヨーロッパだけじゃないね。
世界的な遺産や建物がバンバン出てきました。もともと「VISON FORMULA」用に作られたものだしね。
Gravity Zero
相変わらずCGの嵐。歌詞になぞって螺旋の光が登場したり。 でも結局それだけんなんだよね。つまらないです、うん。なんかもったいないなぁ。
●Best Album『7th anniversary BEST』● '02/4/24 release
なんか区切りが悪いよね、7周年記念って。ワーナー時代の活動を総括するベストアルバム。
多分レコード会社の圧力か何かがかかっていますよ、この中途半端さ。でも、一応リマスタリング済み。
永野氏によるライナーノーツもあるということで損はしないか?ただ、永野氏の最後の言葉が意味深過ぎます。
結果的にメジャーを離れたTWO-MIXを暗示していたんでしょうね。 このアルバムの出た後にもベストが出る始末。TWO-MIXも大変だ。
●Best Album『TWO-MIX パーフェクト・ベスト』● '11/6/8 release
キングレコードのベストアルバムシリーズに、声優も務める高山みなみと永野椎菜の2人組ユニット、TWO-MIXもラインナップ。 もちろん、パーフェクトといっても、キング時代の楽曲のみで構成されている点は、本人たち非公認のレコード会社主導リリースなんだろうな。 以前発表された「SUPER BEST FILES」とほぼ同じような収録曲で、目新しさはあまりない。何点か曲が差し替えられています。 TWO-MIXのベスト盤が安く手に入るという点ではお得感があります。 キング時代でも、十分に濃厚なTWO-MIXの歴史を味わえますね。当初は覆面ユニットだったせいか、その神秘性とポップなダンスミージックに惹かれたものです。 今回注目すべき点は、詞と曲のクレジットがはっきりと明記されている点だね。 以前は詞も曲も「TWO-MIX」という明記だったけれども、何気に大御所、馬飼野康二が関わっていたとは、新たな発見もできました。