album

Album『The Story』● '18 release

タイのシンガー、Duangdao Diawdaiの作品。アコースティックなサウンドをベースに、ギターをかき鳴らして、時にロックに、時にポップに、時にファンキーだっったりカントリーだったり。 でも、ベースはギター1本なので、心地よい風が吹いてくる。優しく温かく、まったりとした空間が広がり、リラックスできるような音を届けてくれる。 時にアジアンな風も吹いてくるけれども、1人のミュージシャンによる魂の歌が宿っている感じだね。たっぷりと聞き応えのある作品です。

1. BIRD

ゼンマイを巻いて始まり。シンプルで心地の良いアコースティックギターの音に乗せて、爽やかなヴォーカルを聴かせてくれるナンバー。 ラララララーという声に、清々しさ全開ですね。瑞々しくて染み渡る。

2. SKY

カウントの後の鮮やかなギタープレイにうっとりさせられるトラック。アコースティックサウンドに乗せて、歌謡曲的メロディでキャッチーに引き込んでくる。 サビでのハーモニーもいい感じだね。

3. HEART

アコースティックギターを器用に操って、ウキウキワクワクさせてくれるような始まり。そして、ヴォーカルを重ねては、瑞々しさを演出。 サビのメロディラインが意外と単調なんだけれども、うまくそこを飽きさせない演奏。この曲も爽やかさたっぷりだね。

4. HOME

フォーキーな1曲。鮮やかなギターの音に乗せて、自身の言葉に乗せて、じっくり聴かせてくれるような曲。 どこか懐かしく、どこか温かさに包まれるね。

5. MADE

こちらもちょっとした会話を挿入しつつ、ライブモードな感じで爽やかに歌を聴かせるナンバー。ハーモニカの音がカントリーテイストを出しては、 リラックスしてののんびりモードで。

6. CYCLE

滑らかな音に、添うように、まろやかに展開。じっくりと語るように、アコースティックギターの音色と共に、届けてくれる。

7. LIGHT

軽やかにギターが踊るナンバー。優しさいっぱいで、ほっこりさせてくれるね。ハーモニーも決まって、瑞々しく響き渡ります。

8. YOU

優しさ溢れるアコースティックサウンドにヴォーカルを添えて、語るように届けるように聴かせてくれるナンバー。 時に早口になったりしては、軽くインパクトを出してくる1曲。

9. SAND (PIANO INSTRUMENTAL)

しっとり聴かせるピアノインストチューン。神秘的な様相を見せては、うっとりと世界へ連れて行ってくれる。

10. SAND

切々と歌を聴かせてくれるバラードナンバー。前曲のインストチューンをベースにしているので、ちょっと訴えかけてくるようなメロディが、 ヴォーカルと共に染み渡ってくるね。美しさも出た1曲です。

11. THE STORY

タイトルチューン。どこか感情が入ったようなヴォーカルが世界を作る。アコースティックの世界を超えてくるような、 麗しさに惹かれますね。

12. THINK

アルバムのラストを飾るナンバー。このアルバムの中では、熱唱の部類に位置するような、情の出た1曲。 ギターをかき鳴らしては、訴えかけてくるように。

Secret Track. Last Song

巧みなギター演奏で魅了してくる、麗しのひと時。ヴォーカルもまっすぐに、どっしりと伝えてきます。力強くぶつけてくる感じがかっこいいね。

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