album

1st Album『Right Now』● '00/10/23 release

UKから弾ける3人娘がデビュー。Atomic Kittenのデビューアルバムです。 しかも、本国イギリスに先駆けて、一足早く日本でビューとは、まぁなんという待遇。とにかくこのグループの勢いを感じる ポップ全開のアルバムに仕上がっています。 さすがはSPICE GIRLSに続けと、ノリの良いポップミュージックを歌い踊るグループなだけあります。 もちろん、二番煎じではなく、三者がそれぞれメインヴォーカルを取っては、時には極上のハーモニー、コーラスを聞かせてくれたりと、 そのパフォーマンスは本物。もちろん、ポップなナンバーばかりではなく、 「Cradle」や「Whole Again」など、じっくりと聞かせてくれるバラードトラックもあり、3人の魅力をたっぷりと届けてくれます。 この先、この3人の子猫の活躍が楽しみになるね。

日本盤ボーナストラックとして、デビュー曲「Right Now」をダンス☆マンがリミックスしたトラックを収録。 ディスコライクなアレンジで、これまたキャッチーに決めてくれるトラックを聞かせてくれました。

1. Right Now

Writer:Kershaw, McCluskey Producer:Absolute

Atomic Kitten、記念すべきデビューシングルナンバー。 1970年代のディスコ風ビートを現代に持ってきては、とにかく極上ポップなダンスチューンの完成。 ウキウキワクワク楽しめる内容だね。ストリングスの音もスパイスになるトラック。 3人のヴォーカルパフォーマンスも、なかなか迫力があるね。

シングルに収録のRadio Editは、イントロが約10秒短いバージョンです。

2. See Ya

Writer:Kershaw, McCluskey, McClarnon Original Co-Production:Engine, Pete Craigie for Z Management

ピコピコした音をスクラッチのイズで彩を加えるポップナンバー。 本編はとっても楽しく、3人が歌を聞かせてくれます。 明るく元気にサヨナラを振りまく姿がいいじゃないですか。

3. Hippy

Writer:Kershaw, McCluskey Producer:Engine, Pete Craigie for Z Management

グルーヴィーな仕上がりを聞かせるミディアムスローチューン。 随分とシブい曲を聞かせてくれますね。 なんか、3人の若さは消えて、ベテラン風が吹いています。

4. All The Right Things

Writer:Kershaw, McCluskey, McClarnon, Moross Original Production:Engine

華やかな幕開けで飾るダンスポップチューン。 4つ打ちビートが炸裂しては、3人の弾けるヴォーカルが縦横無尽に駆け巡る 極上キャッチーなナンバーだね。

5. Whole Again

Writer:Kershaw, McCluskey Producer:Absolute

どっぷりビートでゆったりと聞かせるミディアムバラードチューン。 この曲はラップ以外にも、分厚いコーラスで魅了してくるね。 新人にしては、随分と力を見せるコーラスワークです。なかなかかっこいい曲。歌詞はストレートなラブソングです。

6. Cradle

Writer:Kershaw, McCluskey, Strudwick Producer:Simon Franglen

グッと大人っぽく、じっくりと聞かせてくれるバラードナンバー。 タイトルさながら、安らぎを与えてくれる印象。 Atomic Kittenのコアな魅力を伝えてくれる1曲ですね。

7. Real Life

Writer:Kershaw, McCluskey, Carr Producer:Engine

ガッツリと弾けまくりのダンスポップチューン。 とにかく3人のテンションが高くて、圧倒されますね。 よりいっそう、三位一体を感じる。ノリのある曲です。

8. Do What You Want

Writer:Kershaw, McCluskey Producer:Engine

「いち、に、さん、し」なんて日本語で掛け声も飛んだポップなナンバー。 懐かしテイストもあって、サビでの手拍子とかはディスコティークな一面も見せる1曲。

9. Bye Now

Writer:Kershaw, McCluskey Co-Producer:Engine, Pete Craigie for Z Management

ゆったりと聞かせてくれるバラードナンバー。 ヴォーカルやコーラスから、3人の力も目いっぱい感じられる。 随分と壮大なサウンドになって、すごく大人っぽいね。

10. Holiday

Writer:Kershaw, McCluskey Producer:Cutfather & Joe for XL Talent Partnership

ポップなビートでキラキラ輝くナンバー。 イントロとアウトロの飛行機が飛び立つ音が、休日感をたっぷり出しますね。 ギターの音が軽やかさを出して、楽しさいっぱい溢れ出ています。 歌詞はもう、休日の楽しさ満載といった感じですよ。華やかだね。 とにかく弾けまくりの間奏も楽しさを出しまくっています。

シングルでは、Engineのプロデュースに変わり、グルーヴィーに変身したトラックでお届け。

11. Strangers

Writer:Kershaw, McCluskey Producer:Engine

和の要素を取り入れたイントロで輝くミディアムスローチューン。 全体的にしっとりとしていて、聞かせるタイプの曲ですね。後半でよりドラマティックに。 あなたと私は所詮他人だけれども、1つになるにふさわしいと歌っているようだ。

12. Right Now (DANCE☆MAN Remix with THE BANDMAN)

Re-arranged by DANCE☆MAN

どういう流れで実現したのかわからないけれども、 DANCE☆MANによるリミックスをボーナストラックとして特別収録。 よりディスコティークな雰囲気の出たトラックで、楽しくなる1曲。 「フワッフワッ!」とか合いの手が入ったり、ノリの出し方がわかっていらっしゃる。 サビのウネウネビートもさすがです。

Reissue Album『Right Now』● '01/8/6 on Japan release

先に日本デビューを果たしたUKの3人組グループAtomic Kittenの本国デビュー盤がついに登場。 どういう流れでこうなったのかはわからないけれども、とにかくデビュー盤としての勢いを感じるね。 しかも、日本デビュー盤と収録曲や収録順が多少変わっていたり、おまけにミックスも施されているが曲もあったりで、 やっぱり本国に合わせたテイストに仕上がっています。

日本盤は今回もボーナストラックを収録。あのMonkees「Daydream Believer」を大胆にカバーしました。

1. Right Now

Written by Kershaw, McCluskey Produced by Absolute

2. Follow Me

Written by Abbott, Eker, Joseph, Robson, Kearney Produced by Trevor Steel & John Holiday

ギターの音が鮮やかに放つミディアムテンポのグルーヴチューン。 サビもメロディアスだし、それぞれ3人のヴォーカルも際立つ。聞かせる曲ですね。

3. Cradle

Written by Kershaw, McCluskey, Strudwick Produced by Quiz & Larossi

安らぎを与えてくれるバラードナンバーのニューバージョン。 打ち込み色が強まったけれども、同時にゴージャスな雰囲気も出ていてパワーアップしたね。 3人のヴォーカルとコーラスワークもよりいっそう力強さを増した。

4. I Want Your Love (Album Version)

Written by Kershaw, McCluskey, McClarnon Produced by Damien Mendis & Stuart Bradbury (2XS)

オリジナル「All The Right Things」よりもさらに弾けっぷりが出たダンスポップチューン。 サビまでのためで引っ張っては、3人の声が入ってきて、色気を出したり。 キャッチー要素を強めて、よりシングル向きのトラックになったかな。

5. See Ya

Written by Kershaw, McCluskey, McClarnon Produced by Engine, Pete Craigie

6. Whole Again

Written by Kershaw, McCluskey, Padley, Godfrey Produced by Engine

オリジナルはラップをフィーチャーして、サビでコーラスを聞かせてくれるという流れだったけれども、 新しいバージョンは普通に歌モノとして聞かせてくれます。それぞれのヴォーカルにも力はあるし、 サビでのコーラスワークも盛り上がる。

7. Bye Now

Written by Kershaw, McCluskey Produced by Engine

オリジナルよりも生音の感じが伝わりやすくなっていて、 Atomic Kittenの持つ愛らしさもよりいっそう伝わってくるバラードに仕上がった雰囲気で聞かせてくれます。

8. Get Real

Written by Kershaw, McCluskey Produced by Engine

ファンキーでグルーヴィーな雰囲気を出したミディアムチューン。 ポップさやキャッチーさは、ちょっと離れていながら、どこかしら曲を楽しむ3人がうかがえるような感じだね。

9. Turn Me On

Written by Kershaw, McCluskey Produced by Engine

ポップなビートとカッティングギターが ディッスコな彩りで華やかさを出すダンスチューン。こういうナンバーを器用に歌いこなしてしまう3人もかっこいいよな。 キラキラ煌びやかな楽曲で、とにかく眩しい。

10. Do What You Want

Written by Kershaw, McCluskey Produced by Engine

11. Hippy

Written by Kershaw, McCluskey Produced by Engine

12. Strangers

Written by Kershaw, McCluskey Produced by Engine

13. Daydream Believer

Written by John Stewart Produced by K-Muto

Monkeesの大ヒットナンバーを、Atomic Kittenがカバー。 R&Bテイストのグルーヴィーなトラックをバックに、クールな歌を聞かせてくれる3人です。 ちょっと違う角度から攻めてきて面白い曲に仕上がったね。

2nd Album『Feels So Good』● '02/09/09 release

イギリスの3人組、Atomic Kitten待望の2枚目となるオリジナルアルバム。 とにかく内容が盛りだくさんで、ポップに富んでいる作品ですね。 力の入れ様がすごいのなんのって。このアルバムからは、「It's OK」「The Tide Is High」「Be With You」「The Last Goodbye」「Love Doesn't Have To Hurt」 と5曲のシングルがカットされて、いずれもヒットを記録。 これでもかといわんばかりに弾ける楽曲から、じっくりと聞かせてくれるバラードなど、幅も広くなっていますね。 さらには、制作陣にKylie Minogueや「Eternal Flame」をカバーしたことでつながりができたThe BanglesのSusanna Hoffsが参加していたり、 Atomic Kittenの3人も制作に参加していたりと、意欲溢れる作品です。 まさしくFeel So Goodな1枚。やっぱり前作「Right Now」よりも、本当に3人の力が発揮されている。 楽曲制作に参加しているのもそうだけれども、ヴォーカル&コーラスでチームワークを見せる3人が素晴らしく輝いています。

1. IT'S OK

Written by Mikkel SE, Rustan, Hermansen Produced by StarGate for Delirious / Blacksmith Management Ltd.

アコースティックな温かさを含んだミディアムナンバーは、 2枚目のオリジナルアルバム「Feels So Good」から1枚目のシングルナンバー。 Atomic Kitten3人の結束力を感じる1曲だね。優しくも力強いヴォーカル&ハーモニーに魅了されます。 キャッチーさで持っていくというよりかは、やっぱり3人の実力がそのまま曲に出ている。

2. LOVE WON'T WAIT

Written by Rob Davis and Alex Von Soos Produced by Rob Davis

キャッチーさ爆発のダンスポップチューン。 サビでは手拍子を打ちたくなるような、ちょっと懐かしのディスコポップな1曲。 なんか、Atomic Kittenの力強さが出ているというよりかは、 真っ直ぐ突き刺してくる感じがかっこいいんだよね。

3. THE TIDE IS HIGH (GET THE FEELING)

Written by Holt, Evans, Barrett, Padley, Goafrey Produced and arranged by Bill Padley & Jam Godfrey for Wise Buddah Music, London

Atomic Kitten、2枚目のオリジナルアルバム「Feels So Good」から2枚目のシングル。 元々はジャマイカの「The Paragons」が歌っていたナンバー。 レゲエチューンをポップなミディアムダンスチューンに仕上げて聞かせてくれました。 さすがはAtomic Kittenといわんばかりのキャッチーな仕上がりと心地よさでリスナーのハートを掴んできます。

4. FEELS SO GOOD

Written by K. Minogue and S. Anderson Produced by Andy McCluskey and Stuart Kershaw for Engine Records

2枚目となるオリジナルアルバムのタイトルチューン。 もうね、直球ダンスチューンでウキウキワクワクさせてくれる。 なんと、この曲にはKylie Minogueも参加しているということもあり、 親しみがありながらも、キャッチーに仕上がったダンストラックを堪能できます。まさしくFeel So Goodな1曲。

5. WALKING ON THE WATER

Written by Kershaw, McCluskey Produced by Andy McCluskey and Stuart Kershaw for Engine Records

随分とドリーミングでおとぎ話のようなキラキラしたイントロだね。 でも、本編はじっくりどっしりと聞かせてくれるミディアムバラード。 力強いビートとザックリギターの音がインパクトを与えます。 それでもポップなAtomic Kittenらしさもあって、聞かせてくれるじゃないですか。

6. BE WITH YOU

Produced by Ash Howes and Martin Harrington

This composition is an adaptation of“Last Train To London”written and composed by Jeff Lynne

Atomic Kitten、2枚目のオリジナルアルバム「Feels So Good」から3枚目のシングルは、 ポップなダンスチューン。あれ?どこかで聞いたことがあるようなサウンドだな? と思っていたら、なんとElectric Light Orchestra「Last Train To London」をサンプリング。 元ネタのストリングスをいい感じで取り入れて、Atomic Kittenらしい極上キャッチーなダンスポップの誕生だ。

7. THE MOMENT YOU LEAVE ME

Written by Stuart Kershaw, Andy McCluskey, Elizabeth McClarnon Produced by Andy McCluskey and Stuart Kershaw for Engine Records

ミディアムテンポのポップなナンバー。 ビートが結構グルーヴィーでだし、サビでは3人のヴォーカルパフォーマンスが、 さすがと言わんばかりに華開く。

8. THE LAST GOODBYE

Written by Lind, Bjorklund, Mikkel SE, Rustan, Hermansen, Poku Produced by StarGate for Delirious / Blacksmith Management Ltd.

ほんわかと温かさの生むサウンドと、アコースティックギターの音が優しく奏でるミディアムバラードチューン。 いつも元気でポップなAtomic Kittenの別の面を見せてくれる。 3人のヴォーカルも思いを込めて、じっくりと聞かせるように。 味わい深さの出たヴォーカル&コーラスで、包み込んでくれる。アルバムから4枚目のシングルナンバーとなりました。

9. LOVE DOESN'T HAVE TO HURT

Written by B. Steinberg, T. Kelly and S. Hoffs Produced and arranged by Bill Padley & Jam Godfrey for Wise Buddah Music, London

Atomic Kitten、好調のアルバム「Feels So Good」から5枚目となるシングル。 ミディアムテンポのトラック。優しくアコースティックテイストのサウンドで包み込んでくれます。 3人のヴォーカルも温かく響き渡る。この曲、あのThe BanglesのSusanna Hoffsが楽曲制作に参加しています。 なんでも、Atomic KittenがThe Banglesの「Eternal Flame」をカバーしたのがきっかけみたい。 見事なまでのコラボレーションが実現だね。本当に聞き応えのある曲で、 サビでの切なく広がるメロディがキュンと来ます。

10. SOFTER THE TOUCH

Written by Simon Tauber Produced by Ian Masterson and Terry Ronald for Thriller Jill

軽快な4つ打ちハウスチューン。 これぞAtomic Kittenなポップ要素の出たナンバーだね。とってもリズミカル。サビのノリも極上級。 手拍子したくなるようなサビのパンチが効きまくっています。懐かしのディスコテイストもあって、楽しい1曲だね。

11. THE WAY THAT YOU ARE

Written by Natasha Hamilton and Ciaron Bell Produced by Bell, Oxford, Hamilton, O'shea

ミディアムテンポのグルーヴチューン。 Natashaが楽曲制作に参加していて、よりいっそう、思い入れが強くなっているのかな。シンプルなメロディと三位一体の ヴォーカル&コーラスが魅力を出してくる1曲。ラップパートもスパイスになっていて、なかなかいい感じ。

12. BABY DON'TYOU HURT ME

Written by Tom Nichols, Ben Chapman, Jenny Frost Produced by Tom Nichols & Ben Chapman

グツグツ煮ているような深いビートがAtomic Kittenにしてはなんだか新鮮に映る1曲。 この曲では、Jennyが楽曲制作に参加しているみたい。それ故に、ちょっと濃さが前面に出ていて、 キャッチーな面が届ききっていないような感じも。

13. SO HOT

Written by Tom Nichols, Ben Chapman, Jenny Frost Produced by Tom Nichols & Ben Chapman

タイトル通りにホットなダンスポプチューン。 ただ、クールな歌い方で不思議な空気を醸し出ている。 歌詞はノリが出ているよね。一晩中踊り明かそうみたいな勢いが。

14. MAYBE I'M RIGHT

Written by Rob Davis and Elizabeth McClarnon Produced by Rob Davis

アコースティックギターの音色が優しさを添えるバラードチューン。 打ち込みベースのビートがどっしりと来るけれども、 3人のヴォーカルはどこかしら優しく柔らかく。サビのコーラスワークはさすがですね。

15. NO ONE LOVES YOU (LIKE I LOVE YOU)

Written by Kershaw, McCluskey Produced by Andy McCluskey and Stuart Kershaw for Engine Records Co-produced by Sebastian Morawietz

続けてもバラードナンバー。オーケストレーションがゴージャスにかます感動的な1曲だね。 そこに優しく添えられるアコースティックギターの音色と3人のヴォーカル&コーラスに優しく包まれます。

16. WHOLE AGAIN

Written by Kershaw, McCluskey, Padley, Godfrey Produced by Engine

1st Album「Right Time」に収録されていたヒット曲を、 装いも新たにニューバージョンで。ベースとなる打ち込みトラックを基調として、 ゆったりと心地よく聞かせてくれるナンバーだね。

3rd Album『Ladies Night』● '03/11/10 release

イギリスが誇る3人娘、ATOMIC KITTENの3枚目となるオリジナルアルバム。 前作「Feels So Good」から約1年という短いインターバルながら、 3人も随分と大人っぽくなり、クール&セクシーを武器に歌を聴かせてくれます。 タイトルチューンは、なんとKool&The Gangのカバーを本家と共演という豪華なコラボでスタート。 ベースとなるのは、ミディアムグルーヴのR&Bチューン。 時にポップに、時にじっくりバラードで魅了するナンバーが勢揃い。 前作以上のクールな雰囲気を出してきたけれども、正直、似たような楽曲が続くと物足りなさも感じるんだよな。 その中でも、やはりシングルにもなった「If You Come To Me」「Ladies Night」「Someone Like Me」の力は大きいかな。 結果的に、グループとして最後のオリジナルアルバムになってしまったけれども、 魅力をたっぷり届けてくれたことは間違いない。

1. Ladies Night / Atomic Kitten featuring Kool & The Gang

Ronald Bell - Kool & The Gang Produced by Khalis Bayyan and Leigh Guest For Unique Corp Ltd. Co-Produced by Andy Whitmore

ATOMIC KITTEN、同名アルバムのタイトルチューンは、 Kool & The Gangとのコラボで決めるファンキーディスコチューン。 本家のカバーながら、アグレッシヴなブラスの音を従えて、3人のヴォーカルが生き生きと響き渡るポップチューンに仕上がっています。 魅力をぎっちりと凝縮して、ぶつけてきます。アルバムからは2枚目のシングルとして放ちました。

2. Be With You

This composition is an adaptation of“Last Train To London”written and composed by Jeff Lynne

Produced by Ash Howes and Martin Harrington

3. Don’t Go Breaking My Heart

Frost, Thrupp, Ahmed, Ralph, Wright, Olawoyin. Produced by Ash Howes & Martin Harrington

グルーヴィートラックをバックに、3人のヴォーカル&ハーモニーが響き渡る。 どっしりビートとアコースティックな音が加わって、スパイスに。時に力強く、時に優しく、2面性を出しては楽しませてくれる1曲です。

4. If You Come To Me

Richard“Biff”Stannard, Julian Gallagher, Sharon Murphy, Ash Howes & Martin Harrington Produced by Richard“Biff”Stannard & Julian Gallagher

3rd Album「Ladies Night」からの1st Singleは、3人のヴォーカル&コーラスが思う存分に楽しめるバラードチューン。 グルーヴィーなビートとアコースティックな音が絡み合って、ハートフルなトラックを聴かせてくれる。 3人のヴォーカル&コーラスも伸びやかに。キャッチーに引き込んでは、 じっくりと聴かせてくれる1曲に仕上がりました。

5. Believer

Sternberg, Nowels, Lofgren. Produced by Ash Howes & Martin Harrington

グルーヴィーなミディアムトラック。トラックはごくありきたりな感じなんだけれども、 歌詞はなんかすごいね。あなたの血は私の血。あなたの神は私の神。 あなたとの一体感に、ことの大きさを感じさせる1曲。3人のハーモニーはさすがだね。

6. Everything Goes Around

Frost, Griffiths, Griffiths. Produced by Ash Howes & Martin Harrington

どっぷりビートとざっくりギターが織りなすミディアムテンポのグルーヴチューン。 全ては巡り巡って回っているという歌を、クールかつセクシーに歌う3人です。 なんか、聞いているうちに病みつきになるね。

7. Somebody Like You

Hamilton, Davis, Howes, Harrington. Produced by Ash Howes & Martin Harrington

4つうちビートで決めるグルーヴィーなハウスチューン。 軽やかなトラックをバックに、3人はサラッと歌い上げます。 このリズム、腰を打っては小粋に聞かせてくれるんです。

8. Nothing In The World

Robson, Poole, Verges. Produced by Steve Robson

どっしりと打ち込みビートをバックに聞かせるミディアムバラードチューン。 どこかしら重たくも、しっかりと地に足をつけたかのような、真っ直ぐヴォーカルを届ける。 サビパートは鮮やかなメロディと、ヴォーカル&コーラスで魅了してきました。美しいね。

9. Always Be My Baby

McClarnon, Barlow, Kennedy, Woodcock. Produced by The True North Music Company

楽しさいっぱいで聞かせてくれるミディアムチューン。 軽やかなメロディループとともに、伸びやかな3人のヴォーカル&コーラスが爽やかに放つ1曲。 命短し、恋せよ乙女、みたいな曲だね。後半は転調して、さらに盛り上がる。

10. I Won’t Be There

Hamilton, Barlow, Kennedy, Woodcock. Produced by The True North Music Company

軽やかなトラックと心地よいギターの音をバックに、伸び伸びヴォーカルを聴かせてくれるミドルチューン。 爽やかさを前面に。明日は新しい日、月日はすぐに新しくなる。なんか、この曲も、人生あっという間だから、人生を楽しもう、みたいな曲だね。

11. Never Get Over You

McClarnon, Davis. Produced by Ash Howes & Martin Harrington

ギターの音が優しく響いては、囁くように優しいヴォーカルを聴かせてくれる。 安らぎをくれるようなバラードチューンです。 打ち込み色が少なく、優しく包み込んでくれるような曲です。 そして、若干の切なさがたまらない1曲。美しいナンバーだね。

12. Don’t You Know

Davis, Howes, Harrington. Produced by Ash Howes & Martin Harrington

R&Bを彷彿とさせる、グルーヴィーなミディアムチューン。 クール&セクシーに、ヴォーカル&コーラスを決める3人です。 ゆったり流れに身を委ねる感じで、心地よいんだよな。 ヴォーカルが勝負を仕掛けてくる曲だね。最後はズバッと終わった方が良かったんじゃないかな。

13. Loving You

Christensen, Pedersen, Dahlgaard, Degiorgio. Produced by Ash Howes & Martin Harrington

軽やかに4つ打ちハウスでノックアウトなポップチューン。 ヒネリなく、ストレートに愛を伝えるラブソング。ちょっとおしゃれな要素を加えて、ATOMIC KITTENらしさを出す。

14. Don't Let Me Down

Frost, Howes, Harrington. Produced by Ash Howes & Martin Harrington

グルーヴィーに聞かせるミディアムナンバー。 ギターの音が効果的ですね。そして、サビでのユニゾンヴォーカルが、キリッと決まってかっこいい。

15. Someone Like Me

McClarnon, Bell. Produced by Ciaron Bell

アルバムのラストを飾るバラードチューン。 ピアノの音色をバックに、高らかに歌い上げては、その世界へと引き込んできます。 ヴォーカル&コーラスを前面に、歌声で勝負してくる1曲。 アルバムからシングルカットされて、華々しさを出してきました。

Compilation Album『Greatest Hits』● '04/4/5 release

イギリスの3人組、ATOMIC KITTENが解散を発表。 それに合わせて、これまでの活動をギュッと凝縮したグレイテストヒッツを発表。もうね、単純明快に、これまでリリースしたヒットシングルを集めて、 とことんポップでキャッチーなATOMIC KITTENを楽しめます。 時系列ではないので、曲の流れが面白いですね。12曲のトップ10ヒット、そのうちの3曲「Whole Again」「Eternal Flame」「Tide Is High」は、見事UKチャート1位に輝いただけあって、 ATOMIC KITTENがUK女性グループでの活躍振りが伺い知れます。 若い時の元気で弾けた曲から始まり、次第に大人っぽく、じっくりと歌を聴かせてくれる、変化をきちんと捉えられるようなグループでしたね。 個人的には、やっぱり「Love Doesn’t Have To Hurt」と「Be With You」がお気に入りです。

Compilation Album『The Essential Collection』● '12/2/13 release

こちら、ATOMIC KITTENのアルバム2枚に、ギュギュギュッとヒット曲や代表曲を詰め込んだコンピレーションアルバム。 意外とレア曲の収録が多く、シングルのB面やリミックスなどを収録しては、 様々なATOMIC KITTENの姿を見ることができます。 なかなか聞く機会が少ないので、こういうトラックは貴重です。 デビュー曲「RIGHT NOW」もリミックスバージョンと2004年バージョンの2曲を収録し、 UKで1位に輝いた「Eternal Flame」もオリジナルとリミックスを収録。 あらためて3人のヴォーカル&コーラスの一体感、ポップなダンストラックはリスナーを引きつけるということを再確認。 こうなると、もう一度グループで再活動して、音源を聴かせてほしいね。

2-15. Megamix

4つ打ちビートのハウスサウンドをベースにした、メガミックス。 心地よさと楽しさがあって、弾けまくっていますね。 「You Are」「Follow Me」「Right Now」「I Want Your Love」「See Ya」という流れで聞かせてくれます。

Compilation Album『WHOLE AGAIN THE BEST OF』● '15/11/20 release

リユニオンを果たしたAtomic Kittenのベストアルバム。正直、ベスト盤は何枚もリリースされていて、ちょっと食傷気味かな。 今回は、とにかくヒット曲、代表曲を詰め込んだ全23曲と、盛りだくさん。 これでもかというくらいに、Atomic Kittenが詰まっています。 その中で工夫が見られるのが、「Daydream Believer」のリミックスかな。あえて、オリジナルバージョンを入れてこないところにひねりがある。 あらためて、短い活動期間にもかかわらず、ヒット曲をたくさん世に送り込んだスーパーグループだったという証ですね。 さて、リユニオン後は、新作とかリリースされないのかな?

18. DAYDREAM BELIEVER - BEAT GALLERY REMIX

(John Srewart)

カバーで発表したオリジナルバージョンは、グルヴィーなトラックだったけれども、 こちらはアップテンポの軽快な展開で聴かせるリミックス。ちょっとしたファンクテストの音も、おしゃれに飾ってくるね。 とっても楽しそうな雰囲気が、ダイレクトに伝わって来ます。

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