album

1st Album『JUICY MUSIC』● '03/4/16 release

m-floを脱退し、ソロアーティストとしてのスタートを切ったLISAの1st Album。

とは言いつつも、m-flo加入以前からもソロとして音楽やっていましたからね。メジャーというフィールドでのアルバムは1枚目ということで。

m-floの色も引きずりつつ、LISAならではのポップでファンキーな曲が数多く収録されています。

シングル曲でハウスやロック、2STEPなどいろいろなサウンドアプローチで仕掛けてきたLISAの音楽。

その勢いをさらに広げ、彩り豊か色とりどりの楽曲で華やかです。

m-floとしての活動をステップに、LISAの新たなスタートをこのアルバムで感じることができますね。

1. Juicy World ~Introlude~

lyrics and songs written & produced by LISA Sound produced by Ryuichiro Yamaki at StudioW4M@W-FORM Co. & LISA

ファンキーなナレーションがタイトルを叫ぶ。アルバムの幕開けにはぴったりなトラック。 さすがはLISA、やることが濃いんです。

2. Superstar

lyrics and songs written & produced by LISA Sound produced by ajapai for ajapai entertainment & LISA

アルバムからの先行となるシングルナンバー。軽快なビートを放つ2STEPナンバー。 これまた高度でハイクォリティー。

というか、ものすごく難しい曲ですね。しかしそんなに難しさを見せず、軽々と歌い上げてしまうLISAはさすがです、かっこいいなぁ。 サウンドのほうはajapaiが華麗に仕上げています。色が出まくっていますね。

3. Galaxy

lyrics and songs written & produced by LISA Sound produced by Hisashi Nawata (Lag gimmick) & LISA

これまた軽快な打ち込みトラック主導のダンスポップナンバー。 LISAのヴォーカルにコーラスがよい絡みを聞かせてくれる。

アレンジに関しては、もう打ち込みがバリバリ。 それに対してメロディーは意外と切ないんです。後半の展開もドラマティックだし、華麗な曲だよね。

4. You are beautiful ~Interlude~

lyrics and songs written & produced by LISA Message from LISA

語る。とにかく語る。LISAが語る。しかも英語なんだ。LISAからのメッセージ、とにかくビューティフル。

5. NATURAL COLOR

lyrics and songs written & produced by LISA Sound produced by Daisuke Imai & LISA

いかにもクラブ風の音だと思っていたら、やっぱり今井大介だった。 打ち込みプログラミングをバックに、LISAが歌う。ストリングスも入ってくるよ。

それなりに軽快でポップなトラックだ。 ありのままの姿でいいんじゃない?というLISAなりの生き方を歌っているような歌詞ですね。

曲と見事に詞があっていて、素敵な曲を聞かせてくれました。

6. Best Wishes (original)

lyrics and songs written & produced by LISA Sound produced by Ryuichiro Yamaki at StudioW4M@W-FORM Co. & LISA

バラード。しかも極上級。LISAが心の奥底から歌い上げます。 前半とか音数が少ないから、じっくりとヴォーカルが伝わってくるね。

途中からは打ち込みトラックとストリングスが曲をバックアップ。 Cメロの入り方、ちょっとおかしくなかったか?

やっぱり最後のサビで大盛り上がりだ。力を増してじっくりとね。

7. move on

lyrics and songs written & produced by LISA Track arrangement:Satoshi Hidaka & LISA

m-flo在籍時にリリースされたソロデビュー曲。LISA色満載のポップなハウストラックで、もうやられます。 さすがGTSの力だよね。

アレンジがとても生きている。とにかくポップでキャッチー。サビでの勢いははずせないね。 コーラスの掛け合いがお見事です。いいスタートを切ることができた曲ですね。 歌詞も見事に“move on”。

8. inspiration

lyrics and songs written & produced by LISA Sound produced by Ken Kaizu & LISA

打ち込みのリズムトラックとピアノ音が作るイントロがきれいだ。 ミディアムテンポのポップなナンバー。意外と元気よく歌うLISAにびっくりだ。

詞の方はとにかく好きで好きでたまらない気持ちを相手に伝えたい、といった無いようですな。 間奏でのピアノがやけにゴージャスだ。

ピアノはこの曲でいいスパイスだね。

9. The Shwing feat. DABO

lyrics and songs written & produced by LISA Sound produced by Ryuichiro Yamaki at StudioW4M@W-FORM Co. & LISA

来たぞー。ものすごく濃いHIP-HOPナンバーだ、こういう曲でもきちんと自分のものにしてしまうLISAはさすがだよね。

DABOをゲストラッパーに迎えてあげあげのナンバーに仕上がった。とにかく全編で展開されるパフォーマンスには圧倒される。

これがLISAの本性だな。倖田來未に提供した「One」のフレーズが入っていて面白い。

10. What you gonna do? ~break~

lyrics and songs written & produced by LISA Sound produced by Ryuichiro Yamaki at StudioW4M@W-FORM Co. & LISA

インタルードも随分と濃い。ヴォーカルが前面に押し出されたR&Bトラックで聞かせてくれる。

ブレイクに一味のスパイスが足された感じでなかなかいいじゃないですか。

11. I Promise

lyrics and songs written & produced by LISA Sound produced by Daisuke Imai & LISA

これまた直球勝負。ミディアムスローでのストレートR&Bムード放出のバラードナンバー。 今井大介とLISAのコンビはまたいいね。

じっくりと実力を発揮しているLISAのヴォーカルを聞くことができる。 洋楽的要素で、とってもかっこいいんだ。中盤とか味があるよ。

12. 言えなくても・・・

lyrics and songs written & produced by LISA Acoustic Piano basic chord arrangement & official piano arrangement:Junji Chiba

ドラマティックなイントロから始まるバラードナンバー。この曲はもう極上のバラードですね。

ピアノがベースとなり、ヴァイオリンが切なさを加えている。うっとりと聞いてしまいますねぇ。 直球のラブソングをじっくり歌い上げるLISA。

これはもう涙モノですね。なんていい曲なんだろう。

13. i'm all you

lyrics and songs written & produced by LISA Arrangement & Programming:Ryuichiro Yamaki at StudioW4M@W-FORM Co. & LISA

LISAの力が本領発揮されたグルーヴチューンのシングルナンバー。ポップな打ち込みサウンドで展開される。

攻撃的なラップを仕掛けるLISAと、じっくりしっとりと歌い上げるLISAが絡みあう部分が本当にかっこいいんだ。

そしてサビではちょっと温かみを増してポップさが爆発。 ちょこっと弱い女性を歌った曲ですね。それにしてもサウンドが季節にぴったりと合っていますね。

14. Let me cry

lyrics and songs written & produced by LISA Sound produced by umjanna! & LISA

LISAのヴォーカルを堪能できるバラードナンバー。とてもソウルフルなサウンドは臨場感たっぷりで盛り上がっています。

生音趣向で素晴らしい音を聞かせてくれるじゃないですか。コーラスが迫力ありますね。間奏のLISA、英語で語る語る。

この曲、ぐっとくるほどに聞き入ってしまいます。

15. バビロンの奇跡

lyrics and songs written & produced by LISA Arranged & performed by 東京スカパラダイスオーケストラ

前作から一転して、かっこいいロックサウンドを聞かせてくれるシングルナンバー。

なんと東京スカパラダイスオーケストラを迎えたアップテンポチューン。 メロディー部は中低域をじっくり歌い上げるLISA。

このあたりでは丁寧なつくりの印象が伝わってくるね。 しかし、サビではすべてを解き放つかのような盛り上がりを聞かせてくれる。 キャッチーなメロディーはCMソングとしても効果を発揮していましたね。

16. Sayonara Juicy ~call & response~

lyrics and songs written & produced by LISA Sound produced by Ryuichiro Yamaki at StudioW4M@W-FORM Co. & LISA

F.I.してソウルフルなコーラスを披露。見事なコール&レスポンスでの幕締めとなりました。

17. Best Wishes (extended wishes w/o intro)

lyrics and songs written & produced by LISA Remixed by Satoshi Hidaka (GTS)

バラードナンバーがポップなハウスビートにリミックス。ヴォーカルトラックがオリジナルだからちょっとねちっこいですね。

フロア対応のノリのよいナンバーには仕上がっています。

2nd Album『GRATTITUDE』● '04/6/30 release

リリースを重ねるごとに、新たな魅力を放つLISAの2枚目となるアルバム。 この力の入れざまがすごく、2枚組みというヴォリューム。 1枚目はオリジナルアルバムで仕上げてきた。シングルナンバー4曲を筆頭に、これでもかというくらいにLISA節の出まくった作品となっております。 インタルードを巧みに利用した展開は、いつもながらに楽しませてくれる。今回はR&BやHIP-HOPなどのブラックテイストだけでなく、 Home Grownなどの客演を迎えて、レゲエテイストの曲なのにも挑戦している。 はたまた、LISAのヴォーカルをフルで味わえるバラードナンバーは、相変わらず絶品です。 一方、DISC-2はカバー曲を収録。洋楽・邦楽問わず、LISAが好き放題に歌っています。 MADONNAから長渕剛、はたまたフリッパーズギターまで!範囲が広いのなんのって。 それに加え、曲を見事なアレンジで聞かせてくれるメンバーも多様です。 このヴォリュームを味わうことで、LISAのパフォーマンスが証明されていると感じるわけですよ。

DISC 1

1. Opening act:The calling

lyrics & music:LISA Programming & arrangements:Ryuichiro Yamaki

波のSE。カモメも鳴いています。そこにLISAの囁きが入る。 何か始まる予感をこの曲で示していますね。未知への幕開け。HIP-HOPテイストのサウンドにLISAのラップがかっこよく乗っかるオープニングナンバー。

2. i am pop feat. LISA LION

lyrics & music:LISA Sound produced by ajapai for ajapai entertainment Arrangement, Beets& All Instruments programming by Toshihiko Mori for ajapai ent.

イントロが煌びやかと思いきや、いきなりドラムンベースのナンバーで来るとは。 かなり強力なトラックです。だからといって、重苦しいものではなく、軽く仕上がっております。 タイトルを示すかのようなポップな曲なんです。 途中からLISA LION(といってもLISA本人ですが)による濃いラップが入ってきます。ラップの子さと、全体的な淡さがいい反応を示している曲となっています。

3. SWITCH feat. 倖田來未 & Heartsdales

lyrics:LISA rap lyrics:Heartsdales music:LISA & Ryuichiro Yamaki Sound produced by Ryuichiro Yamaki Programming & arrangements by Ryuichiro Yamaki

倖田來未とHeartsdalesという力のある2組を迎えたナンバー。 これまたミステリアス漂うマイナーナンバーだ。淡々と打ち込まれるビートと、低いヴォーカルで進行するLISAのヴォーカルがちょっと怖い。 サビではちょっとポップさも見るが、曲のテイストは保ったまま。 その後の倖田來未のパートや、Heartsdalesのラップとのコンビネーションがまた抜群にいい。 ブラックテイストがぷんぷんと出まくっています。

4. So Beautiful

lyrics & music:LISA Programming & arrangements by Ryuichiro Yamaki

軽やかな2STEP系の打ち込みサウンドで、独特な雰囲気を放つミディアムナンバー。 ちょっと速めのヴォーカルも、うまい具合にトラックに乗っています。 サビでは軽やかに、そしてポップにはじけるサウンドとLISAのヴォーカル。 コーラスとの相性が抜群ですね。 アルバムからの先行ナンバーということで、リスナーの耳をひきつけるような曲となっています。 タイトル通りに美しさ全開。LISAの陽的部分が前面に押し出されています。

5. Remember me

lyrics & music:LISA Programming & arrangements by Ryuichiro Yamaki

アコースティックギターのイントロが心を和ませるバラードナンバー。 曲中のテイストもアコースティックサウンドがベースになっています。バラードならではのLISAの魅力が引き立っていますね。 そして、曲を盛り上げるようにストリングスが響き渡り、ムードが出てくるんです。 せつないねぇ。LISAのヴォーカルからも、曲ならではの感情が伝わってきます。

6. Peace in Love

lyrics & music:LISA Sound produced by Tanco for HOME GROWN

変幻自在な姿を見せるLISA。1st Album後、初のシングルはなんとレゲエナンバーだ。 しかも、HOME GROWNとのコラボレーションで、かなり来ています。 心地よいビートと、盛り上げるホーンの音色がLISAを押し上げる。 LISAも、悠々と歌っていますよ。まさにPeace music。 やっぱりR&BやHIP-HOPだけでなく、あらゆる音楽畑をLISAは進んでいくんだね。 それにしても、季節感たっぷり、夏のフレーバーがでまくっているナンバーだ。

7. believe, believe

lyrics & music:LISA Programming & arrangements by Hisashi Nawata (Lag gimmick)

ハウスビートに乗せた、軽やかなトラック。ただ、そのビートで結構紛らわせているような感じ。 特に、サビのメロディーにちょっと面白さが無いんですが・・・。LISAの高音ヴォーカルで展開するサビは、他の部分のテイストのまま突入するので、 他のパートとの差異化がいまいちですな。あともうちょっと。

8. GET REAL

lyrics:LISA music:LISA & Daisuke Imai Programming & arrangements by Daisuke Imai

R&Bやソウル的な入りがまたかっこいいじゃないですか。さすがは今井大介だ。 こういうトラックの作りが本当に得意だし、ヴォーカルをうまく生かしている。 LISAもかっこよく聞こえるし歌っているね。洋楽に近いJ-POP。特にサビの部分がかっこいいんだ。

9. Interlude:How did it move you?

music:LISA Programming & arrangements by Ryuichiro Yamaki

インタルード。波の音が響き渡るネイチャーサウンド。どこかしらヒーリングミュージック?

10. 永遠

lyrics & music:LISA Arrangements by monoral

monoralのアレンジで、ロックテイストに仕上がったバラードナンバー。 久々の日本語タイトルは、LISAのヴォーカルが聞きごたえありっ!サビの部分でちょっとドスを聞かせたのは、やはりサウンドを意識してからか? この曲、普通だったらシンプルなバラードになっていただろうね。そこをLISAとmonoralのコラボレーションによって、 見事に面白いトラックへと変えてきた。力強いながらも、思いの詰まったLISAのヴォーカルはやっぱり絶品。

11. My Dearest

lyrics & music:LISA Programming & arrangements by Ryuichiro Yamaki

打ち込みビートがポップに仕上げるミディアムナンバー。 シングルならではのキャッチーなメロディーが、やっぱり引き込まれますね。 全編のハンドクラップ風SEも曲に彩りを加える。LISAのヴォーカルもA、Bメロとサビでは印象をがらりと変える。 このギャップがまたいいね。 サビのヴォーカルが本当にSweetなんだよね。最高の友達を歌っています。 こんな関係、素晴らしいじゃないですか。

12. Gracias a Dios

lyrics & music:LISA Sound Produced by ORQUESTA DE LA LUZ Rhythm arrangements by Yoshiro Suzuki & Kento Ohgiya Brass arrangements by Hitoshi Aikawa Perfoemances by ORQUESTA DE LA LUZ

おっと、前曲とはガラリと色を変えてラテンだ!暑いぞ!熱いぞ! 軽快なビートとLISAのヴォーカルが相性抜群。サビでは伸び伸びしたヴォーカル。 気持ちがいいね。盛り上げ後のホーンが、これまた元気一杯です。 さすがはオルケスタ・デ・ラ・ルスだ。アウトロが熱気に溢れている。

13. Gratilude:Ending act:Thank you

lyrics & music:LISA Programming & arrangements by Ryuichiro Yamaki

アルバムのラストを飾るインタルード。LISAのThank youという言葉に優しいメロディーが曲を紡ぐ。 そして波にさらわれる。

DISC 2

1. 午前3時のオプ (3.A.M. OP)

lyrics & music:DOUBLE KNOCKIOUT COPORATION Produced by Ryuichiro Yamaki (W-FORM) Arranged & programmed by Ryuichiro Yamaki

LISAがフリッパーズ・ギターのカバーとは。これまた、意外だよね。 しかも、こういった選曲でくるとは、LISAもなかなかにくいなぁ。ただ、LISAにはちょっと辛いんじゃないか? ずいぶんと低いラインをたどったヴォーカルです。まぁ、アコースティックポップだった楽曲が、モロにR&B路線で来ていますからね。 LISA色に染まっているので、曲は楽しめますね。

2. LUCKY STAR (perfomed by GTS+LISA)

lyrics & music:CICCONE MADONNA L & MADONNA Sound produced by GTS Programming & arrangements by Satoshi Hidaka (GTS)

マドンナのカバーですよ。しかも、LISAとGTSがタッグを組んでいます。 見事なハウスグルーヴで攻めてきます。オリジナルとはまた、一味違った印象で面白いよね。 LISAとしてのオリジナリティがよく出ている。可もなく不可もなく。フロア向けのサウンドで楽しませてくれる。

3. とんぼ feat. HOME GROWN

lyrics & music:長渕 剛 Sound produced by Tanco for HOME GROWN

でもって、長渕“アニキ”剛のカバーだ。しかも、HOME GROWNをフィーチャーしています。 LISAの音楽性の幅が拾いのなんのって。で、また仕上がりがとてつもなくかっこいいんだ。 さすがはLISA姐。渋いヴォーカルを聞かせてくれる。レゲエビートがまた心地よいですな。

4. Time After Time

lyrics & music:C. Lauper & R. Hyman Arrangement:Hideki“Lambsy”Sakai & Masato Ishinari

シンディ・ローパーの名曲をアコースティックスタイルでしっとりと。 どこかしら、LISAはシンディに似たようなヴォーカルですね。しっとりとしながらも、ヴォーカルに強い感情が入っているようで、なんか壮大に聞こえてくる。 アコースティックだからこそ、ヴォーカルの魅力も増大しているね。

5. Why do fools fall in love

original lyrics & music:Frankei Lymon & Morris Levy Japanese lyrics:LISA Sound produced by Kon“MPC”Ken for HOME GROWN

フランキー・レイモン&ティーンネイジャーズのカバーを、HOME GROWNのにぎやかなサウンドで。 LISAによる日本語詞に乗せて、軽快な曲に仕上がっています。まぁ、オリジナルがドゥーワップですから、その要素も少し残っていますね。 LISA LION、濃いなぁ。ドスが効いていますよ。

6. I ONLY WANT TO BE WITH YOU

lyrics:Mike Hawker music:Ivor Raymonde Sound produced by GTS Programming & arrangements by Satoshi Hidaka (GTS)

ベイ・シティ・ローラーズのカバーが、GTSのサウンドで華やかになった。 軽快な4つ打ちキックとハウスビートにやられます。オリジナルの曲自体、明るいものがさらにポップになった。 懐かしくもあり、新しい仕上がりに。LISAも楽しそうですね。

Cover Album『Melody Circus』● '05/4/20 release

LISAが届けする珠玉の名曲カバーアルバム。1980年代の楽曲の中から、LISAの思い入れのある曲がセレクトされ、 しかもアコースティックサウンドをベースにしたアレンジを施すという、これまた乙な作品集です。 選曲は「Bangles」、「Cyndy Lauper」、「Madonna」、「Geoprge Michael」、「POLICE」など、ちょっと王道すぎるんじゃないのかと、 物足りなさもありますが、アコースティックサウンドで彩られた楽曲群は、LISAのハートフルなヴォーカルに包まれ、リスナーに届けられています。 まぁ、オリジナルの持つ味も、LISAのキャラクターがマッチして、新たな魅力を放っていますね。 なお、初回限定版にはLISAがこれまでリリースしたシングルのPVや、アコースティックライブを収めたDVDが付いています。 こちらはVisual Bestという形で、LISAの歴史を目と耳から楽しむことができますね。

1. Eternal Flame

(Susanna Lee Hoffs, Billy Steinberg, Tom Kelly)

言わずと知れたBanglesの名曲をアコースティックで歌い上げるLISA。 少々ボッサタッチで、さらにはハープの音色が煌びやかです。 LISAのヴォーカルも温かく包み込んでくれるようで、心地よいね。 ラストの盛り上がりも、コーラス共々、曲の持つ味をうまく生かしている。

2. You Got It All

(Rupert Holmes)

こちらはTHE JETSのカバー。軽快なボッサアレンジで軽やかに。 LISAのヴォーカルも、滑らかに響き渡る。でも、やっぱりこの曲をこういうアレンジで仕掛けてくるとはね。 さらに、おしゃれ要素がアップしています。

3. Cherish

(Madonna L. Ciccone, Patrick Raymond Leonard, Madonna)

オープニングのオルガンの音色が軽やかに広がるマドンナのカバーナンバー。 まさか、レゲエ調の味付けで来るとはね。LISAも面白くさせてくれるよ。 オリジナルの持つポップな要素もきちんとあり、なんかマドンナっぽいね。 それでいて、温かみ溢れるナンバーです。

4. Against All Odds (Take A Look At Me Now)

(Phillip Collins)

ストリングスの幕開けでじっくりと聞かせてくれる、フィル・コリンズのカバー。 これぞ、LISAの力量の出たバラードナンバーだね。バックのピアノとストリングスに負けないヴォーカルで圧倒させてくれる。 しっとりしたサウンドと、どっしりのサウンドのバランスをうまく使い分けている。

5. Heaven

(bryan Adams, Jim Vallance)

同じくストリングスの音色が心地よくさせてくれる幕開け。 しかし、それは頭だけ。パーカッションが軽快なサウンドへと大胆に変化させたブライアン・アダムスのカバー。 ここまで斬新なアレンジで来るとはね。このアルバムの中でも激しい部類に入りますよ。 その中でも、LISAは自身のヴォーカルを響かせています。

6. Kissing A Fool

(George Michael)

ジョージ・マイケルのナンバーを、ムードたっぷりにLISAがカバー。 ジャジーテイストで、とっても大人っぽいですなぁ。 じわじわと心地良さを連れてきては、じっくりと聞かせてくれます。 このパフォーマンスは素晴らしいですね。

7. Time After Time

(Robert Hyman, Cyndi Lauper)

シンディ・ローパーの名曲をアコースティックスタイルでしっとりと。 どこかしら、LISAはシンディに似たようなヴォーカルですね。しっとりとしながらも、ヴォーカルに強い感情が入っているようで、なんか壮大に聞こえてくる。 アコースティックだからこそ、ヴォーカルの魅力も増大しているね。

8. Starfish And Coffee ~ Raspberry Beret

(Prince Nelson, Susannah Melvoin) ~ (Prince Nelson)

ボッサ・サンバテイストで軽快なイントロを奏でるナンバー。 しかも、プリンスのカバーですよ。メドレーで、つなぎもスムーズに。ピアノの弾け具合といい、LISAのヴォーカル&コーラスといい、 なんか生き生きしているね。後半では、マッシュアップとでも言っていいような融合で聞かせてくれる。

9. Saving All My Love For You

(Gerald Goffin, Michael Masser)

ピアノによるドラマティックなイントロの、ホイットニー・ヒューストンのカバーナンバー。 ムードたっぷりのジャジーアレンジでじっくりと。 LISAのヴォーカルが、やっぱりいいね。サビのメロディーの切なさもぐっと来るね。 曲の世界観がよく出ているし、バックのサウンドもかっこいいぞ。もう感動です。

10. Every Breath You Take

(Gordon Sumner)

ポリスのナンバーをカバーするとはね。 LISAのヴォーカルも、ちょっと低音あたりを漂っていますね。アコースティックというよりかは、ゴージャスになり盛り上がっております。 折井なるに比べると、まったく違う印象がありますね。なんか、かっこよすぎるんだよな。アレンジにしても、LISAのヴォーカルにしてもね。

[DISC 2:DVD]

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Album『かぜのおんがく Radiating from an N・G・O』● '05/7/27 release

LISAがまだm-floを組む前、10代から20代前半にかけて録音されたという貴重な音源の中から、 14曲を収録した蔵出しCD。南アフリカ・エイズプロジェクトを行っている団体「SHARE」などを、応援する一環の作品としてリリース。 そういう意味合いもあってか、収録されている曲も、どこかしら命や平和といった大きな世界になっていますね。 ゴッド姐ちゃんLISAの若かれし頃、こんなに真正面から社会問題と向き合っていたことに驚きを覚えるとともに、実に優雅なヴォーカルを聞かせてくれます。 歌以外にも、エイズ問題などの実情を訴えるメッセージ等も入っており、考えさせられるCDだよね。

1. プロローグ ~Knockin' On Heaven's Door~

いきなり銃撃の音が響きまくりで驚きです。そして、ラジオ番組で会話を楽しむLISA。 名曲「Knockin' On Heaven's Door」をアコースティックギターをバックに歌います。

2. 友だちになろう

ブルースハープが渋く響き渡るバラードチューン。 生きることの大切さ、命の大切さという壮大なテーマを音楽に乗せ、LISAが歌い上げます。 メッセージの持つ力が、よく出ていますね。最後はみんなで合唱だね。

3. message 1

エイズに関してのメッセージ。真剣に伝える姿勢。心に突き刺してきます。今一度、よく考えなければいけない問題だ。

4. NATURAL HUMAN BEING -live at JIROKICHI-

ゆったりモードのバラードナンバー。 演奏が渋いですね。ライブテイクみたいだけれども、LISASのパフォーマンスに引き込まれてしまうくらい、圧倒的なヴォーカルですな。

5. message 2

「ロマ族」についてのメッセージ。さすらいの民族の受けた差別に対して、 その歴史を語る。

6. GYPSY WOMAN

エッジの効いたギターが威勢を放つミディアムロックチューン。 自由を奪われたジプシーの身を代弁するかのように、LISAが歌い上げます。 とにかく音がかっこいいよ。渋すぎるね。

7. message 3

旧ユーゴスラビアについてのメッセージ。 「民族浄化作戦」の悲劇。そして叫び声。

8. 子守歌をください (SING ME A LULLABY)

優雅に舞うアコーディオンの調べ。そして、メランコリックなギターの音が、ラテン要素たっぷりに。 夕暮れの地中海が似合うサウンドですね。LISAもしっとりと歌い上げます。

9. message 4

セルビアの1人の女性のコラムを語る。現在と過去の音楽の話を交えて。

10. 希望 (HOPE)

アコースティックギターに乗せて、軽やかに歌い上げるLISA。愛と平和を求めること。 簡単なようで難しいね。

11. message 5

東ティモールの独立の様子を、音声を交えながら紹介。侵略、占領からの独立の大変さが伝わってくる。

12. 渚にて -小舟 (KO-BUNE) インストゥルメンタル-

オリジナルタイトル「小舟」作曲:友貞一正

波のSEに乗せて、しっとり優雅にアコースティックギターとピアノが響き渡るインストナンバー。 心が落ち着く癒し系サウンドにうっとりですね。

13. message 6

SHAREの活動について。ボランティアや人道支援について。最後の「クソ暑い夜」っていう部分がかっこいい。

14. この命 (THIS LIFE)

ちょっとブラックミュージックとアンビエントを足したようなトラックで聞かせてくれるミディアムナンバー。 坂本龍一がやっていそうな音楽ですな。大地の息吹というか、力強さ、ダイナミズムみたいなものを感じます。とっても壮大だね。

15. 輪廻 (REINCARNATION)

LISAのヴォーカルが大々的に発揮されているバラードナンバー。 ゆったりサウンドがバックだと、LISAのヴォーカル力がよりはっきりと伝わってくるね。 人生はめぐる。輪廻転生を題材にしています。

16. message 7

アフリカの国々に対して、エイズに苦しむ途上国に対して、 先進国による切り捨ての現状を訴える。「友だちになろう」が、その後、バックで響き渡る。

17. 小舟 (KO-BUNE)

オリジナルタイトル「小舟」作詞・作曲:友貞一正

ギターのアルペジオに乗せて、しっとりと聞かせてくれるナンバー。 ちょっと和的な雰囲気で、LISAのヴォーカルもなんだかいつもの力というよりかは、聞かせるタイプですね。

18. message 8 -on NATURAL HUMAN BEING-

エイズの現状を訴えるメッセージ。アフリカでの悲劇など、 人権保護の観点など、痛々しいけれども、これが現実なのだ。バックでは、力強さを訴えるピアノとギターが鳴り響く。

19. ONE WORLD

まさしくこのプロジェクトを表すかのような1曲。かけがえのない1つの地球に生きる人々について、 LISAが高らかに歌い上げるバラードナンバー。 親しみあるアコースティックのサウンドの中にも、結束力が詞に込められ、思いが伝わってくるようだ。

20. message 9 -NATURAL HUMAN BEING (ORIGINAL)

風。音楽は風になり、風は音楽に。メッセージの後は、オーガニックな曲をLISAが披露。

21. エピローグ -ONE WORLD-

再びラジオのテイクから。LISAがアコースティックギターをバックにして、歌い上げる。

22. 十七歳 -不良

LISAの威勢のいい声から始まるナンバー。かなり古い音源なんだろうね。 音が歪んでいますよ。そしてハウリングも起きていて、実に手作り感のあるトラックです。

R&B Concept Album『GOD SISTA』● '06/3/23 release

カバーアルバム「Melody Circus」で、自身のルーツを探るとともに優しいアコースティックサウンドを届けてくれたLISAの第2章が幕開け。 今回はオリジナルアルバムながら「R&B」をコンセプトとした変則的にリリースした作品です。R&B特化宣言をしたシングル「I, Rhythm」では、 LISAの原点回帰と言わんばかりのクールなトラックを聞かせてくれました。その「I, Rhythm」を延長させたようなトラックを収録しています。 そのシングルナンバー「I, Rhythm」も、リミックスして収録してしまったぞ。 さらには、m-flo時代の名曲「Come Back To Me」が、なんとこれまたレゲトンに大変身してしまうというLISAマジック。 act1、act2と2部構成で聞かせてくれます。ただ、act2は既発表しているものがほぼなんだよね。 DVD付き限定版には、「I, Rhythm」、「It's On」、「SWITCH」のPVと、ライブ映像を収録。 見せてくれるし魅せてくれるし、聞かせてくれる作品ですね。

1. It's On <track:Ryosuke Imai>

lyrics & music:LISA Track produce:Ryosuke Imai <TinyVoice, Production> *3rd Album 「ELIZABETH」 収録*

2. GOD SISTA feat. TOGO <track:STARWAX>

lyrics & music:LISA Track produce:STARWAX

アルバムのタイトルチューンは、これまたディープなビートで、危ない空気を醸しだす。 どこかしらレゲトンのような色もあり、R&B色がより濃く出たトラックで勝負。途中でSTARWAXのTOGOによるラップパフォーマンスも。 熱いです。

3. hit da spot <track:Angelo Arce>

lyrics & music:LISA Track produce:Angelo Arce <Digz, inc group> *3rd Album 「ELIZABETH」 収録*

4. Special Love <track:Nao'ymt>

lyrics & music:LISA Track produce:Nao'ymt

新進気鋭のNao'ymtによるトラックで、華麗なR&Bに変身したミディアムグルーヴチューン。 LISAのヴォーカルも華々しく。歌詞、ヴォーカル、トラックの三位一体で、愛を感じさせる曲となっています。 なかなかいいよね。なんか、うっとりしてしまうラブナンバーです。

5. bootylectric <track:Steven“Lenky”Marsden>

lyrics & music:LISA Track produce:Steven“Lenky”Marsden

ド頭からエスニック風味をぶつけてくるトラック。 歌詞は本領発揮と言わんばかりの全編英語詞。これは、かなり印象が変わりますね。とにかく深い部分を引き出してくるようなトラックと、 LISAの攻撃的な歌詞、サビでの畳みかけがかっこいいです。

6. We Ride <track:Eric“Coptic”Matlock>

lyrics & music:LISA Track produce:Eric“Coptic”Matlock

本場R&Bをぷんぷん匂わせるミディアムグルーヴチューン。 ちょっと危険な雰囲気を漂わせるクールなサウンドが、かっこよすぎるね。真夜中のドライブとも言えるようなストーリーを、 LISAがかっこよく歌いあげる。

7. I, Rhythm -LOS KALIBRES RAGGAETON REMIX- <Remix:LOS KALIBRES>

lyrics & music:LISA Remixed by LOS KALIBRES Additional Lyrics by LOS KALIBRES (LANDO / DANIEL / ELNANDO)

第2章の幕開けを切ったシングルンナンバーをリミックスして収録。 これぞ、フロアが燃え上がるレゲトンサウンドで、一発KO。LISAのヴォーカルもかっこいいし、それ以上に盛り上げるLOS KALIBRESのラップがヒートアップ。

8. Come Back To Me -7 Windsor Avenue Kingstonv5- <track:HASE-T>

lyrics & music:m-flo Track produce:HASE-T

m-flo時代の名曲をリミックスして収録。レゲエテイストで濃いながらも、やはりオリジナルの持つ切ない部分が力強く表れているね。 軽やかな気分になれる1曲に仕上がっています。

9. I Promise

lyrics & music:LISA Sound produced by Daisuke Imai & LISA *1st Album 「JUICY MUSIC」 収録*

10. Sweetest feat. LISA / JHETT <track:YAKKO>

music:JHETT & LISA lyrics:LISA Chorus arrangement:LISA

JHETTことAQUARIUSのYAKKOがLISAを迎えてのコラボレートナンバー。 クールな打ち込みビートと、スイートなLISAのヴォーカルが曲を彩る。 タイトル通りに甘い甘いナンバーです。

11. GET REAL

lyrics:LISA music:LISA & Daisuke Imai Programming & arrangements by Daisuke Imai *2nd Album 「GRATITUDE」 収録*

12. Remember me

lyrics & music:LISA Programming & arrangements by Ryuichiro Yamaki Chello & strings arrangements:Udai Shika *2nd Album 「GRATITUDE」 収録*

13. SWITCH feat. 倖田來未 & Heartsdales -DJ WATARAI REMIX- <Remix:DJ WATARAI>

Remixed by DJ WATARAI

これぞLISA節といわんばかりのコラボナンバーが、DJ WATARAIの手によって大変身。 とにかくR&Bの奥の奥を表すようなディープでドープなビートで打ち砕く。ダークもダーク、とにかく黒いね。 悪どいイメージが漂いますが、これがまたかっこいいわけなんですよ。

[DISC 2:DVD]

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3rd Album『ELIZABETH』● '06/10/25 release

LISA、渾身の3枚目となるオリジナルアルバム。伊達に、本名でもある「エリザベス」の名を冠していないよね。 前作のコンセプトアルバム「GOD SISTA」では、R&Bに特化したLISAを堪能しましたが、 今作はその延長線上にある作品でもあり、また一味違った要素を含んだアルバムでもあります。 「GOD SISTA」収録曲やシングル曲は、結構濃い目に表れていますが、やはりきらりと光るバラードナンバー「Stay forever」がいい味を出していますね。 m-floと久しぶりにタッグを組んだ「TRIPOD BABY」も、リミックスして収録されています。 とにかくパンチの効いている、まさに姉御なジャケットにも注目。 初回版のみ、ボーナストラックを2曲収録していますので、こちらも要チェックですね。

1. I, Rhythm

lyrics & music:LISA Programming & Arrangements by Heigo Tani [Co-Fusion]

「R&B特化宣言」で第2章をスタートさせたGOD SISTA、LISAによるグルーヴチューン。 パンチの効いたビートがまた、かっこよすぎる。ってか、さすがはLISA姐と言わんばかりに濃いよね。 R&Bフレーバーたっぷりなんだけれども、キャッチーなテイストもあって、ポップに決めてくれます。

2. TRIPOD BABY -CLASH the SOUND Remix- / LISA loves m-flo

written by m-flo & LISA Remixed by EIGO [three NATION] Addditional Arrangement:DJ blu

久しぶりにタッグを組んだm-floとのナンバーを、リミックスして収録。 軽やかだったオリジナルトラックに比べて、打ち込みの力が強力になったパンチのあるトラックに。 R&B寄りになったリミックスですかね。

3. It's On

lyrics & music:LISA Track Produced by Ryosuke Imai [TinyVoice, Production]

ディープながらに攻撃的なビートをぶつけてくるナンバー。 さすがは今井了介というような、ダークかつクールなトラック。LISA自身もアゲアゲな雰囲気で歌を披露。サビではちょっと畳み掛けるようにフロアへ誘い込む。 アルバムのオープニングから、いい感じですな。

4. lonely

lyrics & music:LISA Track Produced & Chorus Arrangements by Sadahiro Nakano

ミディアムスローのバラードチューン。 タイトル通りに孤独な主人公のことを歌っています。 そして、LISAの歌い方も、実に感情を揺さぶられるように響かせていますね。 優しく包んでくれるようなサウンドも、うっとりとさせてくれる。

5. on the lockdown

lyrics & music:LISA Track Produced by Jake from STARWAX ENTERTAINMENT

打ち込みのパンチが効いているポップチューン。 R&B/HIP-HOPの要素を前面に出して、かっこいいじゃないですか。 LISAのクールな姿が映し出されたナンバーですね。

6. Precious Message -R. Yamaki's Groove Mix-

lyrics:LISA & 舞音 [Remark Spirits music:Shin Hashimoto Remixed by Ryuichiro Yamaki

映画「バックダンサーズ」からのナンバーを、リミックスして収録。 舞音がやっぱりスパイスとなっているね。トラックの方は、ピコピコと音が飛びまくりです。 グルーヴを生んだり、アップテンポになったり、音を楽しむことができます。

7. do you thing

lyrics & music:LISA Track Produced by Nao'ymt

Nao'ymtのトラックプロデュースで、ディープでドープなLISAの登場。 とにかくエロい歌詞に乗せて、LISAがセクシーに歌い上げる。これがR&Bの世界なんだな。

8. OUCH!

lyrics & music:LISA Track Produced by ESE.ENE [LOS KALIBRES]

攻撃的なパンチのあるトラックで、強いLISAをアピール。 浮気をした男に、攻めて攻めて攻めまくる主人公。熱いサウンドが、これまた効きまくっているんだ。

9. boy crazy

lyrics & music:LISA Track Produced by DJ CAPROCK & タイプライター

これまた攻撃的なトラックで、練り歩くLISA嬢。 ギターとベースの音がかっこいいじゃないですか。ほぼ全編英語詞で、攻める攻める。 これがLISAの持つ力なんだなと再認識。後半のフックが、たまらなくかっこいい。

10. hit da spot

lyrics & music:LISA Track Produced by Angelo Aree [Digz,inc group]

ミディアムテンポのトラックは、クールでありながらポップな面も見せてくる。 それにしても、LISAのヴォーカルはセクシーだね。サビの英語詞が滑らかなこと。コーラスを重ねて、かっこいいね。 歌詞がとにかくエロい、エロ過ぎるぞ。

11. Stay forever

lyrics & music:LISA Arrangements & Programming by Ryuichiro Yamaki

愛のこもったバラードチューン。 LISAのヴォーカルがまた、愛の溢れる感情が伴っていますね。打ち込みサウンドとアコースティックサウンドのおいしいところをうまく引き出し、 バラードとしての魅力を発揮しています。愛ですよ、愛。

12. SHOWTIME

lyrics & music:LISA Track Produced by Jake from STARWAX ENTERTAINMENT

お祭りムード全開のパーティーチューンを、シングルとしてリリースしてきたLISA。 乗り気が出まくっていますね。LISAのヴォーカルといい、トラックといい、とにかく弾けっぷりがたまらない1曲に仕上がっています。 フロアでも十分に盛り上がる、勢い溢れるナンバーです。

13. MATADOR DE CORAZON feat. LISA / LOS KALIBRES

lyrics:EL NANDO, LANDO, DANIEL & LISA music:193 Arranged by LANDO

LOS KALIBRESのナンバーで、LISAをフューチャー。 情熱的なラテンチューンです。濃いラップとLISAの歌声が、これまた見事なハーモニーを生み出すトラック。 とにかく熱いです。

14. Stay forever -Acoustic Ver.-

lyrics & music:LISA Guiter Arrangements:Masato Ishinari

極上バラードナンバーが、アコースティックバージョンになって、さらに極上の仕上がりとなった。 アコースティックギターの音色に、LISAの切ないヴォーカルが響きまくりです。うっとりですね。

Best Album『LISABEST -mission on earth 9307-』● '07/6/6 release

LISAの初となるベストアルバムは、デビューした1993年から今までを詰め込んだ、まさにベストオブベストな豪華2枚組み仕様。 DISC1はシングルコレクション。m-flo在籍時にリリースしたソロデビュー曲「move on」から、シングルA面の曲を中心に収録。 LISAのサウンド変遷も味わうことができる1枚です。さらに新曲「Our Story」も収録。こちらは美しいストリングスが響き渡るバラードナンバーです。 いつもは熱の帯びたヴォーカルを聞かせてくれるLISAも、この曲ではぐっと気持ちを込めたヴォーカルが印象的です。 さらにDISC2は、LISAのソトシゴトやカバー、さらにはLISAがm-floでデビューする前にソロ名義で出した曲などを収録しています。 やはり1993年から2007年までをまとめると、LISAはすごいことになるんですね。こちらのサイドも様々なサウンドアプローチがあって、LISAの変身振りを楽しめます。 ブックレットには、LISAの自伝的小説も封入され、読み応えがあります。なるほど、波乱に満ちた半生ですね。 初回版は、LISAのシングルナンバーをノンストップで聞かせてくれるメガミックスを収録。 CD+DVDバージョンのDVDには、これまで発表したビデオクリップを惜しみなく収録。ボーナス映像として、イベント「Rhythm Nation」のライブの模様をハイライトで収録。

1-16. Our Story

Lyrics & Music:LISA Arrangements & Programming by Ryuichiro Yamaki Strings arrangement by Ryuichiro Yamaki, Udai Shika

今回のベストアルバムに収録された新曲。 極上のバラードナンバーです。イントロから美しいストリングスが響きまくり。メロディもそうだけれども、歌詞も随分と切なくも温かい。 そして、LISAのヴォーカル。これがまたいいんだ。グッと感情で訴えかけているようで、曲を体現しているね。

2-15. LISABEST MEGA MIX 9307

Non Stop Mixed by TURBO [GTS]

初回限定版のみに収録されているノンストップメガミックス。 ダンストラックの目くるめく流れを堪能。コンパクトながらに、濃密な時間を味わえるトラックです。 さすがはGTSなつなぎで楽しめますよ。 ・come again

・superstar

・move on

・I'm all you

・I, Rhythm

・SHOWTIME

・It's On

・tomorrow

・バビロンの奇跡

[DVD DISC3]

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Mini Album『ready to disco』● '08/2/20 release

ゴッド姐ちゃん、LISAが前作のベストアルバム「LISABEST -mission on earth 9307-」で区切りをつけて、新たなるステージに突入。 ディスコをベースに、とにかく乗りのよいダンスフロアと化すナンバーを提供してくれる。 作家陣も、SOUL'd OUTのShinnosukeやHOME GROWNなどがLISAを味付けする。また、m-floも楽曲を提供。これまた、かなりアゲアゲなモードで熱いナンバーに仕上がっています。 m-floとの三位一体の力はすごいね。アルバムのアゲアゲ雰囲気が打って変わって、じっくりと聞かせてくれますよ。 ボーナストラックとして、セリーヌ・ディオンのトリビュート盤に収録された「BE THE MAN」のカバーを、ここでも聞かせてくれます。 DVDには、BEST ALBUMのリリースを記念して行われた、渋谷O-EASTでのライブを収録。ダイジェストながらに、パフォーマー・LISAとして、ファンサービスをたっぷりと届けてくれます。 相変わらず熱いね。

1. SEND MY HEART

Lyrics & Music:LISA Proramming & Arrangements by Shinnosuke [SOUL'd OUT] *4th Album 「Disco Volante」 収録*

2. crave

Lyrics & Music:LISA Arrangements & Programming by Ryuichiro Yamaki *4th Album 「Disco Volante」 収録*

3. BAD MEN!

Produced and written by m-flo

これぞ強力トライアングル。m-floのトラックを、LISAが歌うとここまで濃くなるんだね。 4つ打ちビートで攻めてくる。この曲、絶対に盛り上がること間違いなしだね。LISAの名義ということもあってか、m-floの2人は、バックでしっかりとLISAを支えています。 この濃さにとにかくやられますよ。「カルピスソーダ」と、空耳が聞こえてきます。

4. Summer Story feat. BUTCHER

Lyrics & Music:LISA Rap Lyrics:BUTCHER All Instruments & Arrangements by Kon“MPC”Kne [HOME GROWN]

Clap Hands! Say Yeah!ということで、軽快な拍手とトロピカルな常夏ムードたっぷりのミディアムナンバーです。 さすがはHOME GROWNのアレンジということで、久しぶりにレゲエなLISAの登場です。 ゲストラッパーにBUTCHERを迎えて、暑さも熱さも増大です。

5. love song

Lyrics:LISA Music:LISA, Sadahiro Nakano Programming & Arrangements by Sadahiro Nakano

タイトルからして直球なラブソングは、しっとりテイストのR&B系バラード。 LISAのヴォーカルパフォーマンスに聞きほれてしまうね。優しく儚く、時には抑揚を出して、大きく包み込んでくれるようなナンバーです。

6. BE THE MAN

Words & Music:David Foster & Junior Miles Arrangements by Takashi Yamaguchi

セリーヌ・ディオンのトリビュートアルバムから。本家セリーヌの声量にはさすがに敵いませんが、 LISAなりのパフォーマンスで圧倒させられる。ざっくりギターがいい味を出していますね。さすがLISAらしく、 英語の歌詞も滑らかに届けてくれます。

[DISC 2:DVD]

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Mini Album『got that fever』● '08/8/27 release

「ready to disco」で幕開けた、LISAの「ラグジュアリー・ディスコ」シリーズの第2弾となるミニアルバムが堂々の完成。 ハウス、エレクトロ、ディスコなどの要素を取り入れて、LISAらしいダンストラックを提供してくれます。 ブリトニー・スピアーズの「Toxic」でおなじみの、スウェーデンのプロデューサーユニット「Bloodshy & Avant」がトラックに参加した楽曲あり、 ポップに聞かせてくれる楽曲あり、LISAの名ロックチューン「バビロンの奇跡」のリミックスありと、 ミニアルバムながらにフルアルバムの勢いでかましてくれる、極上アルバムを召し上がれ。 今作は、CDのみとCD+DVDの2形態でリリース。DVDには、収録ナンバー「Leave」と、前作身にアルバムに収録の「SEND MY HEART」のPVを収録していますので、要チェック。

DVD

1.

2.

Leave -music video-

SEND MY HEART -music video-

1. Leave

Music by LISA, Chrstian Karlsson, Pontus Winberg Lyrics by LISA Co-Produced by Bloodshy & Avant *4th Album 「Disco Volante」 収録*

2. other side of now

Lyrics & Music:LISA Arrangements & Programming by Hisashi Nawata *4th Album 「Disco Volante」 収録*

3. The Sign

Lyrics & Music:LISA Arrangements & Programming by Ryuichiro Yamaki

この妖しさ満載のエレクトロビートが病みつきになる、アップテンポナンバー。 進行するにつれて、その全貌が明らかになってゆく。意外とポップに煌くトラックで、爽やかな仕上がりですね。 疾走感もあって、心地よい1曲。

4. Hot Love

Lyrics & Music:LISA Track Produced by STAR WAX

若干、1980年代の雰囲気もあるミディアムテンポのダンストラック。 この懐かしくもあり新しいサウンドに引き込まれていきますね。キャッチーなサウンドと ちょっと切な系で聞かせるLISAのヴォーカルのギャップが楽しめる1曲。

5. One More Song

Lyrics & Music:LISA Arrangements & Programming by SHINSUKE

ムードたっぷりのバラードナンバーですよ。なんだかチークタイムっぽい雰囲気もあり、 やさしく包んでくれるサウンドとLISAのヴォーカルに身を委ねたくなります。 サビのメロディも、ちょっと切なく、語りかけてくれるようなLISAのヴォーカルが見事にマッチしている。

6. バビロンの奇跡 -Wall5 Remix-

Remixed by Heigo Tani [Co-Fusion]

ロックなLISAを代表するナンバーが、アグレッシヴなダンストラックに大変身したりミックスチューン。 勢いあるビートで攻めに攻めてきます。 なおかつダークで、もう圧倒されるわ。オリジナルの持っていたキャッチーさはなくなり、とにかく強いトラックです。 思わずひざまずいて、頭をひれ伏してしまうようなサウンドに、天晴れ。

[DISC 2:DVD]

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4th Album『Disco Volante』● '09/11/11 release

LISAによるラグジュアリー・ディスコシリーズの集大成となるアルバム。オリジナルアルバムとしては、通算4枚目。 前作と前々作のミニアルバム「ready to disco」「got that fever」の流れを汲んで、極上の心地よさを届けてくれるとともに、 ハウスやエレクトロ系サウンドを手玉に取るLISAがかっこいいったらありゃしない。 LISAの作り出したメロディを、これまた多彩なクリエーター達がじっくりと料理しているところもいい感じ。 とっても聞きやすい、ラグジュアリーなトラックに仕上がっています。オープニングトラックで m-floのVERBALが参加して、アゲアゲに盛り上がったと思ったら、そこからとどまることを知らないLISAがさらにアゲアゲモードに変身。 極上の世界が開けます。 m-floデビュー10周年記念ソングやravexなどとのコラボナンバーも特別収録され、実に聞き応えのある作品でフルヴォリューム。 LISAの太っ腹な気質がよく表れています。極上の時間を味わい尽くせ!

1. falling for you... feat. VERBAL (m-flo)

Lyrics & Music:LISA Rap Lyrics:Verbal Arrangements by SATOSHI HIDAKA [GTS]

オープニングから、これまた随分とゴージャスなトラックを聞かせてくれるよね。 GTSの日高智によるアレンジでキラキラ度を増した極上ポップに攻めてきたと思ったら、さらに盟友m-floのVERBALがラップで参加するという究極ナンバーの誕生。 しかも、LISAパートとVERBALパートでちょっと雰囲気を変えては1曲で2度おいしいような展開で楽しませてくれる。 曲もキラキラ輝くならば、LISAの歌詞もキラキラ輝くラブソングです。

2. frozen

Lyrics & Music:LISA Track Produced by Sugaya Bros.

エレクトロ要素満載の軽快なビートをまとって、LISAが歌い上げるミディアムポップチューン。 相手を追いかける切ないナンバーを、LISAが切なく軽やかに歌い上げます。 心地よいビートとキラキラサウンドが曲の世界を広げます。

3. traveler

Lyrics & Music:LISA Track Produced by Toshimichi Tsuge [LIL]

スペイシーな雰囲気を出しては、まるで宇宙を旅するように、無限の彼方まで広がるような可能性を示した1曲。 そういう展開で来るんだけれども、サビではウネウネビートでポップに仕上げてきた。 その後は4つ打ちビートを前面に、極上トラックでノックアウトですよ。

4. SEND MY HEART

Lyrics & Music:LISA Arrangements & Programming by Shinnosuke [SOUL'd OUT]

トラックのアレンジを、同じ事務所のSOUL'd OUTのShinnosukeが担当した、キラキラポップなダンストラック。 なるほど、これはSOUL'd OUTでも適用するアレンジだね。 LISAのパワフルかつ通ったヴォーカルが、トラックに溶け込んでいます。

5. Leave

Music:LISA, Christian Karlsson, Pontus Winnberg Lyrics:LISA Co-Produced by Bloodshy & Avant

ミニアルバム「got that fever」のオープニングを飾ったトラックは、 このアルバムの中の目玉とでも言っていいでしょう。ブリトニー・スピアーズの「Toxic」をプロデュースしたBloodshy & Avantが、LISAをプロデュース。 うねうねエレクトロサウンドで、怪しく攻めてくる小粋なダンストラックです。そして、LISAらしい強いキャラクターの主人公が、曲の中で光っていますね。 とってもかっこいいナンバーで、聞きほれてしまいます。

6. Love

Lyrics & Music:LISA Arrangements & Programming by Ryuichiro Yamaki

LISAが手がける愛の歌。ストレートに「Love」と来たもんだ。 ミディアム系のバラードチューンで、美しい歌声が響き渡るトラックです。 いいね。愛に満ち溢れた煌びやかな雰囲気が曲に出ています。このアルバムの中では落ち着いた感じで。じっくり聞かせてくれるバラードです。

7. shake my heart

Lyrics & Music:LISA Track Produced by 18degrees. [Ken Arai]

バリバリポップで煌びやか。それでいてドリーミングでキャッチーな仕上がりのアップテンポナンバー。 しかし、イントロから本編に入ると、なんともクールでダークで、ちょっとびっくり。 そこから明るくなっては、サビでは極上キャッチーなメロディとサウンドで、とっても楽しく聞かせてくれます。 こういう展開が、いかにもLISAらしいね。

8. crave

Lyrics & Music:LISA Arrangements & Programming by Ryuichiro Yamaki

アシッドハウスのような低音が特徴的なダンスナンバー。 クールなトラックと熱のあるLISAのヴォーカルが、いい反応を示してくれます。

9. planet love

Lyrics & Music:LISA Track Produced by Pink Chemeleons

4つ打ちの極上キラキラハウスチューン。さらにサックスが吹いてはいい味を出していますね。 宇宙規模の愛で包み込んでくれるようなLISAの心の広さを表しているような曲です。

10. Alone

Lyrics & Music:LISA Arrangements by Shingo.S

このアルバムの中では、ゆったりテイストでじっくりと聞かせてくれる部類のトラック。 まぁ、LISAの歌声がじっくりと響き渡るミディアムバラードチューンなわけでして。 恋人と別れて1人の寂しさがつらいと歌うLISA、かなり深いです。

11. other side of now

Lyrics & Music:LISA Arrangements & Programming by Hisashi Nawata

ピコピコ煌びやかなエレクトロハウスで、勢いよく攻めてくるダンストラック。 かなりアゲアゲモードで派手派手ですね。曲の力強さを表すかのような前向きな歌詞も、 LISAのヴォーカルもとってもたくましい。元気をくれる1曲です。

12. FIRE WOO FOO FOO feat. LISA / Diggy-MO'

Lyrics:Diggy-MO', LISA Music:Diggy-MO', Satoshi Hidaka [GTS], LISA Arrangement:Diggy-MO', Satoshi Hidaka [GTS]

SOUL'd OUTのDiggy-MO'、ソロトラックにLISAを迎えて。これまた、キラキラ輝くハウスナンバーでノックアウト。 おなじみ高速ラップとLISAの甘くスィートなヴォーカルが絡み合う。Diggy-MO'にしては、トラックが眩しいよなと思ったら、 アレンジがGTSの日高智でしたか。なるほど納得。とにかく眩しいや。

13. HOUSE NATION feat. LISA / ravex

Lyrics:LISA Music:ravex, LISA

エイベックスが仕掛けるプロジェクト「ravex」。LISAが参加したトラックは、 これまたいきなりスクラッチのごとく、ヴォーカルを刻みまくりでのスタート。 本編トラックは、タイトルそのままハウスサウンドで煌く。ただ、ヴォーカルの細切れはやりすぎに感じるな。

14. MY ONE STAR feat. LISA / MAKAI

Lyrics:LISA Music:Masanobu Komaba, Koichi Makai Arrangement & Piano:Takashi Ikezawa

LISAをフィーチャリングしたMAKAIのナンバー。 煌びやかにスタートしたと思ったら、アシッドハウスのごとく、パンチの効いたビートをぶつけてくる。 その後は鮮やかなトラックに大変身。夜空に光り輝く星のごとく、煌びやかな1曲です。

15. SOUND BOY THRILLER feeeeeeeeeat. LISA / m-flo

Produced by m-flo written by m-flo & LISA Sound Programming by m-flo

m-floメジャーデビュー10周年を記念しての新曲は、やっぱりこうでなくちゃのLISAを迎えて、 最強の三位一体を築く。弾むキーボードからパンチの効いたビートが飛び交い、ハウスベースの極上ダンスチューンで展開。 そして、途中でいきなりもっさりもっさりとLISAのヴォーカルにVERBALのラップ、そしてTakuのトラックと、本当に最高で最強です。

5th Album『Family』● '12/5/16 release

前作「Disco Volanti」より2年。久しぶりとなるLISAのオリジナルアルバムは、LISAの持つ温かさをそのまま曲に乗せて、 じっくりと伝えてくれるような楽曲を聞かせてくれます。 その名も「Family」。親や兄弟、ファンとの絆を「家族」として、結びつきを強めるような歌詞や歌声で魅了してきます。 テーマがテーマだけに、しっとりテイストで来るかと思いきや、結構ポップなビートを打ち込んできたりして、LISAらしいね。 キャッチーな要素をトコトン詰め込んできました。 また、JAMOSAやZANE、押尾コータローなどとのコラボレーションもあったり、LISAとの楽しい絡みを聞かせてくれた。 ジャケットは淡く、温かさが伝わってきますね。 ちなみに、このアルバムは歌手デビュー20周年記念盤ということです。、20年って、すごいよね。 ボーナストラックも惜しまず収録。なんと5曲も。ここ最近の外仕事を集めたナンバーは、 結構打ち込みバリバリのポップでディープでドープなものが多いね。 客演として参加しているけれども、メインといい勝負だね。

1. New Days

Lyrics:LISA Music:LISA, AILI Track Produced, arrangements & programming by AILI

久し振りのアルバムのオープニングを飾るポップなナンバー。 新しい日々の幕開けをそのまま曲にしたようなキラキラサウンドで魅力的です。 LISAのヴォーカルもウキウキワクワクしているようなきもっちが伝わってくるね。心地よいポップビートが包み込んで、いい感じだね。

2. Smile Again feat. JAMOSA

Lyrics & Music:LISA Arrangements & programming by Ken Arai (18degrees.)

作詞・作曲はLISAが担当し、ゲストヴォーカルにJAMOSAを迎えたミディアムポップチューン。 2人のヴォーカルの似ていること似ていること。息もぴったり合っていて、両者が相乗効果を生み出す。 18degrees.の小粋な打ち込みサウンドも煌きます。

3. Your Birthday

Lyrics & Music:LISA Arrangements & programming by Ryuichiro Yamaki

LISA流のバースデイソング。作詞・作曲を手がけたのはもちろんLISA。 とってもポップで華やか。心からおめでとうと祝うLISAの温かい気持ちがストレートに伝わってくるね。 曲の方は、とってもポップで、本当に誕生日祝いにぴったりなナンバーだね。

4. 瞳をとじて (LISA with 押尾コータロー)

Lyrics & Music:Ken Hirai Arrangements & Programming by Ryosuke Nakanishi

LISAが平井堅の大ヒットナンバーをカバー。しかも、押尾コータローをゲストに迎えて、 しっとりテイストのサウンドで包み込んできました。押尾コータローのギターの音色から温かさが滲み出ているんだ。 そこに弦のしなやかな音も入ってきては、世界を創ります。ただ、LISAのヴォーカルがちょっと軽く映りすぎているかな。 重みがもう少し欲しかったところ。

5. Pages...

Lyrics:LISA Music:LISA, Ryuichiro Yamaki Track Produced, arrangements & programming by Ryuichiro Yamaki

どっしり重みも添えられたサウンドでじっくりと聞かせてくれる、切ないミディアムバラードチューン。 LISAの描く詞がまた胸に響くんだね。そんな切ない世界を伝えるようなLISAのヴォーカルも、表現力が豊か。 アレンジも合わせて、切ない要素がどっと押し寄せてくる。

6. color

Lyrics:LISA Music:LISA, SATOSHI HIDAKA (GTS) Track Produced & Arrangements by SATOSHI HIDAKA (GTS)

プロデュースがGTSの日高智ということで、ドストレートなハウスサウンドで来ると思いきや、 結構キラキラ輝くエレクトロハウスで来たもんだ。心地よい4つ打ちビートと煌びやかに響き渡るサウンドで、LISAの世界が眩しく輝き出す。 歌詞のごとく、色鮮やかに聞かせてくれます。

7. Angel feat. ZANE

Lyrics:LISA Rap Lyrics:ZANE Music:LISA, EIGO Track Produced, arrangements & programming by EIGO

鈴の音を取り入れたエフェクトと共に、どっぷりエレクトロビートを打ち込んでくるミディアムスローのグルーヴチューン。 サウンドの方は、今の時代を表す煌びやかなシンセサウンドで眩しい。天使の感じ、出ていますね。 LISAのヴォーカルも温かくて、伝える気持ちが表れています。ZANEのラップも程よく。

8. Never Alone

Lyrics:LISA Music:LISA, Ryuichiro Yamaki Track Produced, arrangements & programming by Ryuichiro Yamaki

じっくりと聞かせてくれるバラードナンバー。 サビに入って一気に光が差すように眩しくなったね。君はもう1人じゃないよ、私がいるから。 という強い気持ちがLISAのヴォーカルから感じられます。なんだか、心強いね。

9. Winter Sky

Lyrics & Music:LISA Arrangements & programming by Hisashi Nawata

冬を温かく彩る軽やかダンスポップチューン。 LISAが作詞・作曲を担当して、軽やかサウンドでライトな仕上がり。寒さは伝わってこないけれども、 冬の情景が浮かんできます。でもって、実は君と別れて1年経ったけれども、まだ忘れられない存在という切ない歌なんだな。

10. Family

Lyrics & Music:LISA Arrangements & programming by Hisashi Nawata

本編ラストを締めくくるアルバムタイトルチューン。 タイトルそのまま、家族について歌ったナンバーで、LISAのメッセージがどっしりとストレートに聞かせてくれるバラードです。 私を生んでくれた母親と父親のへの感謝の気持ちが素直に表れている詞が感動的ですね。 後半へ行くにつれて、音数も増えてゴージャスに。合唱団のコーラスも効果的で、盛り上がっています。

11. Only You mix LISA / FIREWORK DJs

LISAのヴォーカルを前面に出して、トラックは軽やかポップでキラキラ輝くドラマティックな エレクトロチューン。もっとバッキバキに攻めてくると思いきや、意外とソフトな仕上がりで驚きます。

12. So Bright feat. LISA / YUMMY

ポップで力のある4つ打ちビートと、 ピコピコSEがタイトルのごとく光輝くエレクトロナンバー。 サビのキャッチーさをそのままぶつけてくるように、LISAも弾けたヴォーカルを聞かせてくれます。

13. www.~World Wide Wisteria~ Collaboration with LISA / 杏子

杏子とLISAの組み合わせが面白ければ、サウンドがここまでグルーヴ溢れるトラックを持ってくるところも面白い。 杏子はもっとロックでアプローチを仕掛けてくると思いきや、EDMよろしくバッキバキの打ち込みを滑らかに歌いこなしています。 テーマが宇宙規模なので、随分と壮大な展開を聞かせてくれますよ。

14. BREAK FREE feat. LISA / 中村舞子

中村舞子がLISAをフィーチャーして聞かせるグルーヴチューン。 どっしりビートと2人のヴォーカルがすんなりと入ってきて、とっても好感触。中村舞子のヴォーカルが、意外に力強さがあっていいね。 間奏でのLISAの語りがかっこいいじゃないですか。

15. Back Stage Pass feat. LISA / CLIFE EDGE

ウネウネしたエレクトロビートに乗せて、クールなラップを聞かせてくれるCLIF EDGE。 バックトラックがとってもゴージャスだ。LISAのヴォーカルも低めで始まって、フックではいつもの伸びやかなヴォーカルで魅了してきます。 全体的にかっこいいぞ。

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