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DVD『KOHMI HIROSE THE LIVE WINTER COLLECTION 2001-2002』● '02/3/21 ('04/9/22, '08/11/19) release

冬の女王、ついに降臨。ということで、広瀬香美デビュー10周年で、初となるライブツアーから、 2001年12月19日のNHKホールでの模様を収録したライブ映像作品。 とにかく、初ということもあり、どんなステージになるかと思いきや、 これまでたまっていたものが一気に爆発した感じで、広瀬香美が弾けまくりの熱唱を聞かせてくれる。 キーが下がっているのは、ちょっと残念に思うけれども、やはりハイトーンヴォーカルの持ち味を生かして、 観客を魅了する。 振りも付けては、体を動かしながらの熱唱。なんだか物珍しく見えてしまうね。 この時点での新曲「Velvet」や、発売前の「月の下で逢いましょう」などをはじめ、 冬の名曲勢ぞろい。アンコールも含めて全20曲の大盤振る舞いで、広瀬香美のステージを堪能できます。 弾けまくって、ポップな曲もいいけれども、やはりバラードが物を言う。 説得力というか、引きこむ力がハンパないね。アンコールの映像手法にはちょっと残念。 地元・福岡公演のバックステージを見せるボーナスコンテンツもあり、なかなか見ごたえのある作品となりました。

スモークモクモクのオープニングM-1。リズムに合わせて手拍子も起こる。その間にリハ風景を挟んだりも。 そして、M-2で広瀬香美が登場。大きな歓声も上がった。サビの声の伸びはさすがだね。本人は、とにかくノリに乗って、踊り歌いで楽しそうだ。 ちょいと挨拶して、M-3へ。今度はスタンドマイクを使って。こちらも、振りつきで熱唱。こういう広瀬香美が新鮮に映る。 M-4は、オープニングから声で聞かせる。伸びに伸びてアピールだ。サビ前のフレーズを誘ったりも。間奏では、フラメンコみたいに手拍子を披露。ラストも、とことん声を伸ばしに伸ばしまくりで拍手喝采。

MC。元気に挨拶を。

そして、ちょっとしっとりな感じでM-5。淡々としていながらも、じっくりと伝えてくれるね。 「大好きな曲」だという紹介でM-6。いやはや、本人も言っている通り、懐かしいね。サビ前のフレーズも、観客が声を出したよ。 座って熱唱のM-7。こちらもじっくりと聞かせるステージで、見入ってしまうね。 セルフカバーのM-8。こちらもしっとりと見せるステージ。

MC。次の曲についてチョロッと話を。

手拍子レクチャーを経てのM-9。こういうステージも、なかなかないね。観客参加型ステージ。しかも、アカペラで。

MC。クマが登場。そして、次曲をアナウンス。

ピアノを弾きながらのM-10。クマがシュールなんだよね。ピアノの反対側に立って。一方、2番からはピアノを離れて、ステージ中央で熱唱の広瀬香美です。さらには、観客にも歌わせたりと、壮大な感じが漂ったね。 しばらくバンドの演奏を聞かせてから、衣装チェンジして広瀬香美登場のM-11。伸びのあるヴォーカルで魅了する。振りはよくわからない。 同じテイストでM-12へ。サビ前の語り口調が、やっぱりポイントだね。 一転して、M-13はじっくりと聞かせてくれるステージ。歌手・広瀬香美の姿を堪能。 星空的な空間を創るM-14。こちらもじっくりと聞いてしまうね。ラストでは、ひざをついて熱唱の広瀬香美。

MC。自分の音を聞いてくれたひとはどんな人なのか、やっとわかったというライブ。そして、これからの意気込みについても。深々とお辞儀をして、そこから突然のキャラ変化が面白い。

メドレー突入で、まずはM-15から。クマも再び登場。ダンスして、アグレッシヴに。 クマとの芝居があってM-16へ。 クマとダンスでM-17と、とにかく弾けまくりのメドレーだね。なんか、息切れするほどに動きまくりですよ。 そして、ここで登場の最大ヒット曲M-18。お客も広瀬香美自身も、とにかく楽しさいっぱい。ハイトーンヴォーカルはまだまだ健在。 最後にお礼を言って、デビュー曲のM-19に突入。もう、感無量な表情で、清々しいですね。最後には、ステージ上に雪が降る演出も。お似合いですよ、このシチュエーションが。歌い終わって、バンドメンバーとともに手をつないでお礼。そして、ステージを去った。

アンコールに応えて、広瀬香美が再登場。しかも、ステージではなく、ステージ向かって右上。パイプオルガン引き語りでM-20。 様になっていますよ。しかし、だ。エンドクレジットとともに。 しかも、ライブ映像は途中までで、その後はCD音源に変わったり。最後の最後で、これは残念な展開だよな。でも、最後、びっくりです。

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