album

1st Mini Album『カラフル』● '07/12/5 release

爽やかなロックサウンドとハイトーンヴォーカルが武器となる、ほたる日和の記念すべきデビューアイテム。 エッジを効かせて聞かせるナンバーや、アップテンポなロックはもちろんのこと、じっくりバラードで本領発揮といったところかな。 ヴォーカルの早川厚史が描く歌詞の世界は、身近ながら、フォークな雰囲気もありますね。 ミニアルバムのタイトル通り、色とりどりな楽曲6曲を収録し、様々な角度からほたる日和というバンドを楽しめる1枚です。

1. セピアフィッシュ

作詞:早川厚史 作曲:早川厚史 編曲:ほたる日和 *1st Album 「elementary」 収録*

エッジを効かせたギターがイントロから舞う、16ビートのロックチューン。 がっつり力強いバンドサウンドと、早川のハイトーンヴォーカルとの不思議な融合に惹かれる1曲。 生きることを諦めかけている人に対し、現実は結構いいよ、と生きる喜びを伝えて、背中を押してくれるような応援歌です。 ただ、結構テーマが重いな。

2. 金木犀

作詞:早川厚史 作曲:早川厚史 編曲:ほたる日和

まずはしっとりとアコースティックギター1本で。 そこからどっしり本編へ流れる6拍子のバラードナンバー。 オレンジ色に輝く金木犀の花をテーマに、別れを歌う1曲。花の色や香りが、パッと頭に浮かぶね。 ワルツっぽく変わるパートもポイント。

3. 渚の約束

作詞:早川厚史 作曲:早川厚史 編曲:ほたる日和

シンプルなロッカバラードで、じっくりと聴かせてくれるナンバー。 2人のひと夏の思い出をドラマティックに聞かせてくれます。2人でイルカみたいに戯れたんだって、青春だね。 白い波と青い空。深い海の色がカラフルに染み込んでゆく。

4. snow dance

作詞:早川厚史 作曲:早川厚史 編曲:ほたる日和

前曲の夏から、一転して冬の歌。 アップテンポの軽やかなロックチューンで、爽やかに味付けを。Bメロの弾んだパートはウキウキワクワクする 主人公の気持ちがそのまま音に表れているようだ。 サビ最後の歌詞は、バカボンのパパですか?

5. 新芽の心

作詞:早川厚史 作曲:早川厚史 編曲:ほたる日和

緑の季節を飾るミディアムナンバー。 爽やかなアコースティックサウンドが、心地よさを生み出す。 園舎を待ている間に、君のことを思うんだけれども、 君が僕の心の中にどんどんと入り込んでゆくという、妄想物語。まぁ、これがほたる日和ですよ。早川ですよ。

6. 日々を彩るもの (session at GALVA)

作詞:早川厚史 作曲:早川厚史 編曲:ほたる日和

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アコースティックセッションで聞かせるナンバー。 優しいメロディと歌声で魅了してきます。なんだかハートフルな空間が、ダイレクトに伝わってくるね。 一発録りなのかな?最後の笑い声が温かいね。

2nd Mini Album『ノスタルジック』● '06/5/10 release

懐かしさと温かさをアコースティックサウンドに乗せて聞かせてくれるほたる日和。 前作「カラフル」から約8ヶ月ぶりとなるミニアルバムが到着。 今回は、夏らしさを含んだ楽曲で、これまたアルバムタイトルのごとく、ノスタルジックであり、 あの頃が蘇るようなサウンドを聞かせてくれます。ヴォーカル早川の作る歌の世界、情景が浮かんでくるようだね。 一方で、意表を突くようなアップテンポチューンもあり、新しさもしっかりと届けてくれるほたる日和です。 なるほどね、ミニアルバムならではの面白さが詰まった作品です。

1. リンゴアメ

written by 早川厚史 arranged by ほたる日和 *1st Album 「elementary」 収録*

ド頭から早川のハイトーンヴォーカルが伸びやかに広がるミディアムポップチューン。 夏祭りのシチュエーションがまさしくノスタルジックな1曲。サビのメロディも切なさを匂わせては、 あの頃へと巻き戻すようだね。

2. 天の川

written by 早川厚史 arranged by ほたる日和 *1st Album 「elementary」 収録*

幻想的に響き渡るサウンドがほたる日和らしさを出すミディアムチューン。 メロディラインを辿るのが難しい曲だね。上がり下がりが予測できません。早川マジック。 高音ヴォーカルも魅力的です。

3. 小さな羽根

written by 早川厚史 arranged by ほたる日和

どっしりとしたと思ったら、今度は疾走するかのように音が突き抜けていくアップテンポのロックチューン。 なんか、ほたる日和のイメージからちょっとかけ離れていて、いっくりだね。 この曲もいいメロディだし、早川のハイトーンヴォーカルも活躍しています。 そこまで攻めなくても良かったんじゃない?

4. 恋と魔物

written by 早川厚史 arranged by ほたる日和

不安要素を「まもの」と読ませてしまうとは、びっくりなアコースティックバラードチューン。 メロディやサウンドは、ほたる日和らしい優しさの溢れたもので、じっくりと聞き入ってしまう。 ちょっと切ないね。

5. ショートボブ

written by 早川厚史 arranged by ほたる日和

ギターの音がアグレッシヴなミディアムロックチューン。 切なく懐かしく。心くすぐる歌詞に惹かれては、あの頃を思い出すような雰囲気を放出。 鮮やかなサウンドがこのアルバムのハイライトだね。

6. Raining (bootleg)

written by 早川厚史 arranged by ほたる日和

奥の方で響くBootleg track。 デモトラックみたいなものでしょうか。ぽっこりアコースティックテイストでライトに。

1st Album『elementary』● '10/2/17 release

優しく柔らかいサウンドと懐かしさ溢れる歌詞、そしてハイトーンヴォーカルが美しく響き渡るバンド、 ほたる日和の記念すべき初のフルアルバム。これでもかというくらいに、魅力をギュッと詰め込んで、 ほたる日和の全てをぶつけてくる全13曲。 これまでリリースしたミニアルバムのリードトラックなど、4曲をリレコーディングするなど、力の入れ様を感じられる。 ヒットシングル「季節はずっと」で聞かせてくれたようなポップでキャッチーなメロディを筆頭に、「秘密結社」などといった 一捻りを加えた曲など、従来のほたる日和と新しいほたる日和を味わうことができます。 どの曲もとっても早川のハイトーンヴォーカルが武器になっていることは間違いないね。 ただ、歌詞の方が時に堅苦しさを感じさせる。言葉のチョイスが独特なんだよね。 でも、心温まるサウンドをたっぷりと聞かせてくれる1枚であります。

1. 前触れ

詞・曲:早川厚史

アルバムのオープニングチューンは、 弾けるアップテンポロック。これまでのほたる日和の優しく柔らかいイメージを冒頭から裏切ってきて、面白いじゃないですか。 ノリがあるし、突き抜けていく姿がなかなかかっこいい。早川のヴォーカルも、ハイトーンながらに鋭さもあっていい。

2. リンゴアメ

詞・曲:早川厚史

ミニアルバムからのナンバーを再録。 ヴォーカルと周りの演奏を整え、力強さを増したトラックに変身。 ただ、パワーアップが逆に曲の持つ懐かしさや切なさを少々薄れさせてしまった感じも否めない。

3. 季節はずっと

詞:李和淑、早川厚史 曲:川島可能、早川厚史

ほたる日和の名が世間に広まったシングルナンバー。 アコースティックサウンドに乗せて、早川のハイトーンヴォーカルが美しく響き渡るポップチューン。 やっぱりCMタイアップの力はハンパないね。 サビのメロディといい、引き込む力は相当です。ただ、今作は早川単独での作詞・作曲ではないということもあり、 なるほど、外の力の強さが良く出ているよね。でも、全体を優しい風が流れてゆくような感じ。 家族がテーマというのも大きいね。

4. sarah

詞・曲:早川厚史

なんか、いきなりクサい歌詞が飛んできたからびっくりした。 こちらも軽快なアコースティックロック。アコーディオンのような音色が優雅な雰囲気を出す。 おしゃれながらに、渋谷系のようなテイストもあるナンバーだね。

5. 少年時代

詞・曲:早川厚史

どっしりとベースがぶんぶんうなっては、 緊迫感を生み出すロックチューン。どうしてもタイトルで井上陽水の名曲が浮かんでしまうので、 ある意味勝負をかけてきているような感じもする。早河らしい切り口で、まさしく少年の頃の気持ちを思い出すかのような、 郷愁に浸る1曲。

6. がんばります。

詞・曲:早川厚史

軽快にギターがかき鳴るカントリー調のポップチューン。 ただ、妙に早川の描く詞の世界が具体的過ぎて、取っ付きにくい。もっとラフな感じでもいいでしょう。 頑張ってください。

7. 天の川

詞・曲:早川厚史

2枚目のミニアルバムに収録されているナンバーを再録。 聞かせてくれますね。音が整ったりマスタリングのような仕様で、 バランスが良くなったね。特にベースの音が前に出てきては、力が付いたようだ。

8. 秘密結社

詞・曲:早川厚史

タイトルがまず、インパクト大なんだけれども。 淡々と押し寄せるビート、そして早川のハイトーンヴォーカルがゆらり揺らめく ミディアムスローのロッカバラード。 物語のような歌詞に引き込まれるどころか、なんだか凝りに凝り過ぎて逆に頭に入ってこない。 メロディの方がいいな。タイトル負けしてしまった感じを受ける。

9. 一途に想うということ

詞・曲:早川厚史

まったり聞かせてくれるアコースティックバラードナンバー。 イントロ無しで、早川が語りかけてくるような、優しく歌を聞かせてくれます。 タイトル通りに、一途な気持ちが詞、曲、歌い方から伝わってきますね。 ただ、言葉のチョイスが独特だな。最後の伸び声はいいね。

10. pierrot

詞・曲:早川厚史

ギターの音に力強さを感じるミディアムロックチューン。 これまた早川ワールドの出た詞とハイトーンヴォーカルを生かしたメロディライン。 サビも引き込む力があって、なかなかいいね。

11. caramel

詞・曲:早川厚史

ウキウキワクワクな気分をそのまま曲にしたネオアコロックチューン。 優しさと懐かしさを盛り込んで、ほたる日和ワールドが展開する。 学生時代の甘酸っぱい思い出だね。

12. セピアフィッシュ

詞・曲:早川厚史

軽やかなポップロックサウンドに乗せて、早川のハイトーンヴォーカルが響き渡るナンバー。 とってもリズミカルなサウンドで、ほたる日和の攻めの部分が良く出ているようだね。 爽快なところも、やっぱりポイントになっている。

13. 昨日の音色

詞・曲:早川厚史

ほたる日和の記念すべき1枚目のシングルナンバー。 まったり進行するミディアムロックチューンです。優しく柔らかなほたる日和の魅力をギュッと詰め込んで聞かせてくれます。 仲間の大切さを歌っていますね。

3rd Mini Album『みらい小説 e.p.』● '10/8/11 release

ほたる日和が、なんとついにメジャーデビュー。 逆に、これまでメジャーじゃなかったことの方が不思議だよね。ということで、記念すべきメジャー初アイテムはE.P.。 夏色模様で爽やかに仕上げた、ほたる日よりらしさを出した6曲を収録。 特に、タイトルチューン「みらい小説」は、攻めの姿勢を感じるし、 ヒット曲「季節はずっと」の夏バージョンも収録されたり、 インディーズ時代の楽曲「渚の約束」のニューバージョンを収録したりと、工夫に富んだ内容ですね。 懐かしさや優しさに加えて、幻想的な歌詞を紡ぎ出す早川の才能がますます広がっていきます。 ジャケットの方も、どこかしら懐かしさが会っていいね。

1. みらい小説

作詞:早川厚史 作曲:早川厚史

E.P.のタイトルチューン。ほたる日和の攻めの姿勢を感じるポップなロックチューン。 16ビートのリズムに乗せて、早川のハイトーンヴォーカル、そして美しくもキャッチーなメロディが響き渡っては、 キュンとさせてくれるような展開ですね。先のことはわからないけれども、進んでいこうという前向きナンバーです。

2. 季節はずっと ~夏の海~

作詞:李和淑、早川厚史 作曲:川島可能、早川厚史

ヒットシングル「季節はずっと」の夏バージョン。 夏向きの爽やかロックとストリングスの融合で、またまたほたる日和の独自世界観が広がってゆく。 ドゥーワップ風のコーラスや、ナイアガラサウンドを彷彿とさせるところが、なかなか面白さがあっていいじゃないですか。 子供の成長記録のような1曲。

3. 水色写真

作詞:早川厚史 作曲:早川厚史

イントロのギターの音色が渋くて、オッと思わせる。 その後は淡々と聞かせるメロディラインです。サビのマイナー調メロディと、早川のハイトーンヴォーカルがお見事な世界を生み出す。 ただ、歌詞がなんだか硬く感じるんだよな。

4. Rainbow line

作詞:早川厚史 作曲:早川厚史

夏の爽やかさを出したアップテンポのロックチューン。 淡々としているようなビートも、早川のヴォーカルが見事昇華しているようで、ほたる日よりらしさを出してきた。 歌詞はいつもどおり。

5. 渚の約束

作詞:早川厚史 作曲:早川厚史

アコースティックギターでどっしりと始まるバラードチューン。 インディーズ時代の楽曲をリテイク。早川のヴォーカは低くて、逆にそういうところに新鮮さを感じる。 あぁ、もう歌詞の世界がファンタジックすぎて、クラクラするね。

6. 流星のとき

作詞:早川厚史 作曲:早川厚史

おっ、ギターの音がいつも以上に濃いぞ。エッジの効いたほたる日和を聞かせてくれるアップテンポチューン。 歌詞の方は幻想的で、夏の夜を彩ります。

4th Mini Album『東京組曲 e.p.』● ’11/1/26 release

ほたる日和のミニアルバム。今作は、「東京」をテーマに、6曲の物語が展開します。 ヴォーカル早川が書き上げる.詞の世界が、これまたいい意味でノスタルジックでフォーキーな感じがするね。 東京へ上京する人へ向けた応援歌を中心に、優しく包み込んでくれるようなバラードや、がっつり力を注入してくれるような、 ロックチューンなど、様々なサウンドを聴かせてくれます。インディーズ時代のナンバー「snow dance」「あやめ」もレコーディングし直して、 新な魅力を追加しています。 とにかくキラキラ煌めく爽やかな印象を放っていますよ。

1. 深い森

作詞:早川厚史 作曲:早川厚史

ギターをかき鳴らし、アグレッシヴな演奏を披露するほたる日和のロックチューン。 力強く、ガッツリとした音をバックに、ヴォーカル早川のハイトーンが響き渡る。ギュンギュインとエッジを効かせたり、 かなり攻めてきているね。人工的な街を深い森に例えて、その中で生きてゆく葛藤を歌にしています。 説教くさく感じるけれども、まぁ、これがほたる日和だよね。

2. 東京組曲

作詞:早川厚史 作曲:早川厚史

優しく冬の情景を彩るようなタイトルチューンは、 まったりテイストのサウンドが、逆にセンチメンタルに仕上げる。 東京へ上京する人へ向けた応援歌。これぞほたる日和の十八番な、背中を押してくれるナンバーだね。。 早川のハイトーンヴォーカルが、包み込んでくれるように広がってゆきます。 アウトロはじっくりとした演奏を堪能できます。

3. 古き良きもの

作詞:早川厚史 作曲:早川厚史

まさかの16ビートで攻めの姿勢に入るほたる日和。 ギターを転がし、早川のヴォーカルが舞うロックチューン。 タイトルがタイトルなだけあって、言葉遣いは少々古臭くもあり、懐かしくもあり、新しさも出している。 あまりに疾走ロックのイメージがほたる日和とかけ離れていて、ただただ驚くばかり。

4. snow dance

作詞:早川厚史 作曲:早川厚史

鈴の音がシャンシャン。この音だけで冬の要素を出してきたナンバーは、 インディーズ盤「カラフル」収録のニューバージョン。 音それぞれにメリハリが付いたね。バンドとして、より磨きがかかっている。 相変わらず、冬らしさは鈴の音以外にない。

5. 可憐なひとへ

作詞:早川厚史 作曲:早川厚史

ド頭から早川のハイトーンヴォーカルが響き渡るミディアムロックチューン。 青春のあの日を切り取るような、シチュエーション。昭和レトロなんて、 もう昭和が古臭い扱いになるんだな。要は、片思いの歌。

6. あやめ

作詞:早川厚史 作曲:早川厚史

インディーズ盤シングル「昨日の音色」に収録されていたナンバーのリメイク。 こちらも東京へ上京する人へ贈る歌ということもあり、再収録はぴったりだ。インディーズ時代に比べると、 やっぱり、音に張りが出て、力強さを感じさせる演奏になったね。余裕が出たアレンジです。

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