drama

Sound Track『日本テレビ系ドラマ 終わらない夏 オリジナルサウンドトラック』● '95/9/20 release

瀬戸朝香主演のドラマのサウンドトラック。今回は、音楽プロデューサーの小林武史が手がけたエヴァーグリーンな曲をお届け。 夏の情景、自然、とにかく爽やかなシチュエーションを浮かび上がらせるような音づかいにドラマの効果も出ているね。主題歌にもなったMy Little Lover「Hello Again」ももちろん収録。 やっぱりこの曲の持つ力は相当だね。とにかく、このドラマのサントラとしては、なかなかの完成度を持つ作品です。 環境音楽として、リビングルームとかに流しておいても、全く遜色のないサウンドです。

Sound Track『よみうりテレビ・日本テレビ系連続ドラマ「ストーカー 逃げきれぬ愛」オリジナル・サウンドトラック』● '97/2/21 release

読売テレビ系のドラマのサウンドトラック。このドラマ、渡部篤郎の怪演が話題を呼び、随分と爪痕を起こしてブレイクした感じかな。 サントラの方は、坂本龍一を中心に、佐橋佳幸などが担当。手がけては大ヒットを記録した主題歌「The Other SIde of Love」からスタート。そのほか、この曲のアレンジバージョンもなかなかいいね。 その歌詞の中にある「Light」「Shadow」「Darkness」と名付けられたトラックを手がけた佐橋佳幸の手腕も光る1枚。 ドラマの暗さ、妖しさ、スリリング感がうまく出ています。ただ、物足りない。短い。もっと聞きたいと思わせるんだな。

Sound Track『デッサン Original Soundtrack』● '97/8/21 release

原田知世主演のドラマのサウンドトラック。REMEDIONSが担当。ドラマ同様に、全体的に淡い音が特徴的かな。 しっとりギターやフルートの音使いで、登場人物の心理状況を表す様な演出に引き込まれてゆく。 さまざまなヴァリエーションの中、時にドラマティックに、時にドリーミングに、西洋的な音がドラマを神秘的に彩ってくる。この絶妙な音の世界にじっくりうっとりさせられるわけですね。 主題歌にもなっている原田知世「シンシア」のギターアレンジ、ストリングスアレンジもなかなかいい感じ。

Sound Track『ケイゾク 未解決事件継続捜査部署』● '99/2/24 release

中谷美紀と渡部篤郎のコンビネーションで見せる異色刑事ドラマ「ケイゾク」のサウンドトラック。見岳章が手がけたトラックが、これまた奇妙で妖しさいっぱい。 よくある刑事ドラマじゃないからか、とにかくドラマの世界観を見事に表した曲の数々。緊迫感を出す音づかい、妖しく歪で、鋭さがあって、クールなんだな。とにかくこの音だけで十分に呑み込まれてしまう。 ドラマはとにかく通をくすぐる様な展開となり、一部でものすごく人気を博すほどになったからね。 その人気もドラマを彩ったこの音の数々が貢献したんじゃないだろうか。

Sound Track『「女医」 Nothing Lasts Forever ORIGINAL SOUNDTRACK』● '99/9/8 release

中谷美紀、りょう、大路恵美が出演するシドニー・シェルダン原作のドラマ「女医」のサウンドトラック。音楽監督を務めたのは、近藤由紀夫と小西香菜。 ロンドンと東京のセッションで「女医」の世界を表現する音が広がります。サンバな曲やしなやかストリングスを使ったナンバー、ゴスペル風のナンバーやボッサタッチの曲などなど。 タイプはさまざまだけれども、どの曲もどこかしら陰があり、陽があり、二面性を覗かせるような部分がドラマにも通じる部分があるかな。そして、希望も届けてくれます。

Sound Track『QUIZ Original Sound Track』● '00/5/24 release

財前直美主演のドラマ「QUIZ」のサウンドトラックは、音楽プロデューサーの西平彰が手がけた、かなり濃いめの音を聞かせてくれます。 ドラマの内容に即したような、緊迫感、冷たくクールな音が押し寄せては、聴く側にも緊張感が伝わってきますね。ギターが増崎孝司だったり、ベースが美久月千晴だったりと、演奏人もなかなか手強い。 そして、Kirariがカバーした「Toy Soldiers」のインストも特別に収録。じっくりと聞かせてくれます。ただ、全8曲はちょっと物足りなさがあるかな。

Sound Track『ケイゾク サウンドトラック KREVA REMIX』● '00/6/21 release

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CONTINUATION Feat. KREVA

CONTINUATION Remix (ON MOVIE)

CONTINUATION Instrumental

CONTINUATION Feat. KREVA

MUSIC WRITTEN BY AKIRA MITAKE REMIXED BY KREVA

ドラマ「ケイゾク」の中でも印象深い、サントラの中から1曲、KICK THE CAN KREWのKREVAがリミックスを担当。 これがまた、妙なる化学反応で楽しませてくれるんだな。冒頭の緊迫感から、ドラマキャストのヴォイスサンプリングで引き込んでくる。 そして、どっぷりどっぷり、ブレイクビーツとKREVAのラップでノックアウトだ。これだけでも、十分にサントラの役割を果たせるね。

CONTINUATION Remix (ON MOVIE)

MUSIC WRITTEN BY AKIRA MITAKE REMIXED BY KREVA

KREVAのラップパートが変わっているトラック。こっちが元々のリミックストラックなのかな。 KREVAのラップパートは別ラップになっていて、こっちの方があっさりしている感じですね。

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