2019年8月26日

【日々ポジティブに取り組む為のマインドマップ活用術】

~創造力を高める~


仕事をする中で、新しいアイデアが求められることがあります。中々良いアイデアが思い浮かばない…と息詰まった経験がある方は多いのではないでしょうか。そんな時、試していただきたいのがマインドマップです。創造力を高めたいときに力を発揮します。今回は「新版 ザ・マインドマップ(ダイヤモンド社)」から、その手順をご紹介します。

① 1つ目のマインドマップに、全速力でアイデアを書き出す

無地の大きめの紙(A4以上)の中心に、セントラルイメージを描きます。そこから、ブランチを伸ばし、思いついたアイデアを全速力でかき出していきます。20分以内に制限することで、斬新なアイデアが浮かびやすくなります。

②再構築と見直し:2つ目のマインドマップを作る

休憩して脳を休ませたら、それまでに出たアイデアをまとめて、2つ目のマインドマップを作ります。新しいマインドマップは、メインブランチ上に記入する基本アイデアを決めて、考えを分類・整理し、新しい関連性を見出していきます。同じ言葉が繰り返し使われていることがありますが、そこにも注目します。それまでは蓄積された知識の奥底に埋もれていても、思考のあらゆる側面に影響している重要なアイデアなのです。マインドマップ上でも目立つように印をつけておきましょう。

③マインドマップを熟成させる

②の後は長めに休憩をとり、散歩など何か違うことをしましょう。脳がリラックスして穏やかな時に生まれることが多いのです。

④再構築・見直し:3つ目と4つ目(最終版)のマインドマップ

再びブレインストーミング用のマインドマップを短時間で作り、これまでのアイデアを融合させます。それをもとにして、①~③で集めた情報を踏まえ仕上げのマインドマップを作ります。

⑤最終仕上げ

最後に、結論を出す、意思決定するといった、マインドマップで達成したかったことについて考えます。

マインドマップを利用し、脳にあるアイデアをできるだけ洗い出し、それを見やすい形に整理していくことで、脳の力を最大限に使い、創造力を高めることができます。皆さまの脳をフル活用するための助けとなることでしょう。

2019年8月