2018年8月20日

【日々ポジティブに取り組む為のマインドマップ活用術】

~続・グラフィックレコーディングに学ぶ~


前回(2018/7/2)、マインドマップをバージョンアップするためのヒントを得るために、グラフィックレコーディングのポイントを学びました。今回は更にグラフィックレコーディングを体験し、気づいたことをレポートしていきます。今回の参考書も「Graphic Recorder 議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書(清水淳子 著)」です。その中の、P72「TEDのスピーチをグラフィックに翻訳してみよう」というワークを実際に試してみました。その結果がこちらです。

実は3枚ほど書き直して、やっとここまでまとめることができました。グラフィックレコードは3つのパーツが基本構成となり、今回もその構成に沿って描いてみました。それぞれのパーツを簡単にご説明します。

1. タイトルビジュアル

誰が何を話しているのかを描きます。内容に興味を持たせる役割を担います。

2. トピックセット

話題をいくつかの塊に分けて書きます。複雑で膨大な話題の種類や量を一目で伝えられるようになります。

3. ストーリーライン

2のトピックセットを並べて話題の関係性や論点の切り替わりをわかりやすく伝えます。

体験して分かったのは、スピーチを聞いてグラフィックへ落とし込むところの瞬発力は、まだまだ鍛錬が必要なことです。全体の話の流れや、対象同士の距離感、大切なキーワード、イメージを想起させるアイコンなど、意識することは様々なので、頭をフル回転させているような気持ちでした。また、難しさと同時に、期待感も膨らみました。このグラフィックレコーディングを身に着けることで、情報をインプットしてすぐアウトプットする習慣がつき、議論の理解力が向上するのでは、という点です。

マインドマップを描くうえで、活かせる点や、場面をみて効果的に使い分けていくことも有用と感じました。それはもう少し、グラフィックレコーディングのコツをつかんでから整理していこうと考えています。

2018年8月