2023年731

【生産性を上げる「習慣」の科学】

~筆者が勧める「習慣」~


これまでのコラムで「習慣」のメカニズムをお伝えしてきました。今回は「習慣」作りをいくつか行ってきた中で筆者がやってよかったと思うものをいくつか紹介します。

①散歩

朝起きた後、日光を浴び適度な運動を行うと日々のサイクルを作る大きな手助けとなります。特に睡眠サイクルはこの日光を浴びる行為で整うとされています。この習慣を始めたことで午前中のスッキリ感が多いに増し、寝つきもよくなったと実感しています。習慣作りの第一歩は、まずなんでもよいので外に出ることです。ポストを見にいくぐらいから始めても大丈夫です。そこから家の周り、近くのコンビニなど徐々に広げていくとよいでしょう。自分は近くの公園で森林浴も兼ねてリフレッシュしています。

 

②スケジュール確認

朝一でその日やること、大体のタイムスケジュールなどを確認しておきます。また、朝の時間をゆったりと過ごすために一息ついてコーヒーを飲んだりしながら行います。この習慣を始めたことで、タスクが明確になり仕事の効率が上がって余裕が生まれました。現在はExcelなどでTODOやタイムスケジュールを確認するようにしていますが、最初はコーヒーを飲みながら今日は何をするのかをぼんやりと考えるだけでも効果が上がります。

 

③入浴

入浴は体と脳を休め、質のよい睡眠を取るうえでとてもよい習慣と考えます。この習慣を始めたことで、朝のスケジュール確認と同様に夜にも一度リフレッシュする時間を作ることができ、生活にメリハリがつき、睡眠の質も上がることでストレス軽減にも繋がっていると実感しています。入浴は就寝時間の1~1.5時間前までに上がるようにしています。これはこの間の時間で体温が徐々に下がり、就寝時刻の頃には最適な体温となるためです。入浴は特におすすめの習慣の一つで、最初に習慣化しようと思ったものであり、健康やストレス軽減で最も効果を実感できたものなので、是非短い時間からでも初めてみて欲しいです。

 

これらの習慣と合わせて現在は朝と夜のサイクルがほぼでき上りました。最初はできない日も多くありましたが、今は苦もなくその時間来ると自然と体が動くようになりました。心身ともに健康になった実感もあります。皆さんも正しく「習慣」のメカニズムを認識して、よい習慣を作り上げてみてください。

 

これまで5回に渡って「習慣」を題材にしたコラムを掲載させていただきました。次回より筆者が長年利用してきたAWSについて掲載していく予定です。そちらも是非読んでいただきたいと思います。

 

2023年7月