2024年2月19

【ビジネスシーンで必要なこと】

本当に故障? Windowsパソコンの簡単なトラブル対応


私たちが日々の業務の中で、どのような仕事でも欠かせない物は何でしょうか?メールや資料作成・管理、インターネットなど、今やどの業種でもパソコンは欠かせないものとなっています。今回は誰もが体験したことがあるであろう「パソコンが壊れた」「パソコンの調子が悪い」といった状態に対する考え方といくつかの対処方法を常駐型ITサポートを行っている私から簡単にご紹介します。

そもそものお話しですが、ただ「壊れた」「調子が悪い」という言葉は

・パソコンが起動しない

・動作が遅い

・特定の動作ができない

・LANに接続できない

などのように、様々な症状の可能性が考えられる魔法の言葉となっています。そのため、まずは「何が通常とは異なる状況なのか」といった現状を把握することが重要になってきます。現状を把握した後は、それぞれの問題に対する適切なアプロ―チを実施していくことになりますが、今回はトラブル対応として実際に行っていることの中から、容易にできる3つの方法をご紹介します。


① 完全シャットダウン

通常のシャットダウンとは異なり、USB機器なども含めた電源を全て落とし、システム情報を残さずにリセットするシャットダウン方法です。Shiftキーを押しながらシャットダウンをクリックで簡単に実施できます。実施することで様々な不具合をあらかじめ回避する効果や、既に不具合が発生している場合も解消することがあります。

 

② 放電

パソコンが起動しない、起動してもすぐに電源が落ちる、画面がちらつくなどといった際に実施している方法です。電気回路が原因となっている場合は接続されているバッテリーを含む機器を全て外して内部に溜まっている電気を放出することで正常に動作することがあります。パソコンによっては内蔵型バッテリーで取り外せないこともありますが、それ以外の場合は簡単に試すことができる方法です。

 

③ Cドライブ内のデータ削除

Cドライブが圧迫されると動作が不安定になったり遅くなったりします。不要なデータは完全にごみ箱からも削除する、必要なものは外付けのUSBメモリやHDDに保存するなどして空き容量に余裕をもてるようにしましょう。

 

今回は例として3つの方法を紹介しましたが、これらはインターネットでも一般的によく紹介されている方法です。通常時と違って何が正常でないのかといったことを理解することで、ユーザー自身で直接解決できる可能性はありますので、詳しい手順は是非検索して調べてみてください。

ビジネスシーンで必要なものとして、業務で使用しているパソコンを正常に動作させるために、まずは完全シャットダウンを定期的に実施していただくことをお勧めします。

 

2024年2月 

【竹内勇輝のコラム】

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