2019年3月11日

【見た目で変わる資料作り】

~資料を効果的に見せるには~


前回(2018/3/12)は資料を効率的に作成するにはどうすればよいのかをお伝えしました。今回は、資料を効果的に見せるためのコツをお伝えします。

資料を作成する際の表現方法は一つではありません。伝えたいことがきちんと伝わることが重要ですから、読み手が理解しやすい表現をする必要があります。では、資料を効果的に見せるにはどのような方法があるのでしょうか。

文字をイメージ化する

資料が文字だらけだと読み手に伝わりにくいため、文字をイメージ化して視覚的にも内容を理解しやすくします。イメージ化とは文字(言葉)をイラストや図、画像等に置き換えて表現することです。特に、プレゼンテーション資料やチラシ等では文字だけよりもイラストや図を使用した方が、短い時間で理解してもらえるのでより効果的です。

▽イメージ化例:スケジュール→カレンダー / クラウド→雲 / 売上アップ→上向き矢印

数字等を表/グラフ化する

数字などは文章内で羅列されてもよくわかりません。これらの数字をグラフや表にして、その数字がどのようなものかを一目でわかるようにします。数字に限らず、何かを比較する場合等も文章でダラダラと記述するのではなく、表で表現することで比較内容が見やすくなります。

逆効果にならないように

文字をイメージ化する場合に注意したいのは、元の言葉を連想させづらい特殊なイラストを使用しないことです。一目見て多くの人が同じ言葉を連想できるようなものにします。また、スペース(余白)があるからといって、必要のないイラストや写真を入れるのは逆効果です。写真は特に目を引くので入れる場合は注意が必要です。

このように、文字をイメージ化したり、グラフや表を入れることで内容を理解しやすくします。もちろん文章とのバランスもよく考慮することが大切です。

2019年3月

▶今までのコラム

資料を効率的に作成しよう! (2018/3/12)

その資料、読ませるか見せるかどっち?(2017/3/13)

資料の種類が変われば表現も変わる (2016/4/4)

いかに相手に理解してもらうか (2015/2/9)