2019年5月13日

【日々ポジティブに取り組む為のマインドマップ活用術】

~なぜこの会社で働くのかを考える~


あなたはなぜこの会社で働くのか?

この問いに明確に答えられる人はどれくらいいるのでしょうか。

よくHow(どうやって)やWhat(なにを)は言えても、その根幹にあるWhy(なぜ)について明確になっていないことがあります。これは、ゴールデンサークル理論と言われ、サイモンシネック氏が2009年にTEDでプレゼンされています。Appleやライト兄弟など優れたリーダーは最初にWhy(なぜ)から伝えることで、多くの共感を生んでいると分析されています。詳しくはTEDで公開されている動画をご覧ください。(https://www.ted.com/talks/simon_sinek_how_great_leaders_inspire_action?language=ja

当社でも、改めて自社のWhyの部分についての考えを深めるため、KJ法とマインドマップを使い、社員全員でブレーンストーミングを行いました。今回は会議室にある大きなモニターを活用しようと、手書きではなく「iMindMap」ソフトを使用して、KJ法で挙げられたキーワードをマインドマップにまとめていきました。デジタルで作成すると、後でブランチを移動させたり、マインドマップを2つに分けたりと再構築することが簡単なので便利です。一旦、マインドマップにまとめてみると、メインブランチで大まかにどんな要素が出てきたかを把握することができます。そして、要素の議論が足りないか等を分析することができるのです。下記が実際の会議直後に完成した整理前のマインドマップです。

ここから、重複しているところやカテゴリーに分類できるところを見つけて整理していきます。また、議論が不足している要素についても確認し、次回深堀するテーマや今後Whyを固めていくための作戦を立てていきます。このようにマインドマップは、ブレストで意見の洗い出しや再構築を行う、全体を俯瞰して次のステップや作戦を決める、といったことの一助になるのです。

当社のWhyを固める道のりはまだ続きます。今後検討を進める中で、マインドマップも良きタイミングでどんどん活用していくつもりです。本コラムでも機会があればご紹介させていただきます。

2019年5月