2016年4月11日

【システム企画のマインドマップ活用術】

~大人の塗り絵とマインドマップ~


最近“大人の塗り絵”が流行っているのをご存知でしょうか。書店に行くと色々な種類を見かけますが、たくさんの色を使えるような細かい絵が描かれています。色を塗ることによって、脳が適度に刺激され、ストレスが解消される効果もあると言われています。また、瞑想やヨガと同じように、脳を若返らせ記憶力や集中力もアップすると注目されています。

私も最近体験してみましたが、色を塗っている間は夢中になり、集中できます。白黒の世界が鮮やかに彩られていく過程は楽しくもあります。

この“大人の塗り絵”をやりながら、ふと、マインドマップに似ているところがある…?という風に感じました。イメージ(絵)や言葉をカラーのブランチでつないでいく過程は塗り絵と同様に、気づくと夢中になり集中して書いています。しかし、マインドマップには塗り絵のような下絵はなく、「絵が上手に書けない」とペンが止まってしまう方も多いのではないでしょうか。集中したり、発想が生まれたりする前に、このような苦手意識が障壁となってしまうのです。

私も絵を書くのが得意な方ではないですが、時間に余裕のある時は意識的にイラストを入れるようにしています。たまには例のマインドマップのように絵だけで表現してみるのも良いですね。

どうしても書けない!というあなたは“真似”をすることから始めましょう。幸いなことに、インターネットで画像検索をすればたくさんのイメージ画像が出てきます。真似をしてイラストを書く過程も、集中できますし、何色を使って書こうという意識が想像力を刺激するように思います。

絵が下手だからマインドマップはちょっと…という人も少しずつ挑戦してみてはいかがでしょうか。

2016年4月