2021年3月29日

【日々ポジティブに取り組む為のマインドマップ活用術】

~発想が行き詰った時に投げかける質問~


マインドマップがアイデアの発散に有効なことはこのコラムでも様々なテーマで取り上げてきました。しかし、いくら有効でもアイデアの発散が行き詰る時があります。そんな時に自分に問を投げかけると新たなアイデアが思いつく場合があります。ブレーンストーミングを提唱したことで有名なアレックス・F・オズボーンの発想法で「オズボーンのチェックリスト」といいます。グループでブレーンストーミングをしている時にも使える方法なので機会があればぜひ試してみてください。

オズボーンのチェックリストでは、転用応用変更拡大縮小代用再編成逆転結合という9つの視点で自分に問いかけてアイデアを出していきます。コラム末尾にマインドマップでも各視点で確認することをまとめました。それぞれの詳しい解説は以下のサイトを参考にさせていただきました。行き詰った時に視点を変える問いを自分自身に投げかけることで、今までの視点をガラッと変えることができ、思いつかなかったアイデアが出てくることがあります。

(参考)短時間でアイデアを量産!オズボーンのチェックリスト活用法 http://idea-soken.com/checklist


また、アイデアがある日突然天から降りてくるといことはそうそうありません。ジェームス・W・ヤングの著書「アイデアのつくり方」の中で「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」と述べているように、日々の中にアイデアの種を見つけて自分の中にストックしていく必要があると考えます。そうやって日ごろから引き出しを増やしておき、ブレーンストーミングの時に柔軟に出し入れができると理想です。そして、先に述べたオズボーンのチェックリストを活用するなどして異なる視点から物ごとを見つめてみると新たな発見が得られるかもしれません。

(右クリックまたは長押し→新しいタブで画像を開くで拡大表示)