2017年11月20日
【コンサルタント散歩】
~AWSでデータベースを構築してみよう!~
今回は、筆者がAWSを用いてデータベースの構築を体験してみて感じたことをお話しします。
ITに関わる方々ならご存知かと思いますが、よく分からないという方の為に解説させていただきます。AWSとは「Amazon Web Service」の略称で、Amaon.comにより提供されているクラウドコンピューティングサービスです。製品としては約130種類(目検で確認)ほどあります。どのような製品があるのか興味のある方は「AWS」で検索してグーグル先生に聞いてみてください。
今回はAWSのデータベース製品に該当する「Amazon Relational Database Service(以下、RDSという)」を用いてデータベースの構築を行いました。RDSの特徴としては、わずか数クリックで数分内に起動できる、クラウド内のマネージド型リレーショナルデータベースになります。
それでは筆者が実際にデータベースを行ったステップを簡単に説明します。
【ステップ1】--------------------------------------------------------------------------------
当たり前ではありますが、AWSのアカウントを作成してAWSマネジメントコンソールにログインします。(通常のAmazonアカウントとは別です)
【ステップ2】--------------------------------------------------------------------------------
AWSマネジメントコンソール上で、製品からRDSを選択します。
【ステップ3】--------------------------------------------------------------------------------
RDSのデータベースインスタンスを、各種設定画面にそってデータベースエンジン(MySQLやPostgreSQLなど)の選択や詳細な設定(ストレージやセキュリティグループなど)をして作成します。
(参照:https://aws.amazon.com/jp/rds/?hp=tile&so-exp=below)
【ステップ4】--------------------------------------------------------------------------------
MySQL Workbenchなどのツールを使用してスキーマやテーブルを作成します。
以上、4ステップでRDSを用いたデータベースの構築を行うことが可能です。
データベースの構築を行った感想としては、インフラストラクチャ周りの経験が少なくても、データベースの構築を行うだけなら何となくでも構築ができる印象でした。実際の開発環境や本番環境を構築する際には、いろいろと設定を考慮する必要があると思いますが、RDSが提供されている設定の中から選択していくことになるでしょう。
RDSを用いたプロジェクト経験がない筆者が言っても説得力はありませんが、1度RDSでのデータベース構築の実務経験がある方であれば容易に構築できるであろうと感じるほど、構築のしやすさを感じました。AWSの各種サービスには無料利用枠も存在しますので、IT導入の検討候補にAWSが上がっている場合は、実際に触ってみることをお勧めします。もちろん、RDSにも無料利用枠はありますので、興味のある方はデータベースの構築を試してみてください。
2017年11月