2024年5月20

【飛び込んでみよう!】

~常駐ITサポートで心掛けていること その2


前回(2024/2/26)に引続き、今までサポートを行ってきた中で私が意識していることをご紹介します。

〇 柔軟性と継続改善

IT業界は常に変化しています。現場のニーズも変化するため、柔軟な対応が求められます。新しい技術やツールについてアンテナを張ったり、既存のサービスを問題解決に利用できないか等よく調査したうえでの対応が必要となります。また業界だけでなく常駐先の環境も日々変化しているので、ITサポートとしてクライアントの業務をサポートするだけでなく、継続的な改善にも取り組むことが大切です。現場からのフィードバックや問題点を収集し、改善策を検討し実施することで、クライアントの業務効率や満足度を向上させることができます。

 

〇 安全性とルール順守

日々ニュース等で情報漏洩や不正アクセスが発生したといった報道が流れています。盗む側の攻撃も多様になっていますが、少なくとも私たちが担当するクライアントとの間でそういったミスを起こしてはなりません。お客様のデータや情報を安全に保管し、漏洩や不正アクセスが起きないように対策を講じることが重要です。また情報セキュリティと同様に、業務を行ううえで社内外や法律上の法令や規則を順守することも当然求められます。適切な手続きや届出を行い、法令違反が起きないようように注意することが大切です。

 

〇 誠実さと責任感

クライアントやその先のユーザ対して誠実な対応を心がけます。約束は守り、お客様の期待に応えるよう努めます。もしも万が一問題が発生した場合には、適切に対応し、クライアントやユーザに誠意を持って謝罪することが重要です。前回(2024/2/26)のコラム「振る舞い方」でも軽く触れましたが、私個人としてはまず「できます」と対応することを理想としています。ご相談いただくということはクライアントやユーザが困っており、私に信頼を置いていただいているということだからです。仮に正面突破できない課題だとしても別のアプローチが存在しないか検討します。ただ、ノープランで二つ返事するとかえって相手にも失礼ですし、自社のメンバーやベンダーにも迷惑を掛けかねません。上述のように、日ごろから様々なサービスやそれを利用した事例を知識として仕入れ、それをもとに責任を持って業務を遂行していく必要があります。

 

2024年5月

【鶴田光樹のコラム】

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