2018年7月2日

【日々ポジティブに取り組む為のマインドマップ活用術】

~グラフィックレコーディングに学ぶ~


マインドマップの活用法の一つとして、会議内容の可視化があります。会議の全体像がわかったり、キーワードが連想される過程が表されたりすることで、会議参加者との共通認識を持つことができる効果があると考えます。この効果を高めるために、より分かりやすくビジュアライズできないかと調べていたところ、グラフィックレコーディングの存在を知りました。マインドマップと見た目は異なりますが、会議内容を可視化するツールとして研究されているようです。今回はこのグラフィックレコーディングを学び、マインドマップをバージョンアップするヒントを探してみたいと思います。

グラフィックレコーディングは「絵」ではなく「アイコン」を使うとしています。議論を記録していく中でより短時間で表現できるように、物事を記号化して書きます。マインドマップで「絵」を描くことが苦手と感じている人は、アイコンを書くことを考えると、いくらか気持ちが楽になることでしょう。そして、どのように情報を捉えて書くかというと、「物事の事実」と「人々の感情」の2軸が重要であるといいます。このポイントはマインドマップにまとめたのでご覧ください。

マインドマップでもアイコンを使うことは、議論の流れに遅れることなく内容をビジュアライズできるため、有用であると考えます。また、「物事の事実」と「人々の感情」の2軸を意識して書くということは、マインドマップ自体の書き方というよりは、どのように議論を理解してアプトプットするか、という考え方に役立つと感じました。

グラフィックレコーディングのポイントを押さえたところで、次回は実際に書いてみた結果を共有したいと思います。

(参考:Graphic Recorder 議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書 清水淳子著)

2018年7月