2017年10月10日

【日々ポジティブに取り組む為のマインドマップ活用術】

~“受けっぱなしセミナー”はマインドマップで記憶に残そう~


先日、「アソシエNight」というイベントに参加しました。日経ビジネスアソシエ(以下、アソシエ)という雑誌のリニューアル記念に開催されたもので、今後誌面に登場される経営者の方々をお招きしてセミナーが行われました。バルミューダの寺尾社長、ウォンテッドリーの仲CEO 、AIR SPICEの水野代表、GRITの岡田社長といった、今話題の方々のお話を聞くことができました。自ら挑戦を繰り返してきた経験を語る方々の言葉は胸に刺さり、非常に刺激を受けた会でした。

そのセミナーの帰り道、登壇者の1人であったGRIT岡田社長の「講演を聞いても、次の日から何も変わらない日々を過ごす人が大半だ」という言葉をふと思い出しました。確かに、セミナーを受けた後は、独特の高揚感に包まれ「いい話を聞けた!頑張ろう!」と思うのですが、翌日から、または最悪の場合当日の夜にはすっかり熱が冷めてしまいます。しかし、今回の講演会で受けた刺激や印象に残った言葉は記憶に留めておきたいと考えた私は、マインドマップを活用してみることにしました。下記にポイントを記載しておきますので、皆さまも心に留めておきたいセミナーに参加された際には、マインドマップで記憶を強化してみてください。

【ポイント①】 話を聞いている最中は「大事!」と思ったらとにかく書き留める

マインドマップで講演メモを書いていると、慣れないうちは「この言葉はこのブランチに書いて大丈夫かな?」と迷います。そんなときは、直感で「ここだ」と思ったところに書いておきましょう。メモの段階では構成は気にせず、大事だと感じたところを言葉や絵にして、とにかく書き留めておくことが大切です。

下図は、セミナーの際に私が実際に取ったメモです。メモを書いた私でさえも読めるか危ういほどの字、無地ではなく罫線が入ったノート、単色のマインドマップです。ダメな例に見られがちですが、話しの流れが思い出せればよしとして割り切ってしまうのも一つのやり方です。

【ポイント②】 セミナーメモの情報を整理して再構成する

ポイント①で作成したセミナーメモが残るだけでも、そのセミナーを思い出す手助けになりますが、記憶をより強化するためには、情報を整理して再構成することをおすすめします。

最後に私が覚えておきたいことをまとめた「アソシエNight」のマインドマップを載せておきます。このセミナーで得たことを、周りの人に共有したいという目的もありましたが、何度か整理した過程で自分自身の心にも刻まれた結果となりました。

2017年10月