2021年628

【中小企業のIT投資は社長が仕切れ!】

~「DXを成功させる社長 81の心得」の原点は当コラム~

6月18日に日経BP社から「DXを成功させる社長 81の心得」を出版しました。

(Amazonサイト)

書名のとおり、DXに取り組む経営者、特に社長へのエールの気持ちを込めて出した書籍です。この「DXを成功させる社長 81の心得」の帯に大きな字で書かれたキャッチコピーは「DXは社長が仕切れ」です。

そう、このコラムのタイトルである「中小企業のIT投資は社長が仕切れ!」の精神を大事にしたいと思い、編集者にお願いをしました。すると編集者から「偶然か必然か!帯のデザイナーからも「DXは社長が仕切れ」がベストというまったく同じ意見が出てきました」との連絡があり、採用されることになりました。

この本は当コラムと私が日経BPの雑誌やウェブサイトに連載してきた記事の中からDXに関するものを選んで、加筆修正を行ったものです。IT投資もDX投資も最後に決断するのは社長の仕事です。社長の仕事は「決める」ことであると当コラムで繰り返し主張してきました。特にDXとなると主眼はD=デジタル=ITではなく、X=トランスフォーメーション=変革の方です。会社の変革ほど「言うは易く行うは難し」の仕事はありません。そして変革を成功させる最大の要因は社長の決意と決断です。

「DXを成功させる社長 81の心得」は200ページで10章81項あります。ぜひご一読いただきたいのですが、もしこの本で言いたいことを一言で説明せよ、と言われたらそれこそまさに「DXは社長が仕切れ」以外にありません。

変革が求められる時代の社長の市仕事の大変さと責任の重さは、社長にしかわかりません。そんな社長をこれからも支援していきたいと思います。

2021年6月