2015年3月9日

【システム企画のマインドマップ活用術】 (番外編)

~あなたの脳はまだまだ活性化できる!~


年が明けてからあっという間に春が来ようとしています。3月が期末の会社にお勤めの皆様は特に忙しい時期ではないでしょうか。そこで今日はシステム企画から少し離れてリフレッシュできるような内容で書いていきます。

いきなりですが質問です。

読者の皆様は、「創造性」は脳のどこに存在すると思いますか?

答えを言う前に、左脳と右脳の司る機能について見て行きましょう。

左脳は言葉、論理、数字、数列、直線性、分析、リスト、右脳はリズム、空間認識、ゲシュタルト(全体性)、創造力、空想、色、次元性でそれぞれ優位性を示すと言われています。

また、ネット上では右脳派か左脳派か診断できるサイトをよく見かけます。

http://luckybrains.zero-yen.com/shindan.htm

上記のサイトでは、情報をインプット(理解)、アウトプット(表現)する際、それぞれどちらの脳を使って考えているかという診断ができます。

余談ですが、私は両方とも右脳派でした。

さて、そろそろ冒頭の質問についてお答えしましょう。

答えは 右脳だけでも左脳だけでもなく脳の全体を使うこと、つまり「全脳思考」で創造力は発揮できるようになるのです。

それでは創造性を発揮したい場面に直面したときに全脳を使うにはどうしたらよいのでしょうか。

そこで活用するのが “マインドマップ” なのです。

セントラルイメージから広がるブランチは、放射状に広がっていきます。これは脳細胞が触手を広げていくのと同じく「放射思考」を活用しています(放射思考については前回のコラムを参照)。ブランチからのびていくサブブランチは階層化していき、思考が整理されていきます。このマインドマップを書く過程で脳全体が使われていることになります。

最近、スマホやPCが普及した影響で、ネット依存が増えているというニュースを耳にしました。ネットの使いすぎは脳の前頭葉の動きを鈍くしてしまい、再び前頭葉を活性化するために治療する病院もあるそうです。

マインドマップユーザーの私としては、たまにはスマホやPCから離れてアナログな手法に戻ってみることも、脳がより活性化されて「創造性」が発揮できるようになるのではないかと考えます。場合によってはデジタルのマインドマップ作成ツールを使用しますが…。

お疲れの皆様もそうでない皆様もマインドマップの全脳思考で脳を活性化させてみてはいかがでしょうか?

2015年3月