2021年8月30日
【日々ポジティブに取り組む為のマインドマップ活用術】
~TEFCAS思考で目標達成 ③Feedback(フィードバック)、Check(チェック)、Adjust(調整)~
前回のコラム(21/7/12)に引き続き、マインドマップの開発者のトニー・ブザンが提唱したTEFCAS(テフカス)という目標達成の思考法をご紹介します。
Trial :試行
Event :実行、出来事
Feedback:フィードバック
Check :チェック
Adjust :調整
Success:成功
Feedback:フィードバック
前段階の出来事の評価をするために、目標に対してどの程度できたかというフィードバックが必要になります。フィードバックがないと、目標への進み方に確信が持てず、想定でしか行動できなくなってしまいます。そして、一見マイナスのフィードバックは受けたくないと思うかもしれませんが、目標へ向かうために必要なことであれば、それは決してマイナスなことではありません。むしろプラスになるという捉え方で積極的にフィードバックを求めたいところです。
Check:チェック
受け取ったフィードバックが有効かつ正確なものかのチェックが必要です。脳は真実を求めるという特性上、疑わしいと認識したらその情報を受け入れません。フィードバックを受け入れるときも、その情報が信頼に足るかをチェックして有効なものを取り入れていくようにします。
Adjust:調整
目標に向かうための最終ステップとしてAdjust(調整)があります。フィードバックを受けて、再びTry-alls(試行)~Adjust(調整)を繰り返して目標に近づく道を進み、Success(成功)に到達するのです。このステップでは目標自体を調整する場合もあります。いずれにしてもSuccess(成功)で定義づけた目標を信じて頭に入れておけば、脳は成功に向けて行動を続けていきます。
以上がTEFCAS思考のステップです。マインドマップの開発で、脳の使い方についてプロフェッショナルとなったトニー・ブサンだからこそ生み出せるノウハウだと思います。まだ私たちの脳は未開発で無限の可能性があります。学校ではなかなか教えてくれない頭の使い方ですが、このコラムで興味を持っていただきご自身の可能性を信じてマインドマッやTEFCAS思考に取り組むきっかけになると嬉しいです。。
2021年8月