2017年8月21日
【日々ポジティブに取り組む為のマインドマップ活用術】
~内省の積み重ねで行動改革!~
今日は前回(2017/7/3)ご紹介した「できたことノート」の続きです。日々綴られた「できたこと」の中の一つについて深く分析をしていく内省についてお話ししていきます。
思考を深め、内省するためには自問が効果的とされています。そこで4つの質問が用意されています。
1.詳しい事実:具体的に何があったの?
4W1Hを意識すると、より具体的に表すことができます。つまり、出来事のWhen(いつ)、Where(どこで)、Whom(誰を、誰に)、what(何を)、How(どのように)について振り返ります。
2.原因の分析:なぜそれができたの?
できた理由を分析していきます。なぜ?を繰り返すと、より深く分析することができます。
3.本音の感情:いま、素直にどう感じているの?
できたことに対する気持ちや、原因の分析をした今の感情を正直に表現していきます。
4.次なる行動:明日からどんな工夫をしてみる?
1~3の項目を考えていく中で、もっとこうすればよかった、次はこんなやり方にしてみよう、などと行動の改良点がイメージされてくることと思います。その中で明日から具体的に実践することを書きます。
以上の4点を踏まえ、私はマインドマップで内省してみました。
前回コラム(2017/7/3)のできたことノートと合わせて内省も、まずは3週間、それが達成出来たら次は3カ月と続けていきましょう。内省を3カ月以上続けた人は、続けなかった人に比べて目標達成の度合いが約2.5倍も高いという結果もあるそうです。小さな変化を積み重ね、目標を達成していくツールなのです。また、私はマインドマップの特徴である「単語に細分化して表す」ことで、その時に様々な出来事や感情が想起しやすくなり、内省の一助となると考えます。
そして、なかなかマインドマップを書く習慣がつかない。。。とお悩みの方も、できたことノートに使うと決めれば、自然と書く習慣も身についてくつことでしょう。皆さんも「マインドマップ」と「できたことノート」をこの機会にお試しになられてはいかがでしょうか。
2017年8月