2016年2月22日

【システム企画のマインドマップ活用術】

~マインドマップ習得のための3つのA~


今回はマインドマップを習得したい時、大切となる 3つのA を紹介します。

Accept(受け入れる)

まずは師匠や模範となるものを真似る作業から始めます。

ルールに従って行うことや自分の知的限界について決めつけてしまうような先入観を持たず、ただ細部にわたり真似ることが大切です。「習うより慣れろ」ということわざもあるように、最初は体で覚えるのが良いようです。

Apply(活用する)

真似る作業を行うと基本の「型」が身についてくるでしょう。

その次は色々なパターンの技を、活用していきます。マインドマップで言うと、企画立案、読書、日々のtodoなど様々なシチュエーションで実際に100枚位書いてみて、日々活用している状態を目指します。もし、身近にアドバイスをくれる人がいれば、ぜひフィードバックももらうようにしましょう。

Adapt(順応させる)

この段階になると、技を自分のものにしており、そこに独創性を加え進化させていくことになります。

マインドマップは身につき、自分らしいデザインにしたり、オリジナルの使い方を加えるなど、さらにパワーアップを目指します。

ちなみに、古代東洋文明でも3つのAと似た考えで、師匠から弟子への技の伝承には「従う」「協力する」「分化する」という表現で3つのステップが必要であることが言われています。今回のお話はマインドマップの習得に限ったことではありません。何かを新しく学び、身に着けたい方は3つのAを意識して、粘り強く、且つ楽しんで取り組むと良いでしょう。

2016年2月