2022年10月17

【ビジネスシーンで必要なこと】

仕事におけるインプット・アウトプット


皆さんは「インプット」「アウトプット」という言葉を聞いたことがありますか?

ITの世界で働く人にとっては、コンピューターに関する用語だと当たり前に思われるかもしれませんが、ここ最近ではビジネス用語としても広く使用されている言葉となっています。今回はビジネス用語としての「インプット」と「アウトプット」を紹介していきます。

そもそもコンピューターに関する用語としての「インプット」は、コンピューターにデータを取り込む「入力」を意味しています。そこから転じてビジネス用語としては、「新しい情報やスキルを身に付けること」として使用されています。例としては、資格取得のために参考書を読む、ニュースを見て世間の動向を知るといった行動です。対して「アウトプット」はその逆で「出力」を意味しています。ビジネス用語としては、「身に付けた情報や動作などを発信すること」として使用されています。例としては、プレゼンや発表をする、OJTを行うといったことです。

では、「インプット」「アウトプット」することでどのようなメリットがあるのでしょうか。

① スキルや能力の定着に繋がる

インプット、アウトプットを繰り返し行うことで、スキルや能力の定着に繋がります。例えば、業務で使用するソフトウェアの知識を身に付けるといった場合、用意されているマニュアルを熟読するだけでは完全に知識を身に付けることは難しいですが、マニュアルに記載されていることを実際に試してみると、どのような挙動をとるかなどを実際に体験することができます。インプットしたことを実際にアウトプットすることで、記憶に残りやすくなりスキルや能力を自分のものにすることができます。

② 周囲の信頼を得られる

安定したアウトプットはパフォーマンスを向上させ、上司や同僚からの評価も高まります。また、様々なシーンでインプットした情報を適切に活かせるようになると、新たな繋がりを築くこともでます。

③ 仕事への自信に繋がる

できなかったことが無意識にできるようになるため、効率的に仕事を進められるようになり、生活の向上やOJTなどを行う技術を身に付けることができ、仕事への自信に繋がります。

「インプット」「アウトプット」することで、自らの価値を高め、自他ともに認められるような存在に近づけることができます。何気なく行ってしまっている普段の業務でも、改めて素直な気持ちで「インプット」「アウトプット」してみると何か新しい発見があるかもしれません。

2022年10月

竹内勇輝のコラム】

ビジネスシーンで必要なこと