2023年1010

目指せ!AWS認定マスター

第一回 AWS認定資格とは


今回からAWSに関するコラムを書いていきます。

とはいえ、AWSのサービスをつらつらと書いても役立つ情報になるとは思えません。このコラムでは、AWS認定資格を取得するために必要な知識・勉強法・コツを交えてAWSの魅力と実用性を解説していきたいと思います。

では、そもそもAWS認定資格とはなんでしょうか?

これはAWS社が実施している資格試験で、AWSを扱うスキルを公式に認定するものです。

合格すると証明書がもらえるほか、SNSのプロフィール、メールの署名、名刺などへのバッジの付与ができたり、なんと認定者向けのオフィシャルグッズといったものまで存在します。

 

認定資格は2023年10月時点で以下の12個が存在し、12冠達成者は毎年AWSからの表彰を受けることもできます。

基礎:1種

応用:3種

プロフェッショナル:2種

専門知識:6種

 

具体的にはどのような人が取るとよい資格なのでしょうか?二つ例を挙げてみます。

①インフラエンジニア

AWSに代表されるインフラ構築・管理を仕事にしている人たちです。おそらく今後インフラを考える際に、AWSを含むパブリッククラウド検討しないことはなくなるでしょう。この資格を持っていれば大いに仕事に役立ち、且つ対外的な信用度が上がることが見込まれます。

 

②IT業界への転職を考えている人

IT経験がない、でもIT業界に入ってみたいという人にもお勧めできます。その理由としてまずAWSを扱えるエンジニアが多くありません。これはAWSが比較的新しい技術であるためです。しかし、それとは逆にAWSの需要は爆発的に増えています。そのため、AWSエンジニアの数は慢性的に不足しているので、IT経験のない人でも採用されやすい要因となっています。もちろん、経験に勝る知識はないのですが、資格があることで最低限の知識保証をすることができます。

 

このように幅広い人にメリットのある資格と言えます。今回はAWS認定試験の概要を解説しました。次回からは具体的にAWSとはなんなのか、AWS認定者にはどのようなことが求められるのかを掘り下げていこうと思います。

 

2023年10月