2023年10月2日

【ビジネスシーンで必要なこと】

やるべきことの質を高める「時間と生産性」


皆さんは日々の業務のなかで、「時間に追われる」といった経験は少なからずあるかと思います。やるべきことが多すぎて何から手を付けてよいか、ということから考えなくてはいけないこともあるかもしれません。今回は時間の管理といった側面から、やるべきことにどう対処して生産性を向上させていくか、その方法について何点かご紹介します。

①目標や優先順位を設定する

期日などの明確なもので目標を設定し、それに合わせた優先順位を設定する方法です。優先順位は以下のポイントを考慮する必要があります。

・重要度→目標を達成するにあたって、顧客の要求などに基づいて判断

・緊急度→締め切りや期限などの時間制約で判断

・リソース→時間、人員、リソースを効率的に使用できるものを優先する

優先順位を明確にするためには、ToDoリストやカレンダーなどに記載するなどして決定していきます。

 

②タイムブロッキング

タイムブロッキングは、タスクを実行する時間をあらかじめスケジュールに入れておき、その時間はそのタスクに集中する手法です。一つの活動に集中することで、生産性や効率を上げることが期待できます。また、予定をあらかじめ埋めておくことで、スケジュール管理や時間の確保、さらには優先順位を明確にすることができます。

 

③ポモドーロ・テクニック

ポモドーロ・テクニックは、25分間集中して作業し、5分程度の休みを挟むことを繰り返す手法です。時間を区切ってやるべきことを細かく絞ることによって、「今からこれをやる」と集中するこができ、ストレスが軽減して生産性を向上できると言われています。

 

④不必要な時間の浪費を避ける

時間の浪費を避けるためには、注意散漫になることを最小限に抑える必要があります。特に在宅勤務などでは自己管理が重要になるため、SNSなどのノイズになるものを避けることが言わずもがな重要です。

 

⑤自分だけで行わない

全て自分で行う必要はありません。重要なものは自分で、その他は他のメンバーにお願いすることで時間を効率的に使うことができます。

 

⑥休息やリラックス

一見仕事とは関係ありませんが、適度な休息などを取ることも重要です。休みの日は運動や趣味など、メリハリを持って活動することでストレスの緩和や集中力につながります。

 

今回は時間に追われる日々の中で、どのように効率的にかつ集中して生産性を上げていくかといった手法をいくつか挙げてみました。どれも正解ではありますが、自分にあったものを見つけ出し、継続的に改善することが重要ですので、今回取り上げたもの以外でも良いと思った方法は積極的に試していきましょう。

 

2023年10月

【竹内勇輝のコラム】

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