汀間川のサキシマスオウノキ

65.汀間川のサキシマスオウノキ

特徴 根張リ0.7~1m高,範囲3~5mで板根を形成,幹から高く出る板根は主に東,北,西で1個ずつ,南で小1個,1m範囲外で根が分岐する。幹はほぼ真直ぐで深い縦の凹凸があり,溝にホウビカンジュが着生,2m高で5~7つに分岐,四方にのび,中1つが主幹となり上向,4m高で多数に分岐。着生はサクララン。活力4。

立地 汀間川の下流域,川沿い北辺のマングローブ林の後方やや乾いた泥地,マングローブ林床よリ0.5mほど盛り上がった林に生育する。北に20mで県道,他に中大径木3個体あり,最も北西にあるもの(県道から7mの位置)は本樹より根元が大きい,道路工事のため移植している。小径木は多い。亜高木にクロヨナ,シマシラキ,サキシマハマボウ,卜ベラなど,他にアダン,トウズルモドキ,マサキ,クロツグなどが出現する。(名護市の名木より)

所在 字汀間

形態

樹 高 9.0m

胸高直径 55cm

胸高周囲 1.72m

樹冠面積 70.1㎡

推定樹齢 70年