大川の伝統文化

大川の伝統文化

拝所と祭祀

廃藩置県後、那瀧や本部・今帰仁などから寄留した士族が形成した村で、伝統的な拝所はない。ただ、大浦部落の創始者が住んだとされるイセラという拝所は大川の地内にある。

伝統的な年中行事には、アブシバレーとエイサーがある。

芸能

大川には村踊りはないが、戦前までは大浦の村踊りに参加していた。大川からの出し物は棒と狂言で、特に棒は有名だったが、今はそれも途絶えた。5,6年前までは公民館広場にやぐらを組んでエイサーをやっていたが、今はやってない。以前はエイサーも盛んで、旧盆の晩に各戸を回り、山間の部落を賑わしていたという。ティーモーイ(手舞い)を中心にした軽快な踊りであったそうだ。

出典:「わがまちわがむら