古我知焼壺型黒釉子甕(登録924)

古我知焼壷型黒釉子甕(ジーシガーミ)(登録924)

種別:有形文化財(工芸)

指定年月日:平成4年12月1日/市指定

所在地:名護博物館

(説明)

古我知奥又原で焼かれた焼物で、開窯は不明だが閉窯は今から約160年前だと伝えられています。上焼がほとんどで無釉の焼締は多くありません。陶土は白色を使用し、釉薬は灰釉・鉄釉が多く、布ぶき、ワラぶきといわれる独特の技法に特徴があります。窯跡は県指定の史跡。

この厨子甕にはタックヮーサー(盛付)の仏像はなく、蓮花のみの装飾です。高さ54cm、口径27.8cm、胴部40cmを測り、黒釉が施されています。