饒平名の文化遺産

饒平名(よへな)の文化遺産

屋我地小学校の校庭には見事なアコウの古樹がある(昭和54年3月市天然記念物指定)。 樹齢80年以上と推定され、高さは10m、直径115cmもある。昔、この場所は死霊との別れをしたマブイワカリの一角といわれる。現在は子供らの格好の遊び場となっている。

饒平名については、昭和42年に仲宗根重吉氏により『饒平名郷士誌』が著わされている。 名護市における初期の字誌である。氏はまた、『屋我地郷土誌』(昭和50年)や『マースの話』(昭和55年)など、精力的に地域の記録づくりを進めておられる。

屋我地中学校に近く、掟原に「屋我地村慰霊之塔」が建つ。碑面には、村出身戦死者189 名の名が刻まれる。

地域史料として注目されるのは、「屋我ノロクモイ跡役採用聞届書」(明治32年)、「仕明請地帳」(1853)、また土地売渡証が 17点確認されている。

饒平名の伝説・昔話

ヤンバサカーの魚取り

出典:「わがまちわがむら