向上会

向上会(こうじょうかい)

明治期に政府の指導により制度化された組織である。小学校を卒業した15、6歳から24、5歳までを青年会と呼び、25、6歳から40歳くらいまでの壮年で組織されたものを向上会と呼んだ。青年が妻帯したら年齢に関わらず会員になる場合もあった。村の中心をなす組織で、向上会を終えると「有志」と呼ばれる隠居扱いとなった。

出典:「芸能