マヤーガーの由来

マヤーガーの由来(勝山の伝承話)

勝山のことを昔は「マヤーガー(猫川)」と呼んだ。昔、ある男が猪を捕りに勝山の山に登った。その時、喉が渇いたので、水を探していると、薮の中からびしょ濡れになって猫が飛び出してきた。男がもしやと思って、その薮の中を探してみると、きれいな水がこんこんと湧き出ている泉があった。それで、この泉を「マヤーガー」と呼ぶようになり、その近くの部落もそう呼ぶようになった。 (昭和56年民話調査より)

出典:「わがまちわがむら