考古資料集 名護市史資料編4

◇考古資料集(名護市史資料編4)

A5版 344頁 平成10年3月31日発行 ¥1,500

名護市内遺跡の紹介だけでなく、「名護市域の遺跡の多くがグスク時代の遺跡であり、そのほとんどが近世ムラに系譜的につながる」という調査成果をもとに、近世のムラがどのように形成されたかという視点で編集された。

目次

口絵カラー写真

刊行のことば

凡例

第1章 総説―名護・山原の村

1 名護・山原の村と島尻の村

2 近世の「山原的村」

3 名護山原的村の形成過程を考える

第2章 考古学からみた名護

1 琉球―沖縄の考古学的時代区分の概説

2 名護の旧石器時代・貝塚時代

3 古琉球のシマ・マキヨから近世村へ

第3章 考古関係資料の分析

1 名護市稲嶺のしゃこがい科製沈子追補

2 グスク時代羽地の遺跡群と近世の間切・村

3 近世羽地間切の村と耕地

4 擂鉢編年からみた近世琉球窯業の展開

―古我知窯出現の年代と背景―

第4章 遺跡調査の概要

1 饒平名島之川水田の発掘調査

2 久志貝塚と水田遺跡

3 発掘調査報告された遺跡の概要

名護貝塚

フガヤ遺跡

田井等遺跡

羽地間切番所遺跡

仲尾次上グシク遺跡

溝原貝塚

宇茂佐古島遺跡

部瀬名貝塚

4 名護市の遺跡分布調査の概要

あとがき

専門部会の経過と構成

名護市史編さん委員会