社会と文化 名護市史本編7
◇社会 と 文化 ( 名護市史本編 7)
B5版 720頁 ¥3,000
平成14年 5 月15日発行
名護市民の生活の様子をいきいきと描き出すことを目的に編集され、名護市の生活環境、 生活基盤、衣食住、社会組織、文化活動、歴史的背景を91の項目から追った。最終部 「人と時代」では名護市各地区を象徴する仕事、事業などを担った人びとの生活を本人からの聞き書きによりまとめている。
目次
序
刊行のことば
第1部 風土と生活環境
はじめに
1章 名護市の地理的形態
1節 名護市の位置と面
2 節 地理的環境の特色
2章 生活環境としての自然
1節 海と海岸線
2節 山と生きものたち
3節 川と生きものたち
3章 生活環境の形成
1 節 土地利用
2 節 水利用
3 節 林野利用
4章 生活基盤の形成
1 節 道路網の形成
2 節 港・海路の形成
3 節 集落の形成と構成
第2部人と生活はじめに
1章 人口と世帯
1 節 人口・世帯
2 節 就業形態
3 節 通婚圏
2章 日常生活
1 節 生業
2 節 食生活
3 節 住生活
4 節 衣生活
5 節 病気と治療
6 節 余暇活動
7 節 相互扶助
3章 非日常生活
1 節 年中行事と生活
2 節 慶弔と生活
3 節 非日常的事態
4章 生活環境
1 節 交通・通信手段
2 節 環境問題
3 節 米軍基地
第3部 市民のための組織
はじめに
1章 自治等組織
1 節 行政組織の変遷
2 節 名護市の自治会
3 節 新興地域の自治会組織
4 節 年齢と性による団体 老人会、婦人会、青年会ほか
5 節 郷友会・地人会
6 節 名護市における社会奉仕団体 名護ライオンズクラブと名護ロータリークラブ
2章 生産のための組織
1 節 農業生産者組織
2 節 漁協
3 節 製造業
4 節 商工業関係
5 節 金融・保険
6 節 労働組合
3章 生活のための組織
1 節 共同店
2 節 消費者組織
3 節 名護市における市民の学習組織
4章 統合・専門的職業のための組織
1 節 宗教
2 節 専門職業集団
〈司法機関と法曹〉
〈北部地区医師会〉
〈北部地区歯科医師会〉
〈北部地区薬剤師会〉
〈看護職能〉
5章 広域組織
1 節 官庁
2 節 保健・医療・福祉
〈国立療養所沖縄愛楽園の歴史〉
3 節 学校
第4部 文化活動と地域づくり
はじめに
1章 創作芸術・文学・美術・音楽
1 節 文学・評論・学術
2 節 美術工芸
3 節 音楽(洋楽)
2章 芸術と武術
1 節 芸能「組踊」
2 節 武術
3章 地域づくり
1 節 村遊び
2 節 エイサ ー・ウシデーク
3 節 環境保護運動
4 節 衛生思想運動
5 節 生活改善運動と新生活運動
6 節 思想運動
7 節 名護市における地域史づくり・字誌づくり
8 節 地域づくり運動
〈新図書館づくり〉
〈幸地川を蘇生させる会〉
〈アユの棲む「川」の再生へむけて〉
4章 まつり・イベント
1 節 名護さくら祭り
2 節 名護夏祭り
3 節 ツール・ド・おきなわ
4 節 サントピア沖縄名護緋ざくらマーチ
第5部 外との交流
はじめに
1章 移民・植民
1 節 海外移民
2 節 植民
3 節 国際交流
2章 出稼ぎ
1 節 県外出稼ぎ
2 節 県内出稼ぎ
3 節 郷友会
3章 留学・進学
1 節 海外留学
2 節 県外留学
3 節 進学・就職
4章 兵役・引揚げ
1 節 兵役・復員
2 節 疎開・引揚げ
5章 外来者の影響
1 節 第二次世界大戦前
2 節 第二次世界大戦後
第6部 人と時代
はじめに
1 市場で野菜店を営む 〈名護地区〉
2 泡盛製造業 〈名護地区〉
3 漁業 〈名護地区〉
4 セメント瓦製造 〈名護地区〉
5 養鶏 〈羽地地区〉
6 米作り 〈羽地地区〉
7 旅立ち御願、そして解き御願 〈羽地地区〉
8 サトウキビ・パイン作 〈屋我地地区〉
9 養豚業 〈屋我地地区〉
10 基地の街、辺野古「アップルタウン」で暮らす 〈久志地区〉
11 山仕事 〈久志地区〉
12 砕石業 〈屋部地区〉
13 南洋移民 〈屋部地区〉
14 大阪大正区―旋盤工場がささえた沖縄返還運動 〈県外〉
15 横浜市鶴見区の名護市人 〈県外〉
名護市年表
索引
執筆者一覧
あ と が き