大浦

大浦(おおうら/うぷら)

大浦の現況

世帯47 人口116 面積3.14k㎡

大浦は、方言でウプラと呼ばれ、大浦湾に面していることから「大きな浦」とも、あるいは「大川」(宮城真治:沖縄地名考)とも解されている。多野岳の南斜面を水源とする大浦川(流長5.30km)が南流し、大浦湾に注ぎ出る。大浦川の河口付近にはマングローブの群落がある。

集落は大浦湾の奥、小字ウラトミ(浦富)にあり、大浦川の河口左岸の沖積低地に立地し、碁盤目状の形態をなしている。県道70号線(名護国頭線)が大浦橋で南に向けカーブし、県道18号線が大浦川沿いに北の大川に向けて通る。ナハミチ(那覇道)が、集落の景観を東西に二分する形で南北に通る。集落の背後(東側)は、ヤーヌイヤーマと呼ばれる丘陵地となっている。伝統的には、公民館を挟んで南北に区分されている。

主な施設に、大浦集落センター・大浦共同売店がある。

出典:「わがまちわがむら

人口131 世帯数45

近世史料には「おほら村」「宇富良村」とみえる。廃落置県後、首里、那覇、泊、中頭や本部などから士族が移住し北部と西部に屋取集落をつくる。昭和2年、前者は大川、後者は二見として行政区が成立。戦後一時期瀬嵩地区(市)に属する。大浦湾は景勝地として知られるが、戦前には山原船の出入りで賑わった。大浦川河口には県内有数のマングローブ林が広がる。

出典:「名護市の小字

大浦のわがまち・むらのアルバム

大浦の集落・環境屋号図

大浦の小字 区界図と小字一覧

大浦のあゆみ、小年表

大浦の人口と産業

大浦の自治と活動(現在行われる年中行事も含む)

大浦の伝統文化

大浦の文化遺産