屋部の八月踊り

屋部の八月踊り

種別:無形民俗文化財

指定年月日:昭和63年1月12日/県指定

所在地:屋部77番地

「屋部の八月踊り」は、民俗芸能演目のみではなく、芸能が行われる行事を含めて指定した県内最初のものです。その指定理由として、ミンクバイ(面配り)から慰労会までの行事を伝統的なやり方によって遂行し、師匠によって伝統の<技>をきちんと後継者に指導している点であり、沖縄の村踊りの型をよく残していることです。

八月踊りの日程は、旧8月7日にメージュクミ、8日にスクミを行い、中一日おいて、10日が正日、11日が別れという、毎年決まった日程で行われます。正日には、神人がアサギで御願をした後、道ジュネーで部落内を回り、その後、神に奉納するために「長者の大主」「コテイ節」「稲褶り節」が演じられます。

芸能プログラムは、ほぼ毎年固定していますが、最後に行われる組踊りについては、「大川敵討」「久志の若按司」「国吉之比屋」「本部大主」「矢蔵之比屋」の5つが2年交換で演じられています。 (名護市HPより)