玉城盛義

玉城盛義(たまぐすくせいぎ)

1889−1971。舞踊家、芝居役者、組踊役者。玉城盛重の甥。戦前は辻遊郭を中心とした地域で舞踊を教えた。1932(昭和7)年、那覇の大正劇場で高安高俊が経営する真楽座の座長をつとめ、真境名由康が率いる珊瑚座と沖縄演劇界を二分する勢力を誇っていた。戦後は玉城流玉扇会を率いて優秀な舞踊家や組踊役者を育成した。

出典:「芸能