嘉陽の小字 区界図と小字一覧

嘉陽の小字一覧

アガーリ[東]

集落を東西に分けてそう呼んでいる。旧6月26日には東西に分かれての綱引きがある。

イリ[西]

集落を東西に分けた西側。東に他対する。

マンカバロー[マンカ原/マンカ]

部落の発祥地、上グスクの真向かいに位置しているのでそう呼ぶ。

ギキバロー[ギキ原/ギキ]

ギギ浜は終戦後、部落の人以外の避難民が死んだ時にうめたところである。また、近くの浜には「フリカジャーラ(河童)」が出たという伝説もある。

ハータバロー[川田原]

この中に、ハータバロー、アソミ、ナコガチという三つの又がある。

ハヨーバロー[嘉陽原/嘉陽]

部落では嘉陽原とはいわない。一体は嘉陽部落の田んぼが集中しているところで、ウプウックと呼ばれている。

ヤマダバロー[山田原/山田]

北西の山麓には山田ガーという泉があり、ウブガー(産川)として尊崇されている。

ソージュ[サウズ原/サウス]

部落の後方にいちしていて、畑がジュー(尾)の形をしているところからソージュとよんでいるそうだ。現在、オリンピア森とも呼ばれている。

ピジャーバロー[比嘉原/比嘉]

部落の東側に位置し天仁屋と区界を接している。

プクジバロー[福地原/福地]

嘉陽は10の小字からなる。集落域はアガーリとイリに分かれる。マンカバローは村発祥の地と伝える。西のギキバローの浜にはフリカジャーラ(河童)が出たという話が語られる。集落うしろのハヨーバローは数年前まで水田であったが、ウプウックと通称している。ハータバローには、ハータバロー・アミン・ナコガチの3つの又がある。

出典:「わがまちわがむら」「名護の小字