大浦の文化遺産

大浦の文化遺産

大浦には指定文化財はないが、いくつか誇るべき名木がある。まず、大浦川河口付近一帯に群生するマングローブ林は、メヒルギ・オヒルギを主な樹種とし、沖縄本島ではその広さや保全状況から見て最も良好なマングローブ群落とされる。マングローブ林は、熱帯から亜熱帯の海岸近くの河口で、海水と淡水が混ざりあうところに生育し、沖縄が分布上の北限とされている(名護市の文化財第二集)

ほかに、大浦の集落に入ってすぐの所にある珍しいイチョウの木(推定樹齢70年)や、公民館広場に大きく見事に伸びたガジマル(推定樹齢90年)、また御獄に生育するアカギ(推定樹齢80年)など、老樹名木が多い(名護市の名木)。

なお、元の場所は不明だが、「ホ・をけまた原」(桶股原)と刻まれたハル石が一基確認されている。

出典:「わがまちわがむら

大浦の昔話・伝説

有津ウフワター フェーシ大主と大浦

出典:「わがまちわがむら