三原

三原区(みはらく)

三原は、方言でミハラと呼ばれる。名称は、汀間のシネーガキ(志根垣)・ミチェーガキ(道垣)・ゲーヤ(慶屋)の三つの原(はる)を割いて行政区にしたことに由来する。これらの呼称は集落を呼ぶ地名として残っているが、明治36年以後の小字にはない。汀間川がナカダ付近まで入り江をなし、志根垣川・慶屋川・福地川が汀間川と合流する。それらの川沿いに集落が立地し、また農地にも利用されている。水利に恵まれ、昭和40年代まで水田が多くみられたが、現在は殆どがキビ畑になっている。三原は、久志村で最も水田が多かった。

県道70号線(名護国頭線)が、汀間川沿いを通りナカダで安部方面に曲がる。

三原は、寄留者たちによって形成された分散形態の集落である。志根垣川沿いのシネーガキ、その東に位置するミチェーガキ、スルギ、公民館付近がナカダ、慶屋川沿いがゲーヤマタ、汀間川中流付近にフクジ、汀間川上流付近にカヨウマタ、福地川沿いにアブマグの集落が散在する。典型的な屋取集落をなしている。

主な施設に、三原小学校(2009年2月閉校)がある。

出典:「わがまちわがむら

三原のわがまち・むらのアルバム

三原の集落・環境屋号図

三原の地形・小字 区界図と小字一覧三原・民俗地図解説

三原のあゆみ、小年表

三原の人口と産業

三原の自治と活動(現在行われる年中行事も含む)

三原の伝統文化: 三原の年中行事

三原の文化遺産