二見

二見(ふたみ)

二見の現況

世帯32 人口87 面積5.36k㎡

二見は、方言でもフタミと呼ばれる。その由来は、大浦湾に面した楚久原と杉武田原の二つの小字からなることによる(久志村誌)。

あるいは、二つの集落が目に見えるからだともいう(国頭の村落)。北は国頭山地に連なり、周辺に100m級の山がある。南に大浦湾があり、二見はその奥に位置している。楚久の海岸は、さらに小さな湾をなしている。県道70号線(名護国頭線)が、集落の南側をかすめるように通る。

集落は、明治12年の廃藩置県以後に首里・与那原・平安座・本部・名護などから移住してきた寄留人によって形成された屋取集落である。杉田川の支流沿いと楚久川沿いに立地し、小集落を形成している。

出典:「わがまちわがむら

人口・90 世帯数 31

廃藩置県後、首里、中頭や北部各地から移り住み、大正期には80軒を数えたという。昭和2年、大浦から2字を割いて行政区二見が成立した。戦後、収容時期には、疎開、避難の人々であふれ、久志市が設けられた際、楚久は二見区、杉田は東喜(トーキ)区に分かれた。が、昭和21年末には元にもどる。昭和26年地籍字となる。新民謡の「二見情話」の舞台である。

出典:「名護市の小字

二見のわがまち・むらのアルバム

二見の集落・環境屋号図

二見の小字 区界図と小字一覧

二見のあゆみ、小年表

二見の人口と産業

二見の自治と活動(現在行われる年中行事も含む)

二見の伝統文化

二見の文化遺産