古我知焼黒釉耳付壺
古我知焼黒釉耳付壷(ミスガーミ)
古我知焼黒釉耳付壷(ミスガーミ)
種別:有形文化財(工芸)
指定年月日:平成4年12月1日/市指定
所在地:名護博物館
(説明)
古我知奥又原で焼かれた焼物で、開窯は不明だが閉窯は今から約160年前だと伝えられています。上焼がほとんどで無釉の焼締は多くありません。陶土は白土を使用し、釉薬は灰釉・鉄釉が多く、布ぶき、ワラぶきといわれる独特の技法に特徴があります。窯跡は県指定の史跡。
この耳付壷は、ミスガーミ(みそがめ)として使用されたもので、高さが69.6cm、口径が18cm、同部が35.8cmを測り、胴部に3個の横耳が貼付されています。黒釉が施される古我知焼を代表する作品です。