辺野古の小字・区界図と小字一覧

辺野古の小字一覧

フィヌクバル[辺野古原/辺野古]

辺野古の集落の中心地。

ウムイバル[思原/思原]

海岸沿いを走る道路の近くに辺野古でも古い墓であるミーバカがある。

ナガサキバル[長崎原/長崎]

昔、九州の長崎から船を出した人が岬の一本松の近くに漂流し、一命をとりとめた。その人が長崎という名を付けたという伝説がある。

シチヤフクジバル[下福地原/下福地]

キャンウ・シュワーブの演習地があり丘陵地帯である。

ウイフクジバル[上福地原/上福地]

国道329号線が走り、道路の右側はキャンプシュワープの基地になっている

メーガキバル[前垣原/前垣]

豊原と区界を接し、背後に久志岳、辺野古岳がそびえる。ほとんどが米軍の演習地である。

ミナトゥバル[港原]

部落の西側を流れる辺野古川は、昔、山で切り出した杉材などの木材を山原船に積み出した川。また、河口は台風の時に山原船が避難したところでもある。

ウェーザトゥバル[親里原/親里]

辺野古の発祥の地として伝えられる。親里原の名前も辺野古の生みの親ということで付けられたという説がある。

メーヌウィバル[前上原]

集落の前方に位置しているところからそう呼ばれる。海岸の近くに「イケワタンギャー」という川があり、そこは、昔、梅毒に感染した男たちが身を清めるところだったという。

辺野古は9小字からなる。集落の中心はフィヌクバルに位置する。ウェーザトゥバルは辺野古発祥の地と伝える。辺野古川が注ぐミナトゥバルは、昔、山の材木を山原船で積み出したところである。東のウムイバル・ナガサキバル・シチャフクジバルー帯は現在キャンプ・シュワーブ基地の区域になっている。

出典「わがまちわがむら」「名護市の小字