饒平名

饒平名(よへな/ゆぴな)

饒平名の現況

世帯108 人口356 面積2.11k㎡

饒平名は、方言でユピナと呼ばれる。その意味は、饒波や伊野波と同様、広い原という説(沖縄地名考)があるが、定説はみない。屋我地島の南側に位置し、羽地内海に面する。旧屋我地村の中心地で役場や郵便局などの施設があった。集落は琉球石灰岩からなる緩やかな斜面に立地し、碁盤目状をしている。東方の運立(ウンダチ)、武田(ブタ)にも小集落がある。南側から東側に平坦地があり、かつて水田のあった所である。塩田もあったが、学校の運動場の造成のために埋められてしまった。また、馬場のあった所は、マーウイ(馬上)と呼ばれ小字名として残っている。

集落の周辺には、見事な群松(ブリマツ)があったが、それも見られなくなった。東側の小字ピラダ(平良田)は、農業構造改善事業(昭和49年)と県営圃場盤備事業(昭和51年)で大規模な区画整理を伴う圃場整備がなされた。一周道路県道110号線の整備や農道幣備により、交通はたいへん便利になった。

主な施設に名護市役所屋我地支所.屋我地中学校・屋我地小学校・屋我地給食センター・羽地農協屋我地支所.屋我地郵便局・屋我地巡査駐在所・沖縄緑化開発センターなどがある。

出典:「わがまちわがむら

饒平名のわがまち・むらのアルバム

饒平名の集落・環境屋号図

饒平名の小字 区界図と小字一覧

饒平名のあゆみ、小年表

饒平名の人口と産業

饒平名の自治と活動(現在行われる年中行事も含む)

饒平名の伝統文化

饒平名の文化遺産