フェーシ大主と大浦

フェーシ大主と大浦(大浦の昔話・伝説)

今の大浦の村がある所がまだ海だった頃、フェーシ山にフェーシ大主という人が住んでいた。大主は、毎日その海に降りて行き、魚取りをしていたので、そこがだんだんと陸地になっていくのがわかった。そこがちゃんとした陸地になった頃、フェーシ大主はそこに住むようになったという。それから大浦の村ができたそうだ。(昭和59年民話調査より)

出典:「わがまちわがむら