入羽

入羽(いりふぁ)

琉球舞踊の様式の一つで、特に古典女踊りで意識している。「入端」とも書く。踊り手が踊り終える際の構成部分または技法のこと。例えば、古典女踊り「かせかけ」の場合、「干瀬節」「七尺節」「さあさあ節」の三曲で踊るが、「さあさあ節」は入羽の歌曲であり、それに合わせて踊る踊りが入羽の踊りである。その際、振り返る所作があるのが特徴である。

出典:「芸能