シガマ森のお粥戦争

喜瀬の後ろにシガマ森という村の大切な御獄がある。

大昔、中国と戦った時、その森は隠れ場所だった。しかし、沖縄には武器も何もなかったので、敵が攻めてきたら鍋にお粥をたくさん炊いてその森から流し、足をゆでてやろうと考えた。いよいよ敵が攻めてきたので、森の上から熱いお粥を流した。ところが、敵はそのお粥が冷えるのを待って、それを食べ、ますます元気になって攻めてきたという。