歌劇

歌劇

沖縄芝居の様式の一つ。歌詞を民謡にのせてうたうことを主体にして、ときにせりふを交えて筋をはこぶ。初期の作品は「あばぐゎへい」「りんちゃ−ば−ち−」「主ん妻」「茶売や」など短編である。1910年(明治43)4月に沖縄座で上演した「泊阿嘉」が大当たりして、そのころから本格的な歌劇が上演されるようになる。「泊阿嘉」「奥山の牡丹」「伊江島ハンドー小」を三大悲歌劇と称している。

出典:「芸能